オックスフォード通信(171)Serena Williams

USオープンで優勝した大坂なおみさんがインタビューを受けている様がBBCなどで放送されていました

テニスコートで見る姿よりもずっと大人びた雰囲気で落ち着いた受け答えをしていました。

一方で、Serena Williamsについてはオーストラリアの新聞が漫画に描いたことによって更なる波紋が広がっています。

先日のガーディアン紙では (2018.9.7) 大学で教える教員の BME (Black Minority Ethnic)の比率が極端に低いことを報じています。裏を返すと、白人男性の比率が高いと言うことです。この新聞のグラフを見るとその極端さに驚きますが、その状況は日本においてもまた女子大学においてもそれほど変わらないのかもしれません。

マンガについては賛否両論あるようです。BBCのWebはその様子を伝えています。大坂なおみさんも白人風に描いてあると、漫画への批判は Serena だけに留まらないようです。また、PC(Politically Correct、パソコンではない)という言葉も出て来ています。

ただ生放送でUSオープンの決勝戦を見ていて、Serena の激昂ぶりは異様に映ったのは事実ですし、観客のブーイングも見たことがないような尋常ではないものでした。これが Serena が仮に優勝していたら彼女はここまで言っただろうか、第一セットをとっていたら・・・とも考えます。

どうも「江戸の仇を長崎で討つ」といった日本の諺も浮かんできそうな状況です。

(2018.9.14)

★今回の教訓:BBCの関心の高さの方に興味を持つ。NHKは放送しているのかしらん。
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オックスフォード通信(170)大学図書館のトイレ

トイレのことばかり書きたくないのですが、海外生活では重要な場所ですのであえてふたたび

昨日のこと、パソコンのこともあるのであまり席を立ちたくないので(通信128参照)我慢しているわけではないのですが、帰る頃に行くことがあります

オックスフォード大学の図書館は閉館時間が同女の図書館よりも早いのはビックリなのですが(通信120参照)、昨日はギリギリまで粘っていました。と言っても18:45頃。同女なら優しい声で「閉館時間15分前です」とかアナウンスがあるところですが、こちらは10分前に問答無用の「帰れ」と言わんばかりの鈴がなるところですが、その5分前にトイレに行ってから帰ろうと思いました。

ラドクリフカメラのトイレは地下にあるのですが、そこへのドアが開きません。また、故障かなと思ってかなり力一杯そのドアを引こうとしたのですがびくともしません。すると、ドアに張り紙が。閉館30分前からはトイレの横に併設してあるウオータークーラーの関係で使えません、と。

全く関係ない。唖然としました。

私は正直、トイレに行っておこう、くらいのつもりだったのですが、緊急の人もいると思います。トイレを封鎖しますか、と聞きたくなりました。もちろん、そこがこの図書館で唯一のToiletです。

要するに、スーパーマーケットやカフェの閉店準備と同じで、7時ジャストに係員も帰宅したいだけなんだろうと思います(以前、閉店間際のスーパーで[Tesco]、ヨーグルトが欲しいと行ったら、閉めかけていた店員が Just two minutes と怖い顔で言い放ったことがありました。スコットランドでしたが)。

ただですらトイレが少ない(通信107参照)イギリスです(先週末のドッグショーの帰りパブでビールを飲んでいたら、トイレだけ使いに来た女性がいました。すぐに分かるものですね)。

せめてトイレくらいは閉館時間まで使わせて欲しいものです。

PS. 外に出ると爽やかな秋空が広がっていました。オックスフォードはすっかり秋です(10月下旬の雰囲気です)。

(2018.9.13)

★今回の教訓:トイレの時間まで気にしていたらできる仕事もできない。
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オックスフォード通信(166)オックスフォード遠望

オックスフォード大学を遠くから見たくなり Boars Hill というところに行ってきました

オックスフォード大学全体を移した絵はがきがあるのでどこだろうということで、Boars Hill という名前だけは調べて行ってみたのですが、日本の感覚とは違うことを再認識しました。日本なら、xxx展望台、xxxセンベイなどと一目瞭然でそれとわかる所があるはずなんですが、ない。

Boars Hill をナビに入れていざマイカーで出発まではよかったのですが、目的地に到着してもそれらしき場所がありません。よくみると Council of Oxford の看板が。やはりこの場所のようです。

目の前には広大な野原が一面に広がっています。ドローンで遊んでいる若者が数名。例のキャトルが外に出るのを防止する知恵の輪風の(本当にそれぞれ違います)かんぬきを開けて中に入ると、本当に遠く、遠くにオックスフォードが見えます。

この時点で合点がいきました。みなさん、望遠レンズで撮っているのですね。気づくのが遅かった。でも、Path Trailの線をみるともう少し近くまで行けそうですが、軽く片道5マイルはありそうです。

そこは車の出番と、車で近くの目的地まで行くことに。途中、個人の農場の敷地に入ってしまったりと試行錯誤を繰り返して車で最も近くまでいけるところで駐車、そして歩いて丘を登ること10分くらい。振り返ると先ほどよりはグンと大きくオックスフォード大学を遠望することができました。

PS. え?どこに。写真の左下をご注目下さい。

(2018.9.9)

★今回の教訓:イギリス滞在の日数がどんどん少なくなっている。時間を大切にしたい。

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オックスフォード通信(165)炎のランナー (A chariots of fire) と大坂なおみ

本日、土曜日夕刻はBBC Promsの最終夜 (BBC 2, 1)とUSオープン女子決勝(Amazon Prime)がほぼ同時刻に生放送されていました

BBC Promsは一度ロイヤルとアルバートホールに見に行った事もあり(通信145参照)今日の最終回を楽しみにしていました。Proms自体リラックスした雰囲気ですが、最終夜は最初から各国の国旗が舞うお祭り気分のコンサートになっていました。指揮者のSir Adrews Davisの挨拶やコメントにも観客と一体感があり見ていて楽しいものでした。Promsは日本でもBS-NHKで1-2度見たことがあるのですが、イギリスで生で見ると一段と臨場感があります。

