オックスフォード通信(5)イースター

イースターホリデー

家探しにはこのイースターホリデーは迷惑至極なのですが、何事も発想を変えることが重要で「世界はあなたを中心にまわっていない」と歴代のゼミメンバーに散々説教してきた身としては、ここはどっぷり「イースター」に浸ってみようと思いました。

幸運なことにGood Fridayの日、街をブラブラ歩いたらカフェでたたずんでおられるA山学院大学のK教授にバッタリ会い、イースター関係だけでなくオックスフォードの多種多様な情報を教示していただきました。

例えば、日本米を買うことができる店など。特に、Christchurch Collegeのイースター行事が素晴らしいようで(といいながら、その言葉とは裏腹にGood FridayはSt Mary’s Collegeの行事に参加しました。これはRadcriff Cameraを目指して歩いていたらたまたまMary’s Collegeに到着してしまい、3時からのミサにたまたま参加することになってしまったためです。ただビックリしたのはミサが始まったら受付の少し厳しい表情をした女性が入り口のかなり頑丈なドア、ルパン三世カリオストロの城の門の扉のような感じをガチャリと締めてしまったこと。これは外部の観光客はミサ中は入れませんというよりは、中に入った人はミサが終わるまでは出さないよ~という強い意思を感じるものでした)、イースターサンデーは18:00からのイースター・サンデーミサに参加させて頂きました。

まず教会にはいってビックリ。対面式で座るようになっています。St Mary’sの場合は日本の教会と同じスタイルでした(ただ、ミサ中立ったり、一緒に聖書の箇所を読み上げたり、最後は壇上に上がるように促されたり[クリスチャンではありませんのでさすがにそこには行きませんでした]、カルチャーショックは多々ありました。プログラムにはkneelというセリフもありひざまづいた時に膝がいたくならないようにクッションも置いてありました)。

そして荘厳なパイプオルガンの響き。同志社女子大学栄光館のパイプオルガンをいつも聞いているのでそれほどビックリもしませんでしたが、天井も高く、音響はさすがに素晴らしいです。そして、聖歌隊の登場。映画など(例えば、Choir)で見たことがありましたが、すぐ間近でボーイソプラノとテノール、バスの声の響きを聞くことができました。指揮者もアイコンタクトで合唱団とコミュニケーションしていていい感じでした。Good Fridayがキリストのはりつけ、処刑、そしてEasterがキリストの復活という意味なのですが、日本人としてはなるほどとはなかなか思えないのも正直なところ。

教会に入る前に写真を撮ってくれたブルガリア系イギリス人はDont’ you have Easter in Japan?と聞いてきましたが、事実私達が日本でイースターを実感することはまずありません(ブルガリアでは時期が4月の中旬のようです)。目に目ない偉大な存在を信じることはあっても、人が死に復活をするというは理解するのに時間がかかります。イースターのパンフを読むとovercame the deathということばば目に入ります。死の克服、それは万人にとっての願いであるからこそ信じる気持ちも生まれるのかもしれません。ただ、それをデコレートする音楽や教会あなどの文化の歴史には洗練されたものがあるのは事実です。だからといってこちらの方が日本の佛教や神道文化よりも優れているとは思えません。それぞれにいいものがあるのでしょう。

教会を出るときに司教さんが見送ってくれて、Happy Easter! と声をかけてくれました。ックスフォードは明日から本格的な春の到来となります。Happy Easter!はいい言葉です。それ以上に晴れやかな司教さんの顔がよかったです。

日本でも4月1日、若ゼミ17期生をはじめ新しい一歩を踏み出した方が多いと思います。私も含め、全然知らない環境に身をおくのは少し不安ですが、まあ誰にも最初はあると思って、80%くらいの出来を目指して頑張りましょう。

(2018.4.1)

★今回の教訓:ひととのつながりが人生の全てかもしれない。「研究とは研究をめぐる人間関係である」(京都大学元総長松本紘先生)のことばにあるように。

オックスフォード通信(4)住まい探し(2)People’s names

Daypassを買ってSummerTownへ。

いろいろと歩いてみると大体どのあたりが住みごろ(?)か分かってくるものです。オックスフォード大を中心に北側、まあ山の手がSummer Townに象徴される品のあるところのよう。逆に南に下ると少し下町っぽく。土曜日なのでどこも空いてないことを前提に以前訪れた不動産業者のSavillsの隣のSinclaire & Sinclaireへ。お店に入ると必ず、 “Buy or Rent?” ファストフードでいうところの、”For here or to go?” のような決まり文句を言われます。”For Rent”というとLucyさんという知的なOfficerに紹介されました。

