オックスフォード通信(170)大学図書館のトイレ

トイレのことばかり書きたくないのですが、海外生活では重要な場所ですのであえてふたたび

昨日のこと、パソコンのこともあるのであまり席を立ちたくないので(通信128参照)我慢しているわけではないのですが、帰る頃に行くことがあります

オックスフォード大学の図書館は閉館時間が同女の図書館よりも早いのはビックリなのですが(通信120参照)、昨日はギリギリまで粘っていました。と言っても18:45頃。同女なら優しい声で「閉館時間15分前です」とかアナウンスがあるところですが、こちらは10分前に問答無用の「帰れ」と言わんばかりの鈴がなるところですが、その5分前にトイレに行ってから帰ろうと思いました。

ラドクリフカメラのトイレは地下にあるのですが、そこへのドアが開きません。また、故障かなと思ってかなり力一杯そのドアを引こうとしたのですがびくともしません。すると、ドアに張り紙が。閉館30分前からはトイレの横に併設してあるウオータークーラーの関係で使えません、と。

全く関係ない。唖然としました。

私は正直、トイレに行っておこう、くらいのつもりだったのですが、緊急の人もいると思います。トイレを封鎖しますか、と聞きたくなりました。もちろん、そこがこの図書館で唯一のToiletです。

要するに、スーパーマーケットやカフェの閉店準備と同じで、7時ジャストに係員も帰宅したいだけなんだろうと思います(以前、閉店間際のスーパーで[Tesco]、ヨーグルトが欲しいと行ったら、閉めかけていた店員が Just two minutes と怖い顔で言い放ったことがありました。スコットランドでしたが)。

ただですらトイレが少ない(通信107参照)イギリスです(先週末のドッグショーの帰りパブでビールを飲んでいたら、トイレだけ使いに来た女性がいました。すぐに分かるものですね)。

せめてトイレくらいは閉館時間まで使わせて欲しいものです。

PS. 外に出ると爽やかな秋空が広がっていました。オックスフォードはすっかり秋です(10月下旬の雰囲気です)。

(2018.9.13)

★今回の教訓:トイレの時間まで気にしていたらできる仕事もできない。
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オックスフォード通信(167)携帯事情

Wifiが大学と自宅フラットで利用できる環境にありながら、依然として携帯は重要です

私は理由があり2台の携帯を持っています(iPhone 5/X)。イギリスに到着してすぐ契約したのが giffgaff というプロバイダー(通信12, 1参照)。これは低料金(私の場合月に £10=1500円ほどです)でカバーする範囲も広く、前月の使用状況をみてアップグレード・ダウングレードをアドバイスしてくれるなどユーザーフレンドリーなところが気に入っています。

もう一つは、オックスフォードでつながりやすいという噂をもとに、イギリスNo.1と言われるEE(イーイー)を敢えて避けて、日本でも聞いたことのある Vodaphone と契約しています。当初はほとんどWifiを使わないだろうと思い、Data量が2GBの £13のプランにしたのですが、毎月足りないどころか倍以上のデータ追加をして、7月などは £43も支払う羽目に(といっても
6000円くらいですので日本の2/3というところです)。

でも流石にまずいと思い、Cornmarket通りにある Vodaphone の支店に行ってきました。待つこと10分くらい。担当の係員が相談に乗ってくれたのですが、結果的には £20で20GBのプランがあるとのこと。はじめからこちらにしておけばよかったと思った次第です。

Vodaphone だけではないのですが、オックスフォード市内での接続状況がよくなく、図書館の中、喫茶店の奥、オックスフォード中心部(イギリスではCity Centreと表現)と自宅フラットの間などでは頻繁につながらないという状況があります。これはVodaphone が悪いのかしらとおもい、いっそここでEEに乗り換えようかと思いました、1年契約になっていますので、ここで解約すると、解約金は?と係員の女性に来てみると、恐ろしい答が。

£13(月額)× 6ヶ月(契約の残りの月数)= £78 とのお答えが

再度、日本と比較すると、この料金を払っても快適なインターネットを享受できるのならと一瞬思ったのですが、ばかばかしいので、プラン変更をすることにしました(契約月数は4月から継続)。

でもそのプラン変更がその支店ではできず自分で電話でしろとのたまうのです。なぜ?仕事分担があり、支店ですると侵害になるとのこと。ばかばかしい。

まあそうは言っても仕方ないので自分で Vodaphone に連絡して10分ほどで変更完了。こちらはとても親切でした。

しかし、格安のプランを作っておいて追加料金で法外な金額を請求するプランをつくっているあたり、giffgaff とは大違いだと思っています。

これからイギリスで携帯の契約をするばあいにはまずは giffgaff ですね。支店はありませんが、その分格安でWeb、メールで丁寧にサポートしてくれます。何しろ、滞在先のホテルやBBにSIMカードを送ってくれるのですから。
(2018.9.10)

★今回の教訓:使いやすい携帯を持っておくことは海外生活では重要。プランも慎重に選ぶ必要がある。
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オックスフォード通信(164)インターネットダウン