特に、ハイライトの Pomps and Circumstance(エルガー作曲、威風堂々)は良かったです。普通なら極評するところだが今晩は良かったと指揮者のDavisが冗談ぽく言いながらもう一度アンコールとして演奏しました。

そして、そのあとの Jerusalem。38年前、20歳の頃、映画『炎のランナー』の最後にこの聖歌が教会で歌われるのを見て何故か心を揺り動かされたことを昨日のことのように思い出します。今回の在外研究でカナダではなくオランダでもなくイギリスを選んだのはまさにこの曲をもう一度イギリスで聞いて見たいと思ったことをが潜在意識にあったと思います。

この Jerusalem の最後で a chariots of fire(炎のランナー)の一節が出てきます。38年前何に感動したのか、それは情熱を持って人生を生きていく姿勢だったと思います。その曲がPromsの最後で歌われることに、イギリス人がこの曲を大切にしていることに共感を覚えます。

と、同時に。USオープンでの大坂なおみの快挙。昨日の錦織圭のベスト4とあわせて素晴らしい試合を見せてもらったと思います。錦織は準決勝で負けてしまいましたが、二人ともテニスを楽しんでいるところがいいと思いました。特に準々決勝でのClic戦では、タイブレークを取ることになった錦織のパッシングショットに思わずClic が笑っていたのが印象的でした。

テニスはビジネスになっているし、賞金も掛かっていますが、大阪にしても錦織にしてもテニスが好きでプレイを楽しんでいるところが節々に見ることができました。恐らく人生も同じことなんだと思います。勝とうとするマインドセットを楽しもうとするものに変えるときに思わぬ力が出るのだと思います。ひとが思うほど他人のことには興味はないもので、勝っても負けても、また新しい出来事に人の関心は移って行くものです。

ならば誰かのために頑張って勝とうとか思うよりも、自分が楽しんでプレイをする方がより人生が豊かになるのだと思います。

肩に力が入りがちな中で錦織も大阪も楽しいプレイを見せてくれたと思います。

錦織は準決勝で敗退しましたが、テニス人生においてはすでに勝利していていると思います。大学生の皆さんにも同じことが言えるのではないでしょうか。大学に入った時点ですでに人生に勝利していると。
人生を楽しむことと Chariots of Fire。相反するように見えますが根底は同じだと思います。人生を楽しもうと思わないと情熱は湧いてきません。誰かに勝とうとかそのような気持ちでは長続きしないと思います。

PS. セリーナウイリアムズの審判への執拗な抗議には辟易とするものでした。それを煽るアメリカの観客もどうかと思います。ウインブルドンではそうはならないだろうと思います。試合をみる観客の態度も含め自由をはき違えている人が多いように思いました。

PS-2. 錦織の試合のコメンテーターはあのジミー・コナーズで声を聞けて嬉しかったのですが、しゃべりすぎで、錦織がサーブやプレイをしている間も喋り通しの異様な中継だった。名選手が名コメンテーターとは限らないのだろうか。コナーズが選手時代のビデオで、”You may not like me, but I like you.” と言っているものがあったがコナーズファンが減らないように気をつけた方がいいと思う。

(2018.9.8)

★今回の教訓:帰国まで200日。更にイギリスを楽しみたいと思う。
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オックスフォード通信(164)インターネットダウン

フラットのインターネットが突然ダウンしました

しかもWebを見ている最中だったので突然という感じがしました。このようなときに真っ先に疑うのは次のどちらかの可能性です

① フラット内の機器、接続に問題がある
② インターネットプロバイダー(私の場合、Sky)の問題

ルーターなど何もいじっていないので(Sky提供のルーターとApple Air Macを現在利用しています)、①の可能性は低いと考えます。しかし、何かの拍子に設定がおかしくなっているかも知れないと思い、文系的発想でまず電源を抜く→挿すの繰り返し、次にコードについても同様の作業。しかし、反応なしです。

次は、②の可能性が高いので、しばらく回復するのを待つ。しかし10分くらい待っても回復しないので、携帯でSkyの接続状況を調べても特にトラブルが起きている可能性はないようです。走行しているうちに、パソコンの画面にスカイのソフトが自動的に立ち上がって、ネットワークの接続を確認する方法が指示されました。といっても、①で私がとった行動と全く同じ事なのですが、念のためにもう一度試して見てもダメ。

これは直接スカイに連絡して聞いてみるしかないと考えます。携帯でスカイのサイトに行くと例によってIDとPASSWORDを入れよと指示が出てきます。

大抵そのようなものは覚えていないので(本当に沢山ありすぎます)、秘密のメモを探して、無事にスカイのサイトにログイン。

すると驚愕の事実が。

私のネットワーク(だけ)が、SUSPENDED と表示されています。英語はこのようにして覚えると、Suspendedが保留とか一時停止(学校なら停学)という意味なのがすぐに覚えられるんだろうな、と変に冷静に、なぜネットワークが停止されているか考えました。

料金が払われていない!

