オックスフォード通信(252)i-Seminar 第26回目:Apollo 13

いよいよ、i-Seminar も大詰め。

本日は伝統の映画「アポロ13」を観ました。この映画を共有することができるとは予想していなかったので、インターネットの威力とゼミメンバーの知恵に頭が下がる思いです。

実際のアポロ13号をフロリダ州ケープカナベラル・ケネディ・スペース・センターまで見に行ったのはまだカナダのトロントに住んでいた頃でしたので2001年の春休みだったと思います。当時は、13号の知識はほとんどなく、11号が持ち帰った月の石を見に行こうと思ったのが当初の動機でした。

ところが着いてみると、月の石はカフェの隅の方のガラスのケースに粗末に置いてあるだけで、むしろ黒焦げになったアポロ13号を大きく展示していたのに驚きました。“Failure is not option.”というボールペンもその場で購入しました(日本の研究室でまだ現役です)。

それ以降ですね、アポロ13号に興味を持って映画を観るようになったのは。2時間近くの長い映画ですので、例年も全部を見ることはできないのですが、ゼミメンバーの表情を観ながら適当にスキャンしてみせることができていました。

ただ、今回はそうは行きません。このi-seminarの極意は「事前準備」に尽きます。教室の変更がないか。ハンドアウトの準備、授業の進行表(インターネットが止まってしまうことがあるので司会者をはじめ全員に授業の流れを理解しておいてもらう必要がある)の共有など。今回の映画についてもどの部分を観るのか、まずイギリス側でAmazon UKでビデオをレンタルし、観ながらどの部分をゼミで使うか、進行時間をメモしながら決めていく→エクセルファイルに転記しゼミメンバーに共有。日本側では当初大学のAVセンターでこの映画を借りようと思っていたところ、まさかのLD(レーザーディスク)でしかないことが判明し、急遽DVD(ついでに20周年記念バージョン・ブルーレイディスク)を購入しました(アマゾンが便利なのは、注文や支払いはイギリスから、配送は日本の任意の住所=今回は大学の事務室宛)

準備万端で臨んだセッションですが、実はスキャンを想定して進行表を組んでいたのですが、教室のDVDのリモコンのスキャンの場所がいま一歩不明という事態に。

ただここからがゼミメンバーの素晴らしいところで、総時間数を画面でカウントしながら、該当のシーンにピンポイントで移動してくれました。私が逆の立場ならスキャンが?となった時点でギブアップしていたかもしれません。

この映画は示唆に富んでいて、管制司令官のGeneがあちらこちらで名言を放ちます。これがこの映画を卒論のこの時期に観る意味なのですが、まだご覧になったことのない皆さんは是非、一度ご覧下さい(サウンドトラックはいろいろなところでよく使われていますので聞いたことがあると思います)。

(2018.12.4)

★今回の教訓:どのような状況でも冷静さと楽観性を保つことは重要だ。

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オックスフォード通信(251)驚くべきChinese Restaurant

前々から行ってみたいとおもっていた中華料理店に行ってきました。フラットからそれほど遠くないのですが、何やら高級そうで少しためらっていました。チャイニーズレストランはサマータウンには2軒、その内一軒は、テイクアウトもできるので頻繁にお世話になっています。もう一軒は最もフラットから近いのですが、正式なレストランで少し高めです。

ということもあり、これまで行く機会が無かったのですが、妻がグループの集まりで行ってみて美味だったというので、一緒に出かけてみました。

行ってみてビックリ。エビが大きい、どれも美味しい。しかもそれほど高くありません。サマータウンの中華にはドラフトビアがなかったにここには生ビールもあります。

歩いて10分。何度も訪れたいいいお店を見つけました。

(2018.12.3)

★今回の教訓:食わず嫌いならず、行かず嫌いではいけない。

オックスフォード通信(250)師走

12月に入り、オックスフォードも慌ただしくなってきました。院生のみなさんはレポートをかかえて睡眠不足の顔をしておられます。オックスフォードの第一学期 (Michaelmas Term) は今週末で終了し、テスト・レポート週間に入っています。

(2018.12.2)

★今回の教訓:12月はイギリスも日本も忙しいですね。

オックスフォード通信(249)Stats

今週はデータ分析方法と統計について深く考える一週間となりました。オックスフォードには(有料ですが)学生・大学院生・研究者・教職員・一般を対象に数々のワークシップが提供されています。今週は質的データ分析のためのソフトウエアとして有名なNvivoの1日ワークショップに2日連続(1日目は基本、2日目は追うよう)に参加してきました。1日といっても朝9時半から5時までみっちりと、大学の授業に換算すると90分、4コマ換算の集中度です。

参加人数は20名弱。オックスフォードは授業週が少ない分、このようなワークショップが年間を通して提供されているのが興味深いところです。実はこのNvivoのワークショップは春にも一度開催されていたのですが、申し込もうとおもったところ既に満員で申し込みを締め切っていましたので、満を持しての参加となりました。

インストラクターは何人もがリレー形式で、自分の得意な分野を教えるという形式です。私の横にいたNickはオックスフォード大学の病院勤務の職員だと言っていました。確かに病院では患者さんのアンケート(自由記述)を分析する必要がありますね。これが終わったら、ユーロスターで今晩はパリだと言っていたのが印象的です。

私も講師の巧みな教え方といいムードのワークショップのお陰で、Nvivoが最初から最後まで使えるようになりました。あとは忘れないように実際の研究を続けることですね。

(2018.12.1)

★今回の教訓:ワークショップスタイルはすぐその場で身につくので効果的な教育方法だ。