オックスフォード通信(97)インターネットゼミ12 回目 多様なメディアの利用が当たり前

本日のゼミはプレゼンテーション・リハーサルです。
朝7時から英語で授業をするのも随分と慣れてきました(サマータイムが終わる頃が怖いです。現在は夏時間で1時間進んでいますが、これは見せかけの時間で本来の時間よりも1時間進んでいます。地球儀で考えると分かりやすいですが、1時間遅くなるとそれだけ日本との時差は大きくなり、現在の8時間が9時間に。夏時間ゼミの朝7時から10時(と言ってもほとんどいつも10時半から遅いときは11時)が朝6時から9時又は10時までになります。偉大な先人のように(また来年還暦を迎える中高年として)そろそろ朝型の生活に本格的に移行する時期なのかもしれません(ゲーテは朝3時とか4時に起きていたそうです。「朝の時間は金貨をくわえている」という有名な言葉を残しています)。

さて、本日は第16回を迎える英語英文学科ポスターセッションのためのリハーサルです。プレゼンテーション成功の一番の秘訣は一度リハーサルをすること。しかも個人ではしようと思ってもなかなかしないので、このようにゼミでするのが一番です。

春の教育実習も終わり、ゼミメンバー17名全員が揃ってのゼミとなりました(全員揃うとやはり一体感が一段と高まります。K先生、TAのMさん、私を含めると20名です)。ただ問題は一人10分のリハーサルを全員すると単純計算しても17×10=3時間、となります(すべき時には全員同じ部屋で同時にしなければなりませんが)。本日は例年通り、3部屋に別れ、同時進行で1時間ですることとなりました。また会場も互いに近くでするというイメージを持つために昨年秋にオープンしたラーニングコモンズ(楽真館)2F、ワークショップスペース、グループスタディールームで。

ここまでは正直なところ昨年までとほぼ同じなのですが、今年は物理的に私の分身(マック)を三部屋に各10分間の中で、移動するのは不可能なので、私はワークショップルームに固定、残り2部屋をK先生に見てもらうことにし、各自のプレゼンテーションを各々のモバイルホンで1分間だけ動画撮影しLINEのグループチャットにアップロードすることにしました。すると全部ではなくても各自のプレゼンテーションの様子をうかがい知ることができます。じゃあ、昨年まではどうしていたかというと、3部屋(4部屋のこともありました)を10分間で代わる代わるダッシュで部分的に見ていました。

今回のように、初めからインターネットをベースにしていると、他のメディアを使うことへの敷居が低くなることに気づきます。Face-to-face で普通に(?_)ゼミをしていると他のメディアを特に授業中に使うことは思いつかないものです。これは今回の発見です。

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またその他の発見として部屋は異なっても Wifi があればインターネットゼミはできること、S506よりもワークショップルームの作りがいいのか、遠くの声も含め声が聞き取りやすい状況でした(音響効果のため)。

一方、Facetimeは計3回フリーズしたのですが、全て音声は通じていて、オックスフォード側は正常だが、同志社女子大学側の画面だけがフリーズするという状況でした。また以前にも書いたのですが(通信62参照)FacetimeもLINEと同様、マイク(話す)とスピーカー(聞く)の切り替えがあり、同時に利用できないことのデメリットが多く見られました。特に話の始めの1-2音が聞き取れず、5講時は基本的に日本語で授業しているため、会話のスピードも英語よりも速いこともあり、話が理解しにく状況が頻繁に起こりました。普段のコミュニケーションがいかに「聞きながらすかさず話し、話しながら相手が話に割り込んできているか」よく分かりました。

ポスター発表会は今週金曜日。でもひとつ問題が。私が参加できそうにないことです。

その理由の一つが時差。午前9時半~午後4時半までの開催ですが、イギリス時間では深夜1時半~午前8時半までの時間になります。まあこれは私が徹夜するつもりで夜起きていればいいのですが、最大の問題が私がインターネットで参加することのインパクトです。いい意味もあるかもしれませんが、イギリスにいる私が参加することを良しとしない考えもあるのではないかと危惧します。

この記事を最後まで読んでいただいた方で、京都周辺にいらっしゃる方は是非、私の代わりに参加して質問をしてやっていただきたいと思っております。

ひょっとしたらインターネットを通して私とリアルタイムでお話をして頂けるかもしれません。

(2018.7.2)

★今回の教訓:コミュニケーションにターン・テイキング(Turn Taking、話者の交代)があるが、実際のコミュニケーションの場でのターン・テイキングは1秒以内の隙間のないスムースなものだ、ということがインターネットゼミをすると実感できる。
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(キャスターのついたMacbook)