すると以前の嫌な思い出が蘇って来ました。そうです、Apple IDの詐欺まがいで(通信137参照)クレジットカードを再発行してもらったことを思い出しました。最初はHSBC銀行から落ちていないのかと思ったのですが(クレジットカードも親切なんでしょう、車のマニュアル・ギアミッションと同様に自動ではなく自分が支払いたい時に支払うことになっています)、クレジットカード番号が変更になったので8月分料金が自動的に未払いになっていたのでした。

でも、ここでカルチャーショック。

日本なら確実に、支払いを促すようなメールまたは電話をするはずです。イギリス・スカイの場合は突然、しかも中途半端な時間に接続を断つという方法を取るのです。

いい勉強をしたと思います。

海外で生きていく上でインターネットはなくてはならないものですが、それ以上に母国のカルチャーに縛られた考えではなくて、柔軟にいろいろな可能性を探ることが海外生活には必要であると思います。

今回は奇跡的にそのような解決策にたどり着いたのですが、トラブルに対応する方策を持っていないといけないと改めて思いました。結果的には30以内に復旧したのですが、リスクやクライシスに対応するスキルの重要性を再認識しました。

しかし突然切るか。

(2018.9.7)

★今回の教訓:その後、ガス、電気の自動支払いを確認。こちらはイギリス発行のクレジットカードでないと受け付けてくれていなかったので変更なし。
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オックスフォード通信(162)Liverpool 紀行 (3) Wedgwood

リバプールの帰りに陶器で有名な Wedgwood に立ち寄って来ました

以前トロントに住んでいる際に、住んでいた大学のファミリー用アパートの前にドカンとWedgwood のお店があったので名前だけは知っていました(妻はカナダからの帰国前に折角だからと?Wedgwood も並べていたギアンの高級お皿セットを購入しました。出し惜しみをしていることもありまだ無事です)が、その本社兼工場兼ミュージアムがあるということで、リバプールから約1時間半の Stoke-on-Trent まで足を伸ばしました。

色々と面白かったのですが、まず工場見学については、ミュージアムと兼用のチケットが£10。高い!このようにして手作りで陶器をつくっていますよというアピールなのか、とてもその工場で作っているだけでは世界中の支店に売りさばく Wedgwood の陶器はできないと思うほど丁寧に作っておられました。陶器の絵付けやジャスパーと言われる立体感のある飾りを付けているのは全員女性でした。筆を握っている方々と話ができるのが面白いのですが、なぜ女性ばかり?男性は?というような話もやりとりされていました(100年前は賃金が高かったので男性もいたが、現在では賃金が安いから女性ばかりになるのでは?と私の横のイギリス人風の男性が言っていましたが多分ハズレだと思います)。

実際に男性社員もいたのですが、出来上がった製品を運んだり、見学者用の手すりを磨いていたりと陶器の本質とは関係のない仕事をしておられました。きっと女性の方が手先が器用で美的センスがあるから女性ばかりの作業になるのではないでしょうか。みなさん、ヘッドホンで音楽を聴いたりとゆったりとした作業風景でした(余計に怪しい。地下に秘密工場があるのでは・・・?)

もう一つ面白かったのは本社工場内は写真撮影厳禁ということなのですが、その表示が英語・日本語のみだったことです。よっぽど日本からの観光客が押し寄せるということなのでしょうね。

もともと陶器をChinaというほどですから本家の中国人観光客は陶器には興味がないのかもしれません。

美術館は1759年に開業した Wedgwood のまあ自慢の館のようなもの。この工場見学とお家自慢にお金を払って見ている私はマヌケなのかもしれない、と思いながら折角なのでじっくりと見せていただきました。興味深いのはあのCharles Darwinのお祖父さんが(内科医だった) Wedgwoodファミリーと関係があったこととミカドという日本風のWedgwoodが展示してあったことです。日本風見の陶器も製作されていたということですね。

その後、イギリスに来てから最も美味しかったアフタヌーン・ティー(ティー・ルームという高級レストランで)を頂きながら(特に、これまで極評スコーンがあれほど美味しいとは)、陶器が執り持つ日本とイギリスの不思議な縁について考えていました。そういえば、現在の新作のティーカップも Kyoto というシリーズでした。

私はその後、併設のアウトレットで(良く考えてあって、その他にフラッグシップストアと称する正規価格で販売の店が美術館の横に。アウトレットの横にはダイニングというカフェも[間違えてこちらでサンドイッチを食べそうになった!} 研究室用に素敵な Wedgwood マグカップ6点セットを購入しました。お披露目は来年3月末になりますのでそれ以降、是非、ティーを飲みにおいでください。

(2018.9.5)

★今回の教訓:奇しくも私と丁度200歳違いで Wedgwoodが創業している。陶器とアフタヌーン・ティーを通して見るイギリス文化も面白そう。M6-M40-A44とモーターウエイを乗り継いで帰って来たが、ほぼ地平線に沈む夕日がとても綺麗だった。まだ日没は夜の7時半くらい。
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オックスフォード通信(161)Liverpool 紀行 (2)

Beatles尽くし

リパプールの街を歩いていると至る所にビートルズの歌声、彫像、写真が耳に、目に入って来ます。ビートルズが活躍したのが1960年代、解散してから10年、1980年12月8日のジョンの暗殺からももう40年近く経つのに未だにビートルズはこの街に生きている感じがします。

Liverpool Museum ではヨーコとジョンの特別展覧会、同じくハーバーにはビートルズ博物館、Mathew streetには彼らがバンド活動をしていた Pub Cavarnが(現在のパブは以前の位置から10mくらい北の所にあります)あります。

特に、ビートルズ博物館 (Beatles Story) は彼らの生い立ちから解散後に至るまで音声ガイダンスに沿って(日本語を含む8ヶ国語)約1時半かけてみて回るものです。後から実際のCavarnに行ったのですが本物と違わないくらいに博物館内で再現してありました。

ジョンもポールも中学生までに母を亡くし決して恵まれた家庭環境でなかった事がわかります。歌で有名なStrawberry Fieldももともと孤児院だった所です。またジョンは作曲をする前から歌とは関係なく詩を書いていたとの事。ジョンには書くべき事がたくさんあったのだと思います。孤独な生活環境の中でも詩、すなわち言葉の力に早い段階から気づいていた点で天賦の才能があったのだと思います。

リバプール美術館での展示では、Imagineの原稿も展示してありました。Imagineはもともとヨーコが書いた詩をもとにしていたらしく、現在ではコピーライトにヨーコ&ジョンとなっていることも説明してありました。

