オックスフォード通信(25)193段

4.21は一般的にはエリザベス女王のお誕生日ですが、我が家ではそれ以上に重要な方のお誕生日です。

奥様です(女王様と同じ誕生日とはついていますね。ただ女王様の誕生日は4月は祝日が重なるということで6月を祝日にしているそうです。日本でも私と同級生の次期Emperor [年が同じだけでもちろんご学友ではありません] が2月生まれなのでこのまま行くと天皇誕生日が多くの大学関係者にとってあまり関係のない日に設定されてしまうのですが、一番疲れてきていて休みが欲しい6月に設定してはどうでしょう?皇室に対する好感度は間違いなくアップすると思います)。

是非首都に行きたいということで12時間前から計画と準備を立てて日帰りで行ってまいりました(Oxfordからは電車で1時間強弱という距離ですので宿泊は不要です[列車によって止まる駅が違うのでかかる時間も変わる])。

イギリスに来てビックリするのはお店(品揃え、開店時間)や習慣は旧態依然と何も変わっていないように思うのですが、ハイテクは隅々まで浸透しているのにビックリします。列車もそうで(ディーゼル機関車です)、もちろん駅でもチケットは購入できるのですが、スマートフォンで事前に格安サイトから購入(日時によって大きく値段が変化する[迷っている間に格安チケットがなくなり£10くらい高いチケットを購入することになりました:行き£24、帰り£54)してQRコードを改札にかざすことで入場できます(といっても改札機の調子が良くないみたいで帰りのOxford Parkway駅以外は駅員にQRコードを見せる→駅員のカードでゲートを開けるというアナログの対応でした)。

これは鉄道が細かく民営化されているからだと思うのですが、JRが民間といいながらこれほどの値段の差は日本では見かけないのでビックリします(帰りは確か通路側とか席指定があったのですが、電車自体に番号がついていませんでした)。

電化がされておらず遅いのかと思いきや、さすが平地のイギリスどんどん加速をしてゆきます。京都ー大阪間の新快速並のスピードでしかもほとんど真っ直ぐ走っているためか揺れもあまりなく快適な旅です。到着はロンドン、Marylebone駅、地下鉄(Undergroundですね)はBaker Street(?そう、Sharlockhomesです!)からWestminsterを目指しました。

行程:
Big Ben(あいにく改修工事中)・Westminster→London Eye(計1時間半待ちくらい:事前にチケットを買っておいてピックアップするべきでした)→テムズ河沿いを散歩→Tate Museum→The Globe Theatre (Shakespeare)→Lunch at a bar→Millennium Bridge→Tower Bridge→Covent Garden→Apple Store→Dinner on Baker Street→Marylebone

テムズ川は濁っていて巨大な泥川のようで(イギリス人のみなさん、すいません。普段保津川や鴨川の清流になれている私としては満員のリバークルーズが信じられない思いでした:川ではなくて川沿いの風景を楽しんでいるのですね)、なにか複雑なイギリスを象徴しているような感じがしました。イギリス人にとっては川が綺麗であることは重要ではないのでしょうか。日本人は「水に流す」ということばがあるように水は清流である必要があるのですね。

ロンドンはさすが世界に冠たる観光地で翌日にロンドンマラソンを控え(日本大使館から当日は人混みがすごいのでロンドンに近づくなという警告のメールが届いていました)世界中から(本当にいろいろな言葉が飛び交っていました:写真と撮ってくれと頼まれた親子連れはチェコかポーランドからのようでした)観光客が集まっていました。ロンドンについては日を改めて書きたいと思います。

ひとつだけ。ロンドンに来たらやっぱりアップルストアに!とおもって中心地Covent Gardenにあるショップに行ったのですが、ビックリしたのがそのCovent Gardenの地下鉄駅。地上に上がろうと思ったらエレベータ(Lift)の前に黒山の人だかり。なに甘えたことを、とおもって階段を上がろうとすると、警告が:193段あるので非常時以外は使わないようにと。193段。思わず、金毘羅さんを思い出しました(あちらは確か1000段でしたが。ということはたいしたことないかも)。5台のリフトの内2台がout of orderでしたが案外スムーズに地上に。でも帰りがすごい。駅の入り口付近に行きとは比べものにならない黒山の人だかり。どうやって地下に行くのかと心配になるほど。当日、コベントガーデンは土曜日ということもあり京都の四条河原町の人混みの10倍くらいの人混みで、本当にみんな帰ることができるのか心配になるくらい。よく旧態依然のこのようなシステムをそのまま使っているなあと改めて感嘆するやら驚愕するやら。193段くらいみんなあるけばいいのに。

(2018.4.21)

★今回の教訓:ロンドンは進んでいるのか遅れているのかよく分からない。おそらく混じり合っているのだろう。混濁しているテムズ川が象徴か。そう考えればあらゆるところで進化、合理化しなくてもいいのかもしれない。Take it easy!

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