オックスフォード通信(215)Match Day: ヨシダとムトウ

サウザンプトン (Southampton) までサッカー・プレミアリーグの試合を見に行ってきました

オックスフォードから真南に南下すること約2時間、イギリスの港町サウザンプトンがあります。本日ここで、Southampton 対 New Castle の試合が開催されました。ホームのサウザンプトン には吉田麻也、ニューキャッスルには武藤 嘉紀、日本人対決が実現するかと話題になり、ロンドンからも3台のJALパックのバスがやってきていました。

残念ながら吉田の出番はなく、武藤もシュートチャンスはあるものの、両チーム無得点で試合は終わりました。

しかしこのフットボール(イギリスではサッカーとは言わない。ラグビーはrugby又はrugby football)をイギリスの人、特に男性と男子の子どもがどれほど愛し、その愛が世代を超えて世襲されているのかを感じることができました。フットボールは車の運転とならんでイギリス人が無邪気に本性を現すことのできるところかもしれません。

大きな声援。サウザンプトンは聖者が待ちにやって来たのメロディーの “We March On” をチャンスで大合唱、負けじとアウェイのニューキャスルも大声援なりブーイングなり、この観客の盛り上がりを見るだけでも価値があると思います。

警備も厳重で10M毎くらいに一人ずつセキュリティーの人がいて(1時間くらいで交替)暴れるひとがいないかどうか目を光らせています。私の席は最前列だったのですが(グラウンドレベル、選手の姿はよく見えましたが、試合の成り行きは上の席の方がいいようです。雨の傘もありますし)、6席くらい右横のおじさんが相手チームに罵声を浴びせたり、大声で叫んでいましたがのでずっと厳しい目で見られていました。またアウェイチームの応援席周辺には厳重に警備の人が配置されていました。

現在サウザンプトンが16位/20位中、ニューキャスルが最下位など関係ありません。特にお客さんのホームのサウザンプトンへの愛情はすごいものがあります。これをお父さんと見に来たら位一度でフットボールファンになることでしょう。

私の横の親子連れは珍しく、男の子ではありませんでしたが(お父さんと娘さん)、最初はつまらなそうにビデオゲームをしていたお嬢さんも途中から観客と一緒に叫んでいました。

吉田は試合にこそ出場の機会はありませんでしたが、練習のアップではその存在感を見せてくれました。サッカーはあまり詳しくありませんが、世界最高峰のひとつのイギリス・プレミアリーグで2人の日本人が堂々と活躍している姿は輝いて見えました。どれほどのプレッシャーがあり、どれほどの競争があるか想像に難くありませんが、世界最高峰のリーグで2人とも堂々とした姿を見せてくれていたと思います。

それにしてもサウザンプトンの “We March On” はいい歌声でした。無条件で地元のチームを応援する何万の人達。自チームがチャンスではやんややんやの大声援を送り、見方が危なくなったり、ボールが判定で相手チームに渡るとブーイングを送るのは単純で気持ちがいいものです。

帰りは車はサウザンプトン市内は大渋滞(駐車場は幸いにスタジアムの真向かいに £10で駐めることができました)、また雨になりオックスフォードに帰ってきたのは午後8時過ぎになりましたが、いい試合を見せて頂きすがすがしい気持ちになりました。

(2018.10.28)

★今回の教訓:世界を股にかけて活躍する日本人の姿を見ると自然と勇気が湧いてくる。いよいよサマータイム(Daylight Savings Time)も今晩で終わり。明日から日本との時差が+1の9時間に。土曜日の晩は1時間長い。f:id:wakazemi:20181027153234j:image

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