ビートルズがこのように取り上げられ世界中から多くの人が見に訪れるということは、ビートルズの中に普遍的な価値があるということなのだと思います。それは Love Peace といった言葉ではまとめきれないものだと思います。私はそれは壁を作らない若々しい情熱だと勝手に解釈しています。ビートルズをみると、聞くと、元気になる。それはABBAとは(ABBAも大好きですが)違う種類の魅力だと思います。

今日、展示を見ながら散々 (?) ビートルズの曲を聞く事ができました。聞きながら、英語の歌の歌詞を英語を母語としない私達が理解しようとすることはとても重要だと思いました。今では歌詞の日本語訳が自動的に手に入りますが、少し苦労して自分で日本語に訳してみることも大切だと改めて思いました。

(2018.9.4)

★今回の教訓:英語学習とビートルズは相性がいいのかもしれない。
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オックスフォード通信(160)Liverpool 紀行 (1)

港のある街

とは知っていましたが、これまで訪れたロンドンともスコットランドとも異なる爽やかな風が吹いている街です。

オックスフォードを朝の10時前に出発し、一路M40-M6を乗り継ぎ、マンチェスターを超えて3時間半のドライブでした。街について思うのは、洗練された街の雰囲気です。港方向から強い北がぜが吹き抜ける街というイメージです。

オックスフォードにあるような古い煉瓦造りの街並みもありますが、近代的なビルも所々に散見できます。同志社女子大学英語英文学科のD先生がリバプールが故郷で夏休みで帰郷していらっしゃるということで、先生の温かいお心遣いに甘えて街を案内して頂きました。

その古い街並みと新しいビルが混在するのは第二次世界大戦の際ナチスドイツ軍に空爆を受けたせいだとのことです。爆弾で破壊された跡地には新しいビルが空襲を免れた所はそのままの街並みが残っているとのことです。

待ち合わせの Cathedral を私がもう一つの大聖堂と勘違いしていたハプニングは合ったものの、リバプール出身の先生ならではの興味深い説明によって街の魅力が何倍にもなるのが不思議でした。途中、ジョン、ポール、ジョージが通っっていた高校(現在は美術専門学校)にも案内して頂きました。リバプールだから(途中のMotorwayの交通標識はL’ pool)あのビートルズが生まれたように思います。伝統を大事にしながらも新しい風を取り入れる革新性

あのタイタニック号の親船会社の本社もリバプールにあったそうです。

Liverpool Cathedral の屋上からは運河 (River Mersey)と大西洋、そして風を利用した大量の風力発電の風車が海上に立ち並んでいるのが見えました。

夜はD先生と絶品の中華料理を頂きました。

明日はリバプールの街を更に散策したいと思います。

(2018.9.3)

★今回の教訓:伝統と新たな文化の融合、京都と異なるのは海があるところか。
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オックスフォード通信(159)夏の終わり

サマータウンには日曜日にマーケットが出ます

このサマータウンに住みたいと思った理由はいくつかあるのですが、例えば大学まで徒歩圏内であるとか、バスの便がいいなど、しかし大きな理由は街の中にちょうど商店街のようにほぼすべての種類のお店が揃っているということがあるかもしれません。散髪屋さん、自転車屋さん、銀行、スーパー、コーヒーショップ(7月まではスタバもあった)、パン屋さん、ケーキ屋さん、文房具店、プール、ジム、パブなど。

とりわけ、この夏の間、土曜日日曜日にはマーケットの屋台が並び特に何を買うわけでもなく冷やかして歩くのが楽しかったです。マーケットは野菜やサンドイッチ、パンなどの店が多いのですが、アイスクリーム屋さん、植木屋さん、コーヒーの豆やさん、レバノン料理の屋台、チーズの屋台と多彩です。今日などはペットの犬や猫用の高級な?エサの屋台もありました。

オックスフォードシティーセンターでも音楽の演奏をしている人がいるのですが、このマーケットではおじさんが毎週マーケットの前に椅子をおいてアコーディオンの演奏をしています。哀愁を奏でるようなメロディーについ皆さんも財布の紐が緩むようです。

映画『ノッティングヒル』の中に出てくる市のイメージに近いかもしれません。

先週の日曜日は雨でしたが今日の日曜日は快晴。しかしその夏の日差しにも翳りが出てきたような気がします。

季節は夏から秋に移ろうとしています。

楽しかった夏のマーケットもそろそろ終わりです。

明日から3日間、Beatlesの故郷、Liverpool(リバプール)に出かけます。

(2018.9.2)

★今回の教訓:スーパーマーケットとは異なるいい味がある。人の笑顔が見られるのが冷房のかかったスーパーとの違いか。
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オックスフォード通信(156)Great Western Railway

来客を迎えにオックスフォード駅

朝、8時ですからそれほど早朝ということでもないですが、それほど遅くもない時間。8:17着のロンドンからの列車(電車ではなく全てディーゼルカーです)で到着される予定。8:10までは何事もなく普通に電車が到着して発車していく風景でしたが、突然電光掲示板が「Special Notice」に変更。

事故があったため全ての電車を停止させるとのこと。

すると駅構内は続々と人が増え始め人々が電話で連絡を取り合ったり駅員に事情を聞くなど混乱しそうな雰囲気。日本ならここで殺気立った人が怒鳴ったりざわめきが起きるところなのですが、静かです。

それぞれ解決策を知っているのか、構内で待っている人の数は増えるどころか徐々に減って行きます。日本なら入場制限などをするところです。もちろんオックスフォードがそれほど大きな街ではないということもあるかもしれません。ロンドンでなら・・・でもロンドンでもそうはならないような。

理由は恐らくみんなあきらめているからだと思います。列車の遅延やキャンセルなどにイギリスの人は慣れっこになっていて、それに対する対処法をよく知っているようです。バスなどの他の交通機関に変更する、諦めて違う日に行くことにするなど、消極的なあきらめ方をよく知っているように思います。

来客とはLINEで連絡が取れたので(短期で外国旅行をする際にはレンタル・モバイルは便利ですね。最もアメリカはソフトバンクならアメリカ放題があるようです)事情(there was a dead body on the rail)を説明したり、電車が反対方向に動いてもパニックにならないで良かったです。

結果的にはAppleford付近まで来ていたものの Didcot Parkway Station まで列車は戻って、そこからバスの代行運行になりました(このパターンが多い)。ただ、本来ならOxford駅まで代行するべきなのにオックスフォード市内でバスが打ち切りとなったのは解せません。手抜きですね。

(2018.8.30)

★今回の教訓:あきらめていると起こることもないということを学んだ。

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オックスフォード通信(155)0階?

