オックスフォード通信(114)アフリカからの研究者

ひょんなことからアフリカからオックスフォードに来ておられる方々と昼食を共にしました。

ひとりは、ブルキナファソのピーターさん、もう一人はギニアのサマーさんです。

お二人とも医学系の研究をオックスフォードでしておられるとのこと。サマーさんによるとギニアのOfficial Language はフランス語で、母語は現地の言語があるとのこと。日本の中学に当たるSecondary School から外国語学習が始まるとのことですが、サマーさん(うーん、30代後半かな)の頃はアラビア語で、現在は英語が該当するとのことです。

他に一緒にいたのは、法学を研究しておらえる日本の研究者のKさんに、シリアの研究者(ビジネス研究)のオマールさんです。

当たり前と言えば当たり前ですが、このような集まりで使われるのは英語です。これはオックスフォードだからではなく、場所がパリでもアムステルダムでもニューヨークでも同じだと思います。英語を国際語として使うというのはこのような場面なのだと実感できます。英語を母語とするいわゆるネイティブ・スピーカーはひとりも含まれていません

いろいろな話をしたのですが、思ったのはアフリカについてほとんど知らないと言うこと。ちなみにサマーさんは日本の長崎大学で7年間研究生活を送っておられたので京都をはじめ各地を訪れたことがあるようで日本通です。

さて、まず地理が分かりません。ピーターさんは陽気な感じの方ですが、ブルキナファソと言われても、アフリカのどこにあるのか、説明を聞いてもイメージが沸きません。ギニアでやっとそういえば高校の世界史や地理で学んだな、というくらいです。ただサマーさんにギニアについてお聞きしていると徐々に分かるところは分かってきました。季節は雨季と乾季で、今は雨季に当たるとのこと。医者はギニアでも尊敬される職業で待遇もいいため、医師免許をとるとフランスで医師をするためギニアを離れてしまう人達が多いとのこと。

サマーさんはあまりアクセントがありませんが、互いに聞き返すことが多いのも特徴です。ただ一方的にどちらかが「分からなくてごめんなさい」というような卑屈な気持ちにならないのも面白いところです。

つくづく、私はアフリカについて知識がないな、と思ってしまいました。私が大学時代にヨーロッパ旅行をした際に、モロッコを訪れたことがあるといったら話がもりあがりました。このような出会いがアフリカについて興味を持つキッカケになるのでしょうね。シリアのオマールさんについてはまた別の機会に書きたいと思います。

(2018.7.19)

★今回の教訓:世界各国から研究者が集まっているのもオックスフォードの強み。京大もそのはずなんだがあまり交流の機会がないような。気のせいか。
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