サマータウン 通信 (#2) Visionary

先を見通すことは難しい。

誰もそのような事はできない。しかし、前例主義に陥るのと、少しでも先を見通そうとする者には大きな違いがあり、時に大きな損失を被ることになる。

今回の新型コロナウイルス感染症についても同様である。誰もこのようなパンデミックが起きるとは予測はできなかった。台湾の例に見られるようにいち早く動き始め対策を練り始めた国とそうでない国で大きな差が見られた。国内においても、大学の対応についても同様である。

数学は役に立たないと言う人がいるが、そんな事は無い。特に、数学で学んだ「場合分け」の考え方は現在の私の思考方法に大きな影響を与えている。(i) a >0の場合、(iI) a =0の場合、(iII) a <0の場合、という例のものである。

要するに、将来をPlan A, Plan B, Plan Cといくつかの場合に想定して、その時どのような行動を取るのか対策、特に組織であれば、Contingency Plan(緊急対策)を考えておくのだ。日本で必ず行う「避難訓練」も同様だし、コンピュータのバックアップを取ることも同様に考えに則っている。

最良を願いながら最悪の事態に備える。この言葉をこの半年、新聞やテレビでよく耳にした。誰も最悪の事態は歓迎しないがその備えの方法は「数学の場合分け」が基礎となる。

2020.9.10

★数学のようにすぐに役に立ちそうにないものほど一番役に立つ。

Similar Posts:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です