イギリスの何階という数字の数え方にこれまで腹が立っていました

3月末にヒースロー空港に到着してバス乗り場を尋ねた際にも1Fと聞いて行ってみるとそこは日本で言う所の2Fであったり、デパートでも3Fというとそのまま3階だと思うのですが、地上階がGround Floor = 0回とカウントするので実際には3+1=4階ということになります。

なぜこのような不合理なカウントの仕方をしているのか、イギリス人はよく分かるなあと怒りがこみ上げてくるなり感心するなりしていました。

ところが最近少し考えが変わって来ました。地階のことを考えていなかったのです。イギリスでは地下1FをB1ではなくて、-1、地下2Fを、-2と表記します。地上階を0とするので地下はそのような表示になるのですね。

おお、これはひょっとして。はい、数学、いや算数で習った数直線の世界です。マイナスからプラスに、地上階を0とカウントすることによって合理的に説明ができます。さすが、ニュートンを生んだイギリス。

日本のように地上階と地階を別のカウントの仕方にする方が非合理的かもしれません。地上階は確かにもし海抜ゼロとしたら0階、Grand Floorです。

少しイギリスにかぶれて来たのかもしれません。

(2018.8.29)

★今回の教訓:何かに気づくことは重要な成長の一歩だ。
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オックスフォード通信(154)Sunny side up? Over easy?

English Breakfastの定番には必ず目玉焼きが入っています

日本では目玉焼きを英語でSunny side up(黄身、Yolkが上の状態の料理ということなんでしょう)と言いますが、以前から何か変な感じがありましたが、「そうなっている」と言われれば言葉なので「そうですか」と言わざるをいませんでした。なぜ違和感かというとその言葉のどこににも卵という言葉が入っていないからです。

両面焼きのover easyに関してはもっと違和感を感じるもので、確かに反対側も焼いてください、という感じなのでしょうか。

今回の在英研究の裏メニューは英語自体について考えることですので、この点についてオックスフォード大学のEさんと話をしてみました。すると驚愕の事実が・・・

驚愕でもないのですが、sunny side upと聞いても目玉焼きと分かるけれど、イギリスでは通常、fried eggというとの事。両面焼きでもfried egg(あまりイギリスで両面焼きをみた事がありません)。

なるほど。両者を比べてみるとイギリスの方が分かりやすいですね。私たちの(私の)潜在意識の中にアメリカやカナダの英語が正しいというものがあるのかもしれませんが、通常日本で手に入る本などはほぼアメリカ英語をもとに書いてあるのでイギリス英語に触れる機会がありません。

もちろん、逆にイギリス英語が本家なので、そちらが正しいということもないと思います。丁度、京都の銘菓、八ツ橋の本家と元祖はどちらが本当なのかのような留めない議論になるのでそれは意味がないと思うのですが、少なくとも全てのアメリカ英語を採用しなくてもいいと思います。

おそらく「どちらが文化的に・コンテクストニュートラル」で「分かりやすいか」という視点で考えるべきだと思います。あくまでも英語を使うのは「グローバルリンガフランカ」=「国際語」としてであるということを覚えておきたいと思います。

A: Can I have fried eggs?

Waiter: How would you like madam?

A: Could you make it over easy?

という英・米・加、ミックスが一番妥当なのかもしれません。

(2018.8.28)

★今回の教訓:イギリス英語を部分的に採用することで英語の使用が楽になるかもしれない。
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オックスフォード通信(153)Banbury

現在住んでいるフラットはBanbury(バンベリー)street の近くにあります

イギリスはそのゴールになる街の名前を通りにつけている事が多く(その他目抜き通りはHigh Streetである事が多い)、一本西の通りは Woodstock street(あのウッドストックのイギリス版というか、イギリスのこの名前をアメリカに持って行ったのでしょうね。北米の町の名前はほとんど全てイギリスにあるのではないでしょうか。あのニューヨークですら、YorkのNewですから)。

車を譲っていただいたこともあり、昨日の日曜日、興味津々でそのBanburyまでドライブを楽しんで来ました。オックスフォードからM40などを利用して30分くらいの距離でした(本来はそのBanbury streetを北上するべきでしたが、つい高速道を使ってしまいました)。

特にこれ、ということもないようですが、オックスフォードよりもコンパクトな街並みで昔ながらという形容詞がぴったりの街です。

パーキングに車を停め、パーキングチケットの券売機で1時間の券を購入し(この辺りはすごくハイテクになっていてApple Payで支払いができました)ぶらぶらと散策をしてみました。途中、雨も降って来たのですが、面白い発見が2つありました。

オックスフォードになくてバンベリーにあるものHMV
オックスフォードではCDを売っている店を見つける事ができないのですが、バンベリーのショッピングセンターにはあのHMVがあり堂々とCDが並んでいました