フラットのインターネットが突然ダウンしました

しかもWebを見ている最中だったので突然という感じがしました。このようなときに真っ先に疑うのは次のどちらかの可能性です

① フラット内の機器、接続に問題がある
② インターネットプロバイダー(私の場合、Sky)の問題

ルーターなど何もいじっていないので(Sky提供のルーターとApple Air Macを現在利用しています)、①の可能性は低いと考えます。しかし、何かの拍子に設定がおかしくなっているかも知れないと思い、文系的発想でまず電源を抜く→挿すの繰り返し、次にコードについても同様の作業。しかし、反応なしです。

次は、②の可能性が高いので、しばらく回復するのを待つ。しかし10分くらい待っても回復しないので、携帯でSkyの接続状況を調べても特にトラブルが起きている可能性はないようです。走行しているうちに、パソコンの画面にスカイのソフトが自動的に立ち上がって、ネットワークの接続を確認する方法が指示されました。といっても、①で私がとった行動と全く同じ事なのですが、念のためにもう一度試して見てもダメ。

これは直接スカイに連絡して聞いてみるしかないと考えます。携帯でスカイのサイトに行くと例によってIDとPASSWORDを入れよと指示が出てきます。

大抵そのようなものは覚えていないので(本当に沢山ありすぎます)、秘密のメモを探して、無事にスカイのサイトにログイン。

すると驚愕の事実が。

私のネットワーク(だけ)が、SUSPENDED と表示されています。英語はこのようにして覚えると、Suspendedが保留とか一時停止(学校なら停学)という意味なのがすぐに覚えられるんだろうな、と変に冷静に、なぜネットワークが停止されているか考えました。

料金が払われていない!

すると以前の嫌な思い出が蘇って来ました。そうです、Apple IDの詐欺まがいで(通信137参照)クレジットカードを再発行してもらったことを思い出しました。最初はHSBC銀行から落ちていないのかと思ったのですが(クレジットカードも親切なんでしょう、車のマニュアル・ギアミッションと同様に自動ではなく自分が支払いたい時に支払うことになっています)、クレジットカード番号が変更になったので8月分料金が自動的に未払いになっていたのでした。

でも、ここでカルチャーショック。

日本なら確実に、支払いを促すようなメールまたは電話をするはずです。イギリス・スカイの場合は突然、しかも中途半端な時間に接続を断つという方法を取るのです。

いい勉強をしたと思います。

海外で生きていく上でインターネットはなくてはならないものですが、それ以上に母国のカルチャーに縛られた考えではなくて、柔軟にいろいろな可能性を探ることが海外生活には必要であると思います。

今回は奇跡的にそのような解決策にたどり着いたのですが、トラブルに対応する方策を持っていないといけないと改めて思いました。結果的には30以内に復旧したのですが、リスクやクライシスに対応するスキルの重要性を再認識しました。

しかし突然切るか。

(2018.9.7)

★今回の教訓:その後、ガス、電気の自動支払いを確認。こちらはイギリス発行のクレジットカードでないと受け付けてくれていなかったので変更なし。
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オックスフォード通信(163)台風や地震について

関西地方を中心とする台風の甚大な被害についてBBCでも定時のニュースで報じています

そしてまた北海道を襲った激震。外国で日本の災害について目にするのは辛いです。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

Facebookでも友人の投稿から御所の木が倒壊して今出川通を塞いだり、同志社女子大学の構内でも大木にひびが入っていて折れている写真を目にしています。また、関空の高潮による浸水や連絡橋の破損には驚いています。

そう考えるとイギリスを始めヨーロッパ諸国とは比べものにならない天災・災害が日本には毎年のように襲いかかっているように思います。ヨーロッパでも今年は酷暑と言われ、干ばつになっているところも多数ありますが、比べ物にならないと思います。ヨーロッパにはまず台風は来ませんし、地震も少ないです。特に、イギリスでは皆無ではないでしょうか。地震のない証拠にオックスフォードでも600年来の石造りの建物が多数残っていますし、この立て方は日本では危ないだろうと思うものがいくつもあります。

NHKもこのような非常事態にはYoutubeを通して「生放送」をしていることを知りました。はじめはビデオと思っていたのですが時刻をよく見ると現在の時刻になっています。まず正確な情報を(国内外に)伝えることはこのような非常時にはとても重要だと思います。

関空を作る際に海上空港は大丈夫なのかという議論があったと思うのですが、原発の場合と同様に想定外のことは想定しないで空港を作っていることに驚きます。排水機構が地下にあって機能しないという報道を聞きましたが、誰が考えても地下に作っては浸水したら終わりということは分かると思います。丁度、原発が想定外の津波を予測しなかったように。

