オックスフォード通信(221)Resilience

Resilience(回復力)に関するContinuing Education棟で開催のセミナーに参加してきました

まあ、オックスフォードは行っても行ってもはじめての学部や建物ばかりでスマートフォンの地図を見ていくのですがなかなか行き着きません。本日も余裕を持って出かけたはずなのに到着は1分前でギリギリでした。

アットホームなムードでコーヒーとクッキーを頂きながらのセミナーです。ただトピックが日本が数々の災害からいかにResilience(回復力)を持って復興してきたのかというものだっただけにいつもよりも集中してお話をお聞きしました。

Resilience はsustainability(持続可能性)と並んでいろいろな分野で重要なキーワードになっています。特に環境問題や災害復興の分野では定義は難しいものの(何かとよく似ています)有効なキーワードであると説明されていました。

本日のセミナーには参加していた日本人は私一人だったのでもし誤解があるのなら指摘させていただかないといけないという変なプレッシャーもありました。少し普段とは違うマインドセットになりました。

話は雲仙普賢岳の火砕流の話から始まり、なぜか阪神淡路大震災を飛ばして東日本大震災の話になりました。

恐らくロシア系の研究者で現在はオックスフォードにポストを持っている見識のある研究者だと思うのですが、事象の報告と、建物の復興=Resilienceというやや表層的な見解に終始しているようにも思いました。実際に現地に足を運んで調査をしておられる点は評価できるのですが、なぜ復興したのかという、Resilienceの部分についての見解をもう少しお聞きしたいようにも思いました。

今回、あらためて、私達日本人は世界でも飛び抜けて、火山や地震、災害のの多い国に住んでいることを再認識させられました。併せて債務の飛び抜けて多いことや人口減についても言及されておられました。オックスフォードで日本についてのレクチャーを受けるとは妙な気持ちです。

終わった後、中国からの大学院生2名と地震の怖さはイギリス人には分からないだろうなと話をしていました。逆に言うとイギリスに住んで7ヶ月、やや暑い、11月にしては寒いということはありますが、これと言った災害のないのがイギリスなのだと実感しています。

世界から注目されているからこそ世界の英知を集めたResilienceの在り方が今後も議論されるといいと思います。

(2018.11.3)

★今回の教訓:Resilienceは第二言語習得の分野でも、大学教育においても重要なキーワード。いろいろとインスピレーションが湧く言葉だ。f:id:wakazemi:20181102174625j:image

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