オックスフォードあってバンベリーにないもの
:サラダのドレッシング
お昼ごはんにBBQラップを食べたのですが、気づくとその付け合わせについてたサラダにドレッシングがついていない。まわりにも見当たらない。これか!と思いました。昔、オックスフォードに来た事がある人が当時と現在の違いについて食事が美味しくなった事だとおっしゃておられました。昔はスープと言っても味がしないお湯のようなもの、サラダにはドレッシングもなし、明らかにEUに加盟し、ユーロトンネルが開通し、パリとロンドンが電車で結ばれてから人の交流が増加して、多くの美味しい食事やレシピがイギリスにやって来たとのこと。しかし、このバンベリーにまでは届いていなかったようです。ここにはEUの影響を受ける前の古き良きイギリスが残っていたのか!と思いました。

そして、これはEU脱退後の未来のイギリスの姿かもしれません。

バンベリーは奥深い街です。

PS. ちなみに苦労した(通信74参照)あのスカイTVの店鋪というかスカイのコーナーがショッピングモールにありました。

PS. フリーの卓球場もありました。

(2018.8.27)

★今回の教訓:街が画一的でないところがイギリスの面白いところ。
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オックスフォード通信(146)Chipping Norton

日曜日の午後、オックスフォード近郊にある Cotswoldsの一部でもあるチッピング・ノートン (Chipping Norton) までドライブを楽しんできました

ロータリー又はラウンドアバウト (around about;ロータリー)と言われる交差点にもだいぶ慣れて来ました。これはミッションではなくオートマの車に乗っていることがいい意味で影響しています。というのも以前ミッションのレンタカーを借りた際には、ギアチェンジにも注意を向けながらラウンドアバウトで何番目の出口で出るか、その為には内側いや外側のレーンに入るかとこちらにも注意を向ける必要があったからです。

ただ、まだ国道のA431などの番号がすっと入ってこないので、とっさの判断にぎこちなさが残ってしまいます。また右左の交通の向きは日本と同じなのでハンドル(steerling wheel)は右ハンドルなのですが、ワイパーと指示器の位置が日本での車と逆になっています。ラウンドアバウトでのとっさの場合に「つい」日本のくせが出てしまい、雨も降っていないのにワイパーを動かしてしまうことがあります。

さて、チッピング・ノートンはCotswoldsと言われるイングランドの田園地帯の一部になっているので、家々のレンガはハチミツ色のものが多く、いい感じです。オックスフォードから車で30分くらいのところにありますので気軽にいける感じです。途中、Woodstockや世界遺産に指定されている Blenheim Palace を通っていきます。

チッピング・ノートンは小さな街なのですが、スーパー(Co-operative)やWh-Smith(文具店)は店が一店舗しかないせいか、オックスフォードの店よりもはるかに大きく品ぞろえも豊富です。中では鮮魚や生のチーズを店員が売っています。何か変な感じですが、車で運べるということもありますのでトイレットペーパーなどかさばるものを沢山購入して来ました。

このように書くとほのぼのとしたいいドライブのように思えるかもしれませんが、ラウンドアバウト以上に困るのがイギリス人のスピード狂です。以前何度か書かせていただきましたが(通信95、106参照)田舎の片側一車線の制限速度は大抵50マイル(80km/h) 、市街地で30マイル(50km/h) なのですが、その速度で走っていると後ろにどんどんと車列がつながります。そして追越車線が現れるやいなや、猛スピードで私の日産を抜き去っていきます。

なるべくバックミラーを見ないようにしているのですが、こちらの車は中間点灯している車が多いので自然と目に入ってしまいます。また一度、おそらく常時左折できるところになっていたと思うのですが、日本のような標識が見つからなかったので横の赤信号待ちの車に習って停車するとものすごい音でクラクションを鳴らされました。

イギリス人は会って話をすると穏やかで丁寧に思えるのですが、列の順番を抜かした時と車の運転手に関しては豹変するように思えます。ルールを守るという点は制限速度を守っているのは私の方なんですが、まだこの点は理解に苦しむところです。

でも、チッピング・ノートンのカフェで頂いた、アフタヌーンは美味でした。特に紅茶(earl grey tea)は軽く4杯分くらいは入っていました。大盤振る舞いです(お湯のことですが)。

(2018.8.20)

★今回の教訓:ハンドルを握ると人格が変わらないのは日本人だけかもしれない。そういえば、アメリカでもカナダでも高速道路は平均スピードが120kmくらい、追越車線は140kmくらいが普通だった。1995年に学生引率で訪問したMary Baldwin Collegeのある Stanton で載せて頂いた先生は優に60歳を超えていたけれど高速は75マイルくらいで走らなくっちゃ、と言っておられたのを思い出した。
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オックスフォード通信(145)PROMS

イギリスにいる間に是非ともと思っていた BBC PROMS (PROMenade concertS), に金曜日の夜に行ってきました

4月当初からプログラムを買っていたのですが、なかなか踏ん切りが付かず、このままでは行かずじまいになってしまいそうでしたので、思い切って(大事な事ですね)バスに飛び乗りロンドンまで日帰りで行ってきました。

グズグズしていたのには理由がいくつかあるのですが、その最大のものが、イギリスのコンサートは始まるのが遅く、当然のことながら終演も遅いという事です。このプロムスも同じ事で金曜日のコンサートも19:30から終了はほぼ22:00(中には、Late night concertというものもあり0:00終演というものもあります)。

結果的には帰りもバスで帰ることができて、オックスフォードのアパートには0:30頃には帰り着いていましたので、地下鉄やバスの乗り継ぎもうまく行きました(Victoria Station のCoach Bus Stationから乗ったのですが、行きに帰りの乗り場を下見しておいて良かったです。イギリス最大のバス乗り場だと思います)。

さてこの PROMS に是非にともと思っていたのには微笑ましい理由があります。36年前(1982年)ヨーロッパ一人旅(正確には、到着時と出発時のみツアー。現在の『地球の歩き方』の前身であるダイヤモンドツアーに参加)した際、この会場の Royal Albert Hall の外観だけ見て中を見ることができなかった悔しさが残っていました。今回はコンサートということもあったのですが、この会場となった Royal Albert Hall の中に入って見たい気持ちの方が強かったと思います。