鉄道運行をみても日本人や日本のシステムは世界に冠たる超緻密な精度を誇っています。これは素晴らしいとことだと思うのですが、何かを議論する際に「専門家」が大丈夫だと太鼓判を押したことには(太鼓判を押す専門家を呼んで来ているだけだろうと思いますが)メディアも疑わない姿勢は世界的に見ても稀であると思います。ある一つが動かないと全部がダメになるようなことが続いていると思います。お上が言ったことは大丈夫という信仰が今も日本には生きているのかもしれませんが、公文書改竄のようなことが実際に起きているのがお上の現状です。

または違う考え方をすると、無理しすぎているのかもしれません。そこまでしなくてもということをやり過ぎているのかも知れません。空港もそれほど便利でなくてもいいかも知れないし、原発で電気を作らないと困るようなハイテクの社会は不要なのかもしれません。おもてなしの文化も一方でどこかで無理を強いる社会になっているのかもと思います。

2019年のラグビーW杯、翌年の東京オリンピック。紙一重の計算に基づく計画はそろそろやめるときかもしれません。

関西の台風からの、そして北海道の地震からの復旧、復興を祈念してやみません。

(2018.9.6)

★今回の教訓:エアコンも効かず真っ暗になった空港で多くの人がパニックにならず冷静に行動する姿勢。できそうでなかなか出来ない事だと思う。日本国民の成熟した文化を見る。国民のレベルは高い。
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オックスフォード通信(151)Ten past eight. Nineteen to nine?

毎朝、朝食は BBC のBreakfast(通信136参照)を見ながらというのがライフスタイルになってきました

イギリスを中心にコンパクトにニュースがまとめられていてスッキリした印象の番組なのですが、1つだけ、時間の言い方にはなかなか慣れません。

Ten past eight = 8:10

Nineteen to nine = 9時19分前 = 8:41

いつまで経ってもなかなかピンと来ません(臨界期かもしれません。先日の学会で臨界期はあるのかという議論で、オックスフォード大学の名誉教授の先生が、”No, but if there is, it is over 60”と発言していました。60歳が臨界期かあ)。

もちろん、普通に Eight forty-one と言われる時もあるのですが、頻度としては圧倒的に上記のようなパターンが多いように思います。

考えて見ると何時のことなのか分かるのですが時間がかかります。英語のリスニングにはいろいろな場面と種類があると思いますが、こと数字が絡むとなかなか厄介だと思います。電話番号も聞いてもすんなりと頭に入って来にくいですし、それにmileとyardなどの単位が異なってくるとなお更です。特に、時刻は日常的なことなので、いわば異なったフォーマットになると慣れにくいことが面白いです。

British English はそれはそれで面白いのですが、少し異なる話なのかもしれません。

(2018.8.25)

★今回の教訓:英語など外国語/第二言語の習得には「慣れる」ことを避けて通れない。一方で慣れやすいものと慣れにくいもの(母語や他の表現方法の影響が強すぎる)があるのも事実です。
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オックスフォード通信(156)Great Western Railway

来客を迎えにオックスフォード駅

朝、8時ですからそれほど早朝ということでもないですが、それほど遅くもない時間。8:17着のロンドンからの列車(電車ではなく全てディーゼルカーです)で到着される予定。8:10までは何事もなく普通に電車が到着して発車していく風景でしたが、突然電光掲示板が「Special Notice」に変更。

事故があったため全ての電車を停止させるとのこと。

すると駅構内は続々と人が増え始め人々が電話で連絡を取り合ったり駅員に事情を聞くなど混乱しそうな雰囲気。日本ならここで殺気立った人が怒鳴ったりざわめきが起きるところなのですが、静かです。

それぞれ解決策を知っているのか、構内で待っている人の数は増えるどころか徐々に減って行きます。日本なら入場制限などをするところです。もちろんオックスフォードがそれほど大きな街ではないということもあるかもしれません。ロンドンでなら・・・でもロンドンでもそうはならないような。

理由は恐らくみんなあきらめているからだと思います。列車の遅延やキャンセルなどにイギリスの人は慣れっこになっていて、それに対する対処法をよく知っているようです。バスなどの他の交通機関に変更する、諦めて違う日に行くことにするなど、消極的なあきらめ方をよく知っているように思います。

来客とはLINEで連絡が取れたので(短期で外国旅行をする際にはレンタル・モバイルは便利ですね。最もアメリカはソフトバンクならアメリカ放題があるようです)事情(there was a dead body on the rail)を説明したり、電車が反対方向に動いてもパニックにならないで良かったです。

結果的にはAppleford付近まで来ていたものの Didcot Parkway Station まで列車は戻って、そこからバスの代行運行になりました(このパターンが多い)。ただ、本来ならOxford駅まで代行するべきなのにオックスフォード市内でバスが打ち切りとなったのは解せません。手抜きですね。

(2018.8.30)

★今回の教訓:あきらめていると起こることもないということを学んだ。

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オックスフォード通信(150)学会 2

We are done with that

リスニング能力の測定について質問したのですが冷たい答えとそれに続く笑い声。まあきちんと聞いていなかったと言えばその通りなのですがそんな風に言わなくても、と正直思いました。