人間の第一印象というのは洋の東西を問わず、まず間違わないもので「いいひと」ということがハッキリ分かります。今回の家探しで気をつけているのは、対応してくれている人の名前を覚えて、その名前を使って話をすること。3/29に訪れた Breckon & BreckonはSummerさん(Summer Townにあるサマーさん)。”I’m sorry, but I am not good at remembering people’s names. Could you say your name once again, please?” というとニヤリとしながらみんな自分の名前をゆっくり言ってくれます。

その後訪れたSavlill’sはMax。今回はLucyで、車で別の支店まで送ってくれたのが(4人子どもがいてWoodstock, Parisに住んでいるとのこと)Debbora、アパートを案内してくれたのがMartins(LucyがMartinSと強調して教えてくれました)。まあ気のせいかもしれませんが、例えばDebbora, which do you think is better to use trains or buses to go to London? という車中の会話でも相手の名前を呼びかけて言うと、コミュニケーションが円滑に進むように思いました。そう思っていましたが、再確認ということですね。名前は大事。

さて、Martinsに紹介されたのは3Fで眺めはいいのですがまあアパートです。しかも1200£ですのでざっと24万円。うーん、この値段でアパートなの?と思ってしまいました。妻は周りにお店やレストランがあって便利と乗り気でしたが私は△でした。街の雰囲気も以前住んでいたトロントのBloor/Yongのような多国籍ムード。こちらは18年前が懐かしくでいい感じなのですが。勝負は、4/3(火)イースターホリデー明けです。幸運を祈っていて下さい。

(2018.3.31)

★今回の教訓:何語でも人とのコミュニケーションには相手の名前を覚え、時々散りばめながら。

オックスフォード通信(3)eduroam の威力

Wifi

Wifiにつなごうとして日本の他の大学、例えば京都大学や京都産業大学を訪れた際にもWifiの所にeduroamというwifiを以前から目にしていました。

試しに同女のアカウントでアクセスしてみたのですが全く反応なし、で気にも留めていませんでした。オックスフォードのKeble Collegeに滞在中、WifiにはCloudという一応パスワード認証で入ることのできるサイトがあったので、まずそこへアクセスすることにしたのですが、その他に見慣れたeduroamというアクセスポイントがあることに気づきました。

またまた試しに同女のアカウントで入ってみようと思ったのですが、なんとそのまま入ることができました。オックスフォードに来て同女のアカウントが使えるとは。しばらくするとオックスフォード大のアカウントも貰えるようですが、このeduroamは世界共通どこでも使えるパスポートですね。このような普段目にも留めないし誰もアナウンスしていないような基礎的なものを整備することは重要であると再認識した次第です。

このブログ、ゼミコミュニティーにもアナウンスしたら多くの人が興味を持ってくれているようです。できるだけ毎日(?)更新したいとおもっております。コメントや書き込みお待ちしております(排除するわけではありませんが、一応若ゼミコミュニティーのコミュニケーションと考えている関係上、外部からのコメントは掲載させていただけないことがあることをご了承下さい)。

(2018.3.30)

★今回の教訓:日本でもeduroamのように?というものがあれば誰かに聞いてみること。案外重要なシステムかもしれない。

オックスフォード通信(2)住まい探し

今、家探しの真っ最中。

到着したのが水曜日でどれほどよかったと思ったことかわかりません。小山先生の先日のミニ講義でGood Fridayの云(い)われについてお聞きしていましたが、こちらはロングウイークエンドに入ります。
3月30日(金)Good Fridayホリデー
3月31日(土)土曜日でついでに休むという人が多い
4月1日(日)Easter サンデー
4月2日(月)Bank ホリデー
ということで家探しは4/3(火)から本格化することになります。

多くの人が私が住む家を決めないでイギリスに渡ることにびっくりしていましたが、こればかりはしかたなかったと思っています。オックスフォード大学のR教授からはいろいろなインターネットサイトを教えてもらって実際探していました。また本学日本語日本文学科のM山教授からは「まだ決まっていないの~?」「一度行ってきたら?」と教授会や会議で会う度に冗談を言われていましたが、まさに来てみないと分からないのは事実です。

ただ、こちらに来てすぐに行動できるように、まず行くべき不動産業者をエルインターフェイスのT橋さんを通じてRコさんからリストを頂いていたのは大きかったです。事実、オックスフォードに到着して翌日は2件の不動産業者を回り、4件の物件を紹介してもらいました。ただ、実際に物件を見れたのは2/4で残りはイースターホリデー明けの火曜日ということなってしまいましたが。

(2018.3.29)

★今回の教訓。もしフラットを探すのなら、インターネットであたりをつけておいて、現地で信頼できる不動産業者を紹介してもらっておくこと。ただ、到着日の前後がイースターホリデーなどの休日になっていないか、確認しておくことが重要。