会場内は外観から想像できるように円形、しかも中央部1Fは当日券の立ち見席という他のクラシックコンサートでは考えられないような形式。

インターネットで3日前に予約した席でしたが、ステージからそれほど遠くなく指揮者やコンサートマスター、バイオリンのソリストの顔もはっきり見えるいい席でした。

PROMS の趣旨がクラッシック音楽を一般大衆にも楽しんで欲しいというところにあるからでしょうか、ビールなどの飲み物の持ち込みもOKという気軽なコンサートのように思えました。また休憩時間には甲子園のように肩から番重のようなものにアイスクリームを載せて客席を売り歩いていたのにはビックリしました。しかしコンサートが始まると誰一人物音一つさせないでシーンとするメリハリは流石です。

曲目は、エルガーやプロコフィエフ、フィンランドの作曲家の現代曲でした。BBC交響楽団の弦の響きが美しく引きこまれるような演奏でした。

客層は圧倒的に60代以上のシニアが多いように思いましたが、クラッシックを手軽に楽しめるような仕組みは上手い、と思います。日本にもこのような企画があるといいですね。

36年間の想いを遂げることができて、イギリスに来た目的を一つ成し遂げることができた夜でした。

(2018.8.19)

★今回の教訓:プロムスはBBC3のラジオでも生中継しているが生の感動には到底及ばない。期間中にもう一度行って見たい。
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オックスフォード通信(144)IKEA

車があると少し近郊に足を伸ばすことができます

本日は Milton Keynes にあるIKEA(日本語ではイケア、英語読みではアイケア)に行ってきました。現在のフラットはもちろん借家で来年の3月一杯までなので大型家具を買うことはできませんが、ソファなど色々と見て回るのは楽しいものです。

神戸にもあるのですっかりお馴染みですが、中においてあるものも日本と良く似ています(神戸のイケアで購入した我が家のダイニングテーブルと全く同じものもおいてありました)。日本と唯一異なるのはワイングラスの種類が多かったり、アイスクリームのスクープなどかもしれません。

日本と異なり土曜日でも駐車場に待たずに入ることができるのも異なるところでしょうか?

面白かったのはレストランです。オックスフォードやロンドンで食べるとどんなに安くても£5は下らない Fish and Chips などが£3台、コーヒーなどに至っては£1台です。もちろん、これは買い物のおまけという意味合いもあるし、郊外にあるお店なのでそれだけ安くできるのでしょうが、スウェーデン人が作ったらこんなに安く美味しくできますよ、と言っているような気もしました。それをイギリス人が列を作って買い求めているのも何か滑稽です。

どこの国でも同じなのは、子供です。子供はゼリーやケーキなどの甘いものが好きで、セルフ形式で取って行く中でついつい手が出るのですが、お母さんに怒られて戻しています。お母さんは厳しいですね。

このレストランでは買い物の途中でも立ち寄れるし、買い物が終わった後でも寄れるのですが、後者のパターンんでレストランで食事をして帰ろうとすると、セキュリティに呼び止められました。どうも買い物のチェックアウトをしないでそのまま帰ってしまう不届き者もいるようです。レシートを見せるとと事なきを得たのですが、そのようなことで呼び止められるとドキドキするものです。

IKEA を見て回りながら、帰国したらあれを買いたいな、などと考えていました。

PS. レストランのサーモン、さすがに北欧スウエーデンの店だけあって、いい塩味。

(2018.8.18)

★今回の教訓: IKEA お得意の小物を買ってきた。iPhone用のスタンドだが£1台と驚異の安さ。以前神戸で500円で購入したクロックは残念ながらなかった。

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オックスフォード通信(143)Folyes

ロンドンに行く用事があったので、本屋さんに行ってきました

オックスフォードにはBlackwell’s とWater Stoneという大きな本屋さんがあるので特に本については困っていないのですが、折角ロンドンに行くのだからということで、一番有名な本屋さんに行きたいと思っていました。

イギリス人の友人二人に別々に尋ねるとそろって、それは Folyes だよ、とういことで、Charing Cross Station駅と地下鉄のTottenham Court Road駅の中間にあるこの本屋さんに行ってきました。

中には第二次戦争当時、ナチスドイツに空爆を受けても周りの住民と協力しながら営業していた大きな写真も展示してあったりと歴史を感じさせつつもモダンな新しいビル構えです。

5Fだったと思いますが、本の売り場としては最上階にLanguagesのコーナーがあり、もちろんTESOL(外国語教授法)関係の本がたくさん並んでいるのですが、ラテン語から始まり中国語、イタリア語と諸外国語の書籍が並んでいます。その中でも他言語と比較しても日本語のコーナーが広いように思いました。それだけ日本語に興味を持っている人達がロンドンに多く住んでいるということなのでしょう。

3FにはCDコーナーもありオックスフォードではすっかり見なくなったCDジャケットを眺めて懐かしく思っていしまいました。

それほど巨大な本屋さんではありませんが、本を手にとって色々とインスピレーションが湧くいい本屋さんだと思いました。

(2018.8.17)

★今回の教訓:アマゾンもいいが、本を実際にパラパラめくって見ることの意味は大きい。
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オックスフォード通信(141)イスラムの世界

しばらく前に、ブルキナファソのピーターさん、ギニアのサマーさん、シリアのオマールさん、そして日本のコナツさんと一緒にランチを食べました(通信114参照)

その日はピーターさんがステーキが好きだというのでオックスフォードの南、カウリー (Cowley) にあるパブでお話をしました。

折角ステーキが美味しい店に来たのですが、サマーさんとオマールさんは宗教的な理由でステーキを食べないというのです。ピーターさんを含め3人ともイスラム教を信仰しています。ピーターさんが詳しく教えてくれたのですが、イスラムではまずポークを食べることを禁じている、これはよく知られた事実です。難しいのはビーフです。