これは昨日の話で、オーストリアの研究者の発表の際の一コマです。なかなか難しいものですね。お、これは・・・と思うと考え始めてしまうので、その間発表の声は聞こえてこないものですね。質問するとこんなこともありますし、誰も気にしていないので、私も気にしないのですが、次からは発表を遮っても質問を思いついた時にするべきだと思いました。

悔しいので(正直なところ)その日には聞かないで、翌日ブレイクの間にいいタイミングがあったのでその件についてもう一度話をしてみました。すると本当はなかなかいいところをついていたようで少し嬉しく感じるところもありました。

今回の学会で面白かったのは全てのプログラム(基調講演、ワークショップ、ポスタープレゼンテーション、シンポジウム)が終わった後に3グループに別れて、グループディスカッションがあったところです。全体についての感想を言い合ったり、疑問点について意見交換したりと。これはいいシステムだと思いました。しかも、そのまとめを全体でするとかそのようなプレッシャーのかかることはしないで、グループの中で自由に話をすることを重視しているようでした(まとめをするとなると誰かが記録をとったりまとめたりしなくてはいけなくなる)。

特にメキシコからの研究者の話が興味深かったです。

これまで見過ごしていた領域だったのですが、現在の研究テーマとも関連性を考えることもできました。

集中的に何かについて話を聞いたり考えたりするのは貴重なことだと改めて感じました。もうすぐ9月です。

(2018.8.24)

★今回の教訓:イギリス風の学会の在り方も面白い。
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オックスフォード通信(144)IKEA

車があると少し近郊に足を伸ばすことができます

本日は Milton Keynes にあるIKEA(日本語ではイケア、英語読みではアイケア)に行ってきました。現在のフラットはもちろん借家で来年の3月一杯までなので大型家具を買うことはできませんが、ソファなど色々と見て回るのは楽しいものです。

神戸にもあるのですっかりお馴染みですが、中においてあるものも日本と良く似ています(神戸のイケアで購入した我が家のダイニングテーブルと全く同じものもおいてありました)。日本と唯一異なるのはワイングラスの種類が多かったり、アイスクリームのスクープなどかもしれません。

日本と異なり土曜日でも駐車場に待たずに入ることができるのも異なるところでしょうか?

面白かったのはレストランです。オックスフォードやロンドンで食べるとどんなに安くても£5は下らない Fish and Chips などが£3台、コーヒーなどに至っては£1台です。もちろん、これは買い物のおまけという意味合いもあるし、郊外にあるお店なのでそれだけ安くできるのでしょうが、スウェーデン人が作ったらこんなに安く美味しくできますよ、と言っているような気もしました。それをイギリス人が列を作って買い求めているのも何か滑稽です。

どこの国でも同じなのは、子供です。子供はゼリーやケーキなどの甘いものが好きで、セルフ形式で取って行く中でついつい手が出るのですが、お母さんに怒られて戻しています。お母さんは厳しいですね。

このレストランでは買い物の途中でも立ち寄れるし、買い物が終わった後でも寄れるのですが、後者のパターンんでレストランで食事をして帰ろうとすると、セキュリティに呼び止められました。どうも買い物のチェックアウトをしないでそのまま帰ってしまう不届き者もいるようです。レシートを見せるとと事なきを得たのですが、そのようなことで呼び止められるとドキドキするものです。

IKEA を見て回りながら、帰国したらあれを買いたいな、などと考えていました。

PS. レストランのサーモン、さすがに北欧スウエーデンの店だけあって、いい塩味。

(2018.8.18)

★今回の教訓: IKEA お得意の小物を買ってきた。iPhone用のスタンドだが£1台と驚異の安さ。以前神戸で500円で購入したクロックは残念ながらなかった。

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オックスフォード通信(137b)詐欺メール(続報)

前回の詐欺では十分な情報が得られなかったようで(やった!)追加のメールが今朝、来ました。

みなさんもご注意下さい。

メールのリンクから案内される「偽アップルサイト」(リンクを貼ろうと思ったのですが、二次利用しようとすると正規のアップルサイトにリンクしてしまいます。手が込んでいる)。

(Appleのブラウザー Safariなら以下のリンクをアドレスにコピーすると偽サイトにジャンプします。クリックしてFirefoxなどが起動すると正規のアップルサイトにジャンプしてしまいます)
https://jpmailauthentent.serveirc.com/IDMSWebAuth?appIdKey=z7Tz4qimsMGm5L6xxNkaSlVbiDzaPzQE5JfJIiLiEPJpkNkIfOu3fEK1CEdrhVWqdalX4UCrps2A5xsj#

見分け方:上部のリンクはどれをクリックしてもジャンプしない。

★今回の教訓:同じ轍は踏まない。詐欺メールで賢くなる

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オックスフォード通信(137)詐欺メールに引っかかってしまいました

