オックスフォード通信(39)ゲスト(2)Queue

日本から初のゲストと先週日曜日に市内観光に出かけました。

さすがに日曜日ということもあるのでしょうか、あちらこちらで行列(イギリスでは、行列のことをQueue = キュー、と言います)ができていました。St. Mary’s Churchの塔に登ろうと思ったら一体何時間またないといけないの?というくらい多くの人が待っているし、ボードリアンライブラリーのツアーも Christchurch Collegeも然りという感じでした。

行列はいいのですが、こちらで閉口するのは行列が進まないことです。ボードリアンライブラリーのツアーは5分待っていても1cmも進まない感じです。なぜなのかと思ってその最前線に行ってどのようにチケットを売っているのか見ているとどうやらどこかで見たことのある風景です。そうです、北米のスーパーマーケットと同じです(大きなスーパーは別です)。窓口であーでもないこーでもないと話を延々としているのです。日本人からすると、何時のツアー、何名、幾ら、支払い方法。これで済みなのですが、そのツアーはどんなところを回るのかとか、もう一つのツアーとの違いとか、延々と話し込んでいるのです。

この風景を見ていて、なるほどと思ったことがあります。京都の市バスに乗っている外国人です。バスの運転手に降りる際に何だかんだと言って降りるのに時間を取っている外国人旅行客をしばしば見かけるとことはありませんか。私は見かける度になんとはた迷惑な人達なんだ、バスが遅れるではないか、と内心いつも怒っていたのですが、それは世界観が違うということなんですね。長年の謎が解けた瞬間です。

回りよりも自分の今のビジネス、しようと思ってることが重要なんです。自分の後に長蛇の列が出来ていようが自分が聞きたいことを聞いてからチケットを買うというのですね。バスでも乗る際にチケットを購入するのですが、どれだけ遅くなっても誰も文句を言いません。日本人の回りを気にする性分が抜けない私は正直イライラするのですが、いいこともあります。バスに関しては、高齢者の人がコマ送りのようにスローモーションでバスに乗ってくるのですが、みんなが温かく見ている姿は心が温まる感じがします。

このようなときにはどのようなストラテジーがいいか、考えていたのですが、決してイライラしないようにあきらめて待つことしか今のところ思い浮かびません。ただ、肝心の私達の番の時にはテキパキとした受け答えだったのですが、肝心の金額を受付嬢は間違えていました。一人£6で3名なのに£21とのたまうのです。それはおかしいと文句を付けている内に私も結構時間をとってしまい、後で並んでいる人達からは日本人、お前もか、と思われたかもしれません(でも、おかしいことにはおかしいと言わなくては)。

(2018.5.5)

★今回の教訓:文化の違いは大きいが、一つ一つ理解してゆくことは重要だ。世界は誰を中心に回っているのか。ヨーロッパはいまだに地動説なのかもしれない。f:id:wakazemi:20180429141055j:image

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