ビーフに関しては、ハラル (halal)によって詳しく規定されていて、要するにこの要綱に沿った食肉の処理をしなければ食べられないとのことです。牛はインドのヒンズー教や日本の神道の一部でも固く信じられているように、田畑を耕したりして人を助ける動物であり神聖化されているところがあります。その聖なる牛を食すには牛が苦しまないような形で食肉化 (slaughter)しなければ食べられないということです。その証拠としてhalalというマークの付いている食肉でなければ、またレストランであればハラルの肉を使っていると証明がなければいけないとのことです。

サマーさんとピーターさんは30代半ば、オマールさんで40代半ばといったところですが、ピーターさんを除くお二人はこの掟を堅く守っておられるようです。

ただアフリカでも国が異なるからなのか、個人差なのか、ピーターさんはハラルには気にせず、ステーキが好きだと言ってメニューにあれば良く注文するそうです。

その他の行動規定についてはシャリーア法 (Sharia)で細かく規定されているようで、原則としてお酒やタバコも禁止とのことです。最も厳格に守っているのがサマーさんでお酒もタバコも吸わないとのこと。その中間がオマールさんでタバコは吸う、お酒はほどほどに、ポールさんはタバコは個人的な趣味で吸わないだけであとは何ら規制されないと言っておられました。

全世界人口の何分の一かを占めるイスラム教ですが、このように個人ベースでお話を聞くとよく分かって面白いです。

その他、シャリーア法では一夫多妻制度を禁じていないそうですが、実際に実践してしている人は少ないそうで、二番目の奥さんをもらうには一番目の奥さんの許可がいるそうです(許可する奥さんは少ないと思いますが)。

先日話題になった、女性が初めて車の運転を許されたサウジアラビアはイスラムの中では例外的存在のようで他の国では女性も普通に車の運転が許されているようです。

ハラルシャリーア法についてはイギリスの新聞でも触れられることがあるようです。

お二人には申し訳ないのですがステーキはとても美味しかったです。

(2018.8.15)

★今回の教訓:イスラムというと分かりにくいというイメージがあるが話をしてみるとなるほどと分かってくるところもある。日本は敗戦記念日。

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オックスフォード通信(140)車を譲って頂きました

日本に帰国されるK先生ご一家からNISSANを譲って頂きました

当初は車を持つ予定はなく必要があればレンタカーを借りる予定にしていました。実際、オックスフォードで5日間、スコットランドでも5日間レンタルしたのですが、オックスフォードではミッション車ばかりでオートマのレンタカーが少なく(通信42参照)苦労しました。また保険代等含めると結構金額がかさむことも気になっていました。

今回、K先生からご提示されたのはレンタカーにすると2回分くらいに格安の値段であったことが決め手になりました。とはいえ、保険代( £320、日本のあいおいニッセイ保険のイギリス支店で契約)、自動車ロードサービス(AA、月あたり £10)など費用がかかりますが、それを含めてもかなりお得感があります。

K先生は几帳面かつ親切な方で、2000年製のNISSAN ALMERA の上手な乗り方をご教授頂くだけでなく、引き渡しの際には密かにガソリンも満タンにしていただいていました。このような親切な方にお会いできるのが海外生活での幸せのひとときだと思います。Pay it forward の精神で次、来年3月に誰かにお譲りする際にはK先生に親切にして頂いたご恩返しをしたいと思っています。

さて、午後少し時間があったので、オックスフォードから10マイルくらいのところにある Witney(ウイットニー)という街までドライブしてきました。エアコンは付いていないのですが、18年落ちとは思えない堅実な走りです。

オートマということもありますので、以前苦労した(通信42参照)ラウンドアバウトもそれに集中できるので間違えることもなく行って帰ってくることができました。とはいえ、車の運転には十二分に気をつけたいと思います。

(2018.8.14)

★今回の教訓:車があるとオックスフォードの街から少し郊外に足をのばすことができる。
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オックスフォード通信(139)銀行のIT化

銀行は海外生活の根幹を成す機能です

4月にやっとの思いで銀行を開設してから、日本からの生活資金の送付やこちらでのクレジットカードの支払いによく利用しています。

クレジットカードはイギリスのクレジットカードでないと受けてつけてくれない会社やサイトがありますので(現時点ではamazon UK、easy Jet)、銀行口座を開設したら一緒にクレジットカードも作るほうがいいと思います。

またこちらの銀行口座からお金の払い込みをする場合もあります。日本の銀行からするとなると、送金について一律4000円(Sルガ銀行の場合)かかるので実用的ではありません。

ただ、イギリスの銀行はIT化がおそらく世界で一番進んでいると思えるくらいありとあらゆることを自分のコンピュータやスマートフォンでしなければなりません。これは私の設定ミスだと思うのですが、クレジットカード料金も銀行から自動引き落としではなく自分でWebにアクセスしていちいち引き落とし手続きをしなくてはなりません。

特に、一番最初に払い込みをする相手先には銀行口座の入力だけでなく、スマートフォンを使ってワンタイムパスワードを発生させなければいけません。この辺りは日本でも似たような状況になっていますが、イギリスのH銀行に限って言うとそこに相手先の銀行口座の一部を含めるなど複雑です。

それだけセキュリティが強化されているということですが、このIT化にイギリス人がついて行っているのがすごいと思います(お年寄りもスマホを使っている人が多いです。もちろん銀行のことをスマホでしているとは限りませんが)。

日本の近未来を見ているような気がします。

(2018.8.13)

★今回の教訓:住まいの近くのロイド銀行サマータウン支店はしばらく前までは有人だったそうだが現在ではATMが並んでいるだけ(と言っても銀行のWifiは飛んでいるので近くのコスタの窓側に座るとその電波の恩恵に預かれる)。銀行もJRのように無人支店が増えるのだろうか。
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