オックスフォード通信(85)すいませんでした

日本の地震のことはイギリスでもニュースで取り上げられています。

大阪が地震の中心であったことは衝撃ですし、私の勤務校は京都、自宅は亀岡なのでこちらにいてもお見舞いのメールをいただいています。自宅も研究室も外からは被害のないような状況です。温かいお心遣いに感謝申し上げます。

このようなニュースを聞いて、英語では、I am sorry for that.” ということになるでしょう。ところで、昨日会った日本が大好きで日本語を勉強しているという33歳のイギリス人女性は私に日本語で「それはすみませんでした」とお見舞いの言葉を言ってくれました。

その気持ちはうれしかったのですが、同時に英語を母語とする人が日本語を勉強するのも大変なんだなと思いました。きっと彼女は頭の中で I am sorry とまず思い浮かべ、その次にそれを英語→日本語に翻訳して私に言ったのだと思います。

よく私達が言う英語が自然ではないと言いますが、外国語で自然なことなんてあるのだろうか、と思います。特に、英語をグローバル・リンガフランカとして使うときには母語とする人達はそこは目をつぶることが必要だと思います。

PS. 今日はオックスフォード大学で名誉学位の授与式が行われていました。Encaenia(ギリシア語)と呼称されています。”a festival for renewal” という意味だそうです。映画監督の Martin Scorsese (The wold of wall streetなど)ら7名の方が名誉博士号を授与されていました。式典に参加した教授陣でしょうか、街中にアカデミックガウンを着た方々をほうぼうで見かけました。

(2018.6.20)

★今回の教訓:もう一つの言葉の使い方で悩んでいるのは日本人だけではない。
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