教員の仕事をしている立場もあり、常々、リスク回避や特に詐欺まがいのメール(フィッシングなど)には注意しているつもりでした。ところが人間には弱みがあるものですね。

私の場合にはアップルと同志社です。

誰しも信ずる人や組織があるものです。その人達から言われたりそこからのメールであると警戒心が突然低くなってしまいます。

朝、メールの整理をしている中で、アップルから下の写真のようなメールが来ました。今、その添付で送られてきた文書だけを見るとおかしいと思うのですが、「あなたのアップルアカウントが凍結されたので再設定してください」というメールにまんまと乗せられてしまいました。

誘導されたアップルのページもそっくり。そこではアップルIDやパスワードの再設定、そして利用するクレジットカード番号、有効期限。そして3桁のセキュリティー番号を入れるように促されます。何かを買ったわけでもないのにそのセキュリティー番号を入力するように言われた段階でおかしいと気づくべきだったのですが、それがアップルのページだっただけに疑うことを忘れていました。

これがオレオレ詐欺に始まる詐欺の秘技なのでしょう。相手の警戒心を解く

次へのページでは、インターネット決済番号の入力が。さすがにこの段階で「おかしい!」と気づきました。これは本当に何かを購入する際のページ、買っていない。

ただ、ここまでで散々電話番号なり住所、クレジットカード番号を入力。

その後、暗澹たる思いで、アップルIDのパスワードの変更。日本のクレジットカード会社に国際電話をかけてクレジットカードの停止してもらい番号の変更を依頼。ということはカードが新しくなるわけですが、イギリスに送付はしてくれる訳もなく、クレジットカードの住所をまず日本の実家に変更し、そちらに送付してもらいそこから国際便で新しいクレジットカードを送ってもらうことになりました。

金額の被害はなかったものの、クレジットカードは2週間くらいは使うこともできず、バックアップで持参したもう一つのカードは使ってみると実は古くてICチップが入っておらずスーパーなどの決済マシンで暗証番号入力という形では使えないことが判明、といろいろとややこしい事態になっています。

本ならすぐに方が付く問題も海外では問題が複雑になってしまいます。

まあ、自分の浅はかさと観念してこれからに活かしたいと思います。みなさんも、特に海外で生活してをしている日本人のみなさんも詐欺メールには十分ご注意ください。

(2018.8.11)

★今回の教訓:悔しい。
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オックスフォード通信(134)Scissors, please!?

調子に乗って散髪に行ってきました

調子に乗ってというのは、過去2回、居住のサマータウン内にあるバーに行っていい感じだったので、昨日、ちょっと時間がある、バーバーの前を自転車で通りかかる、じゃあ暑いので髪の毛をカットしてもらおうと、と軽い気持ちと思いつきで行ってきました(サマータウンには日常生活に必要なお店は親切な自転車屋さんからコインランドリー、銀行、教会まで一応全部揃っています。スーパーマーケットも4店舗あります)。

いい話はそうそう続かないということを実感しました。

これまで良かったのはイタリア系の人の良さそうなおじさんが過去2回とも切ってくれていたからだと悟りました。昨日は、初めてみる、どうもロシア系の女性でした。裾を短く、前は少し切って、てっぺんはそれほど切らなくていいとお願いすると、すかさずバリカン (hair clippers) を持ってカットとしはじめたのです。

羊の毛皮を刈る作業がありますが、まさにカットではなくて刈る、あんな感じ。大抵散髪では最初にお願いしたら何も言わないのですが、思わず語尾を強めて言ってしまいました。

Excuse me!

バリカンじゃなくハサミでしてほしい、そんなことをしたら刈り上げになってしまう。でも返ってきた答は、ならはじめにハサミでカットするように言ってよね、もう始めたので遅いわ、そんな感じの反応が帰ってきました。

そんな話は聞いたことがありません。でもバリカンを持っているのはその女性です。話は平行線でそのまま進行。回りはバリカンでカットされてしまいました。

さすがに前髪や中心部のカットはハサミでしたが。険悪な感じでオックスフォードに来てから3回目の散髪は終わりました。

いつもより£1安かったのはバリカンのせいでしょうか。帰り際に、今後ははじめにハサミがよければハサミって言ってよね、とのたまわっていました。ならはじめに聞いてよ、と思うのですが。横にいた別のバーバーが伏し目がちにすまないね、のような仕草をしていました。次は彼女がいない時に散発に来ようと思います。

ただ出来上がりはいつもとそれほど変わらないようで、それがまた悔しいところでした。
(2018.8.8)

★今回の教訓:昔から歯医者と散髪屋さんは変えるな、と言われている理由を実感。来春、日本に帰国しても河原町丸太町のバーバーのNさんはまだやっているかな。今度はもう一軒の少し高そうな個別予約制のカットもあったように思うのでそちらに行ってみようかな。または例のおじさんのいるときに行ってみようかな。イギリスは気のせいか、散髪屋さんに限らず店のスタッフが日によってゴロッと変わっているような気がする。
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オックスフォード通信(104)インターネットゼミ13 回目 より自律的に、より注意的に

