オックスフォード通信(286/79)i-Seminar 第29回目:卒業研究発表会リハーサル

年明けの1回目のゼミは卒業研究発表会リハーサルです

といっても、不思議なことですが、休み明けとかにはトラブルが多いものです。気合をいれて午前5時に起床し、6時からの(日本時間は午後3時)からのゼミに備えていたのですが、今回のトラブルはアップル・IDの不調というものでした。ゼミの始まる10分位前から何度かアップルから、IDのリセットをするかというメールが届いていました。

以前、アップルID詐欺に遭ったことがありましたので、また来たなと無視していたら、日本側のMacのアップルIDが上手く入力できなかったようで、再入力するように本当のメールが届いていたものでした。こうなるといろいろとやっかいです。いわゆる秘密の質問にこたえなくてはなりません。2つの内の1つは正解だったようなのですが(おかしい、メモを見ながら答えたのですが)もうひとつの問いに正解できません。

このアップルIDは、Facetimeを利用するためにどうしても必要です。もうゼミがはじまって5-6分経ってしまいましたので、一旦断念してLineビデオでの中継に切り替えることに。すると、今度はネットワーク不調で1分に1回途切れるような状況に。本日のVermont Talk(Small Talk)は恒例のNew Year’s Resolutionで楽しみにしていたのですが、3-4名の決意を聞いたままで他のメンバーものものは聞けずじまい。気合をいれて作った、Words of the WeekもConvenerにお任せの状態でした。

でも、感じることはここまで積み上げてきたセッションを通してゼミメンバーは自分達の力で次々と臨機応変に判断して次々と進める力を身につけているということです。あるゼミメンバーが卒論を書き終えた後の感想で言っていましたが「coach(教員)がいなかったからこそこのように自分達で進めることができるようになった」のかもしれません。逆に言うと、これまでは学生自身がする力を教員が見くびり、親切と思ってやってしまっていたのかもしれません。イギリスというちょっとやそっとでは帰って来れない距離にいるのでいいあきらめがついているかもしれません。

でも、このことに気づいた意義は大きいと自分では思っています。来年度からまた4回生ゼミ(4回生からのスタート!)、3回生ゼミが始まりますが、「coachはイギリスにいると思え!」と宣言してなるべく手を出さないようにした方がいいのかもしれません。

その後は、今週末(1/12)に開催の第16回英語英文学科卒業研究発表会のリハーサルを行いました。それも手際よく、4つのスタディーグループに分かれて、プロジェクタに映しての各11分の発表リハーサルです。

本当は4つの別々の場所を用意しようとしたのですが、ラーニングコモンズ1Fのイベントホールは使用することができませんでした。理由は当日の利用申し込みはできないとのこと。必要であればK務課に申し込めとのこと。仕方ないので国際電話をかけて英語英文学科研究事務室から利用申請をしてもらったのですが、同様に前日までに申し込んでおかないといけないとのことで却下されてしまいました。しかし、前日までは大学は冬季休業期間でお休み。それを遡ると12月28日まで戻ることになります。もちろん、授業は計画的に進めることも大事だと思うのですが、教育はその場でのひらめきでこうしたいと思うことも多くあります。誰がが使っていて使えないのであればあきらめますが、誰も使わずの状況で、変な規則を元に使用させないというのは、お役所仕事のようでゲンナリします。ただ、これは対応した職員が悪いのではなくて、原則を踏まえた上での臨機応変の対応ができるような権限をその職員に与えていない大学運営の在り方に問題があるのだと思います。いつまでこんなことを続けているのだろうと、思います。

そんなこととは関係なしにゼミメンバーは、ワークショップスペースを2つに分けて、リハーサルを続けていました。このような臨機応変な対応ができる若者は流石です。

ゼミも大詰め。後半は、論文集の原稿のページ打ち。恐らく、800ページを超える壮大な論文集になっていると思いますが、個々人に任せっきりにしないで、全体で3-4名ずつの論文にページを貼っていく共同作業として取り組んでいました。このアイディアも私では出てこないものです。

来週のゼミは成人式でなし。そして、1/21はいよいよこのi-Seminarの最終回となります。

(2019.1.7)

★今回の教訓:アイディアは若者に任せる。特に方法論については私達よりも今の学生の方がはるかに柔軟に効率よく現状にあった方法を考えることができる。

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