オックスフォード通信(87)日本語習得

6月、ろくがつ

昨日、日本語を勉強しているPさんに会いました。日本やアジアについての本を英語で出版されるようなのですが、漢字の読み方について話していました。Referenceの一部に、六月号というのがあったのですが、問題は「月」の読み方なんですね。

もちろん、ガツなんですが、よく考えると、ろくつき、ろくげつとも読めます。私達も恐らく小学校の時には読み間違いをしていたと思うのですが、長い年月の間におそらく1000回以上この言葉に接したり、このロクガツゴウという言葉の響きに日本語のリズムを発見してしっくり来ることをどこかで納得(直感)したのでしょう。

日本語が母語でない人が日本語を話したり読んだりするのを見ていると昔の母語習得のプロセスが少し見えるようです。それ以上に興味深いのは英語を外国語として習得する際にも同じことが言えるんだろうということです。NES (Native English Speaking) から見ると稚拙なミスも当たり前のことなんでしょう。お互い様ということですね。英語のミスについてお互い様とか仕方ないよ、と(イギリス人がロクツキゴウと読んだら逆にすごいと思いませんか)思える事が大事なんだと思います。

改めて言葉の習得に大事なのは意欲とこのようなちょっとした心がけだと思います。長い道を歩いて来て振り返ったらすごいと思うけれど、歩いているときにはいろいろな事があるのですね。にも関わらずある程度のゴールまで歩き続ける事が大切なんだと思います。

(2018.6.22)

★今回の教訓:エラーは不可避というけれど言語習得はエラーの連続。エラーを沢山する環境を作ることも重要。そのためには、英語は二番目の言語で日本語に付け足すもの、しかもNESになる必要がないというグローバルEnglishの意識を持つ事が重要。
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