回線・接続状況やコンピュータの状態に左右されるのがこのインターネットゼミのアキレス腱

13回のゼミで本日が同志社女子大学 = オックスフォードのコミュニケーション状態が最も良くありませんでした。

前半(4コマ目)は、私(オックスフォード側)のコンピュータで見る限り、ゼミの映像・会話とも問題はなかったのですが、同志社女子大学側で映像は映っているものの声が途切れ途切れで聞き取りが不可能な状態でした。幸い、本日のゼミはKitao先生に統計についての講義をしていただく予定にしていましたので、ゼミ自体の進行には問題がなかったのですが、ゼミ最初のVermont Talk (small talk) や今日の一言の説明は困難な状況でした。TVの中継でよく音声が途切れました、映像が固まりました、といったことが時々見受けられますが、まさにそのような状態です。

ここは前回同様、LINEを使い、私のコメントや補足、質問はLINEで文字情報で載せるという形式をとりました。いわば、テレビの副音声による解説といったものです。

ただし、「言いたい事をすぐそのまま」言うといったことができないのでこちらのフラストレーションは高まります。コミュニケーションで即時性と双方向性がいかに大切なのか、実感できます。

ただ物事には必ず両面(いい側面と同時にネガティブな側面)があるように、今回のような問題な場面では、ゼミメンバーは集中して私の声に注意したり、聞き取れたメンバーが言い直してくれたり、自分達で何とかしようという意識が芽生えたように思います。より自律的に、といったポシティブな面です。

今回の不具合は西日本の大雨の影響によるインターネットの不具合かと疑ったのですが、4コマ目と5コマ目のブレイクの間に、コンピュータを再起動したら、ほぼ解消しました。なんだ、と思うのですが、4コマ目のゼミ中には思いつきませんでしたし、ゼミの途中でコンピュータの再起動は時間も取るのでなかなかできるものではありません。

その上で改善策を以下の通り考えてみました。

A. Facetimeによる(又はその後のLINEによる)通信状態が良くないときは、可能であればコンピュータを再起動して試す。

B. Aのためににもコンピュータの接続はゼミ開始の5分前には接続を試み、確認する。

C. もう一台、オックスフォード側でコンピュータを用意し、Aの場合には「別の」コンピュータでの接続を試す

D. A-Cで効果が見られない場合には、スマートホン(iPhone)による接続も試す

そこまでしてインターネットゼミをするか、とも思いますが、逆にいうなら「そこまでしてゼミをしなければならないものは何か?」を教員も学生も問いかけるべきなのかもしれません。

(2018.7.9)

★今回の教訓:インターネットを使っている際、再起動は案外効果がある。ターネット・ゼミをしている限り何かトラブルはあると思っている方が健康的。これは通常の授業でもそう思っておく方がいいのかも。トラブル耐性を強くしよう。たくましくなるわ。
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オックスフォード通信(102)喫茶店のオキテ破り

少し気まずい思いをしました

私が現在住むサマータウンにはCostaというイギリスのチェーン店のコーヒーショップがあります。このCostaはロンドンをはじめOxfordでも所々にあるイギリス人お気に入りの喫茶店です。スターバックスもありますが(サマータウンのスタバについてはいつか書きたいと思います)ブリティッシュには遥かにこのコスタの方が人気があります。

奥の方にはコンセントが近い席もあり、ラップトップで仕事をしている人も多くいます。席のタイプも木のチェアから今私が座っているゆったりとしたソファまで様々です。

問題はどの時点で自分が座る席を決めるかということです:①入店したら注文の前に自分の席を確保してからカウンターに注文に向かう、②注文して列に並んでいる間にパッと席を取って列に戻る、③注文を済ませて飲み物が出来上がるまでの間を利用して席を確保する、④飲み物を受け取って初めて席を探す。

さてみなさんは①~④のどれでしょうか。

私は日本では①、イギリスでは③と決めていたのですが、本日は結構お店が混んでいて列に並んでいる間に「うん、これはひょっとしたら座る席がないのでは?」と思ってしまったのです。そこで、②で列の近くのいい感じのソファに荷物をおいて席取りをしました。

ブリティッシュは圧倒的に④です。私の前の小学生くらいの男の子とお母さんがさあ座ろうとした時に私が危惧した通り咳がなかったのですね。仕方ないので2つのテーブルのところを1つ分けてもらって相席のような形で座っていました。席を探す時に私が荷物を置いているのを見て、あら、という感じで仕方ないわね、みたいな感じだったのですが、心が痛みました。

たかがコーヒーショップの席ですがここにはカルチャーが表れていると思います。文化とは、みなさんもご存知のように「すなわち何が良くて何が良くないかという価値判断、道徳判断の基準」でそれをもとに行動がなされます。同じ文化圏の人達はその「判断基準」を共有していますので行動も似通ったものになります。

イギリスには ”First come, First served” (早い者勝ち)の基準があるのだと思います。ただその早いものの「判断基準」が先に店に入店した順ではなくて、飲み物を手にした順なのだと思います。イギリス人で私のような②や③の行動をしているのは高校生か外国人だけのように思います。

別に悪いことをしたわけでも無いのですが、どこにも書かれていないけれどイギリス人なら皆が知っている不文律を破ったようで気まずい思いをしました。

文化の大きな問題(挨拶の仕方、食事の仕方、お風呂の使い方など)はガイドブックに書いてあって知っているのですが、このような細かいけれど結構大事な問題はその場にいないと分からないものです。

文化の問題は多岐にわたり、目に見えないだけに理解するのに時間がかかります。

(2018.7.7)

★今回の教訓: カルチャーで次に問題になるのが携帯の使い方。いつ、どこで携帯を使っていいかよくないか。文化とは言いかえると皆がハッピーに生きるためのソフトウエアなのだろう。
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オックスフォード通信(91)帰国便がすでに・・・

フライトは一年のオープンチケットを購入しました
といっても購入時には半年後までしか設定できないため、当初の日本への帰国便フライトは11月になっています。イギリスに到着してから来年3月末に変更することになっていたのでそろそろしておこうと思いANAのロンドン支店(と言っても電話は結果的に日本に転送されているようですが)に電話しました。

予約でいっぱいです

例によって長時間待たされた挙句(ただいま電話が混んでおります、という例のアナウンスの後、30分くらいは音楽を聴きながら待たせていただきました)、衝撃のご返答。そうなんですね3月というと日本は年度末、帰国する人が多いようです。特にこのタイプのチケットは席の割り当て数が少ないようですぐに一杯になってしまうとの事。しまった!旅行代理店から言われているように4月末に電話してをしておけばよかった、と思うのですが、その時にはそんな気にもならないのですね。この辺りが海外生活の難しさです。

ただ海外で大事なのは冷静になって対応策を考えるです。以前こんな事がありました。空港での話ですが、カナダのトロントから日本に帰る便。時期は同じ3月末。超まで行きませんが格安のチケットで、トロント→シカゴ→大阪、という便で帰ることになっていました。ところが、ピアソンインターナショナルエアポートのNorthWest航空(現デルタ航空)のカウンターに行くと、トロント→シカゴがキャンセルになったと平然とのたまうわけです。I am sorry も何もなしに、君にはオプションが2つあると:①その晩ホテルを用意するのでそこで泊まって翌日の同じ便で帰る、②香港まで行って、そこから乗り継いで日本に帰る、That’s All. えー、ですよね。

でもよく考えると何かおかしい。そうなんです。トロント→シカゴは精々1時間くらいのフライトです。本丸のシカゴ→日本がキャンセルなら諦めますが、トロント→シカゴは色々な行き方があるはず。

落ちついて(ここが海外では最も重要で最も難しい)、本当に他にはオプションはないのか?トロントからシカゴへは本当にいけないの?と聞いてみると、渋い顔(本当にそのような顔をしておられました)をしながら、ないわけではない、と仰るのですね。ルートは、トロント→デトロイト→シカゴ。なぜそのルートを先に言わなかったかというと乗り換えが大変だということよりも他航空グループを使わないといけないからなんです。あるじゃないですか。ということで、そのルートで横で私の話を聞いていた福井県出身のビジネスマンと一緒にそのルートに乗りました。実際、デトロイト→シカゴが大変で、シカゴ・オヘア空港(あの映画『ホームアローン』で迷子になる空港です)の巨大な空間を映画さながらに全速力で走ったのを鮮明に覚えています(なにせ乗り換え時間が10分くらいしかなかった)。後日談として私達は無事に乗る事ができたのですが、福井県のビジネスマンのスーツケースは乗り遅れて(なぜ彼の分だけ?)関空には到着しませんでした。

ということで、現在対応策を考えています。①まずANAにご相談。片道のチケットを取り直す、キャンセル待ちをする(この場合waiting listはないので時々電話をする)、11月までに空きがあれば片道チケットをキャンセル、逆の場合にはオープンチケットをキャンセル(税金分は返却されるそうです)。②次に電話で(国際電話も最近は快調です [通信11参照])旅行代理店に相談。

ということで当初予定していた日程での帰国が少し怪しくなってきました。まあ最善を尽くして楽天的にことの進展を待ちたいと思います。Good luck to me!

(2018.6.26)

★今回の教訓:航空券は複雑。でもANAの日本直行便で帰りたい。
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オックスフォード通信(84)Put the Crap

分からないことは尋ねるべきだと常々言っていますのでその習慣はオックスフォードでも実行しようとしています。

昨日のある集まりで書く事がなければデータとか統計などの ”crap” を入れておけばいいのだ、という話があったのでつい、What do you mean by crap? と聞いたのですがウケました。なぜこの単語を私はこの年になるまでほとんど聞いたことも使ったこともなかったのかということを考えてしまいました。学校では教えないし、論文でも出てこない(academic wordではないので)。NES (Native English Speaking) People も日本人相手にこの言葉を使うこともない。やはり子供の頃から悪ガキ同士で使っていないと出てこないのかもしれないですね。

英語での理解と日本語の理解には違いがあるように思います。日本語が100%理解して何も疑うこもないような雲ひとつない富士山の状況だとすると、英語は富士山の頂上か裾野のどちらかに雲がかかっているように思います。頂上だけに雲がかかっているときには裾野から頂上を類推する事ができます(そのための背景知識は重要です)。逆に頂上だけ見えているときは結論は分かるのですがなぜそうなっているのか裾野を類推することになります。

自分の知っている領域だとこの雲の量が薄くなって全体像が見えやすいのですが、あまり知らない分野だと雲の奥に山の姿を見にくくなると思います。はっきりしているのはどの分野でも雲ひとつない富士山はなかなか厳しいし、望まないほうがいいのではないかということです。そう言えば、富士山がくっきり見えるのも年の1/3ですね。英語コミュニケーションもその程度を目標にすればいいのだと思います。

(2018.6.19)

★今回の教訓:このたとえはなかなかいいかもしれない。遠くから見ているのではなくて実際に自分が登山する山登りバージョンの方がいいかもしれない。
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オックスフォード通信(74)ラグビーとサッカー

今日の土曜日はラグビーのテストマッチ(国の代表チーム同士の真剣勝負の試合)でイングランドと南アフリカの試合を近くのバーで観戦してきました。

本当はスカイTV(通信61参照)をアパートで見ているはずだったのですが、5/29に仰々しくスカイのテクニシャンという人が来て(来られる3日前から5/29の確認のShort Messageが来て、当日もあと40分くらいで到着すると電話があり、大雨の中、来ておっしゃったのが、あなたのフラットはオーナーの意向でスカイTVの工事が出来ないと述べて)2分で帰って行かれたという顚末になってしまいました。いつか恨みを込めてブログに書こうと思っていたのですが、今日まで忘れていました。まあ日本でいえば余計なケーブルTV(WOWOWに近いですね)の視聴料を払わなくていいので良かったと自分に言い聞かせています。しかしこのあたりがイギリスは信じられませんね。ダメなら最初の時点、又は三日前に言えばいいのに。

さて、実は日本対スイスのサッカーの親善試合も前日に観ました。これは誰かが生放送をYoutubeで流しているもので全編フランス語での中継でしたが、日本のやる気のなさ、というよりは勝つ気のないのはよく伝わって来ました。

それに比べて(比べてはいけないでしょうが)、本日のラグビーは盛り上がったし観ている方も気分が高揚しました。パッと気づくと恐らく30人くらいはいたでしょうね。パブも大盛り上がりでした。

実は、以前にInvictusという南アフリカ対ニュージーランドのW杯ラグビー決勝の映画]を観ていて、代表チーム(Springboks)が好きなっていたのですが、本日の試合は(負けはしましたが)圧倒的にイングランドの方が良い試合をしていました(でも最初の南アフリカの国歌斉唱は感動的でした。国歌が誇れる国はいいですね。イングラインドの選手は一人感激して泣いていました。もちろんイギリスの国家の時ですが。イギリスの国歌はメロティーはいいのですが、女王陛下万歳はやりすぎですね。パロティーとしてはいいですが)。

現在のイングランド監督は前ジャパンのエディージョーンズです。

パブで(スポーツバーではありませんが)皆んなで観るのはいいものですね。帰りにはイングランドを応援してくれてありがとうという意味でしょうね(なにしろTVの一番前で観ていましたので)見知らぬお客さんから握手を求められました。

日本のサッカー はなぜハリルさんを解任したのでしょうね。ハリルさんがいるだけで試合に本気で勝つ気が相手にもジャパンの選手にも伝わったのに。

(2018.6.9)

★今回の教訓:パブでスポーツ観戦はいい。
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オックスフォード通信(63)I have been waiting!

私の住むサマータウンは土日になるとマーケットが並びます。

映画ファンの方なら『ノッティングヒル』を思い出していただけるといいと思います。なかなかの良いものでアイスクリームから焼きたてのパン、蜂蜜、コーヒー、サンドイッチ、植物といろいろな屋台がでます(東寺の弘法さんにあるような古着や洋服の店がないのは意外です)。

今週はイギリスは土日に加えてバンクホリデー(通信2参照)で三連休でした(銀行がお休みという意味で分かりやすいからでしょうか、イギリスの祝日は大半がこの名前がついています、手抜きのような気もします)。天気もいいので土曜日の午前中そのマーケットをぶらぶらしていました。

実はその1週間前にはそのマーケットでイギリスにしては珍しく香り高いコーヒーを売っているスタンドがあったので買っていました(残念ながら自宅に戻るとその香りはなぜか消え失せていました。その場で豆から挽いて貰っていたのですが)。

さて、オーガニックの野菜のスタンドで美味しそうなグリーンアスパラガスを£5(=750円)で売っていたので一掴み買おうと思いました。これください、と声を掛けたところ、冒頭の

“I have been waiting!”

と横のご婦人から高らかにしかも怒りを込めて言われてしまったのです。見事な現在完了進行形の使い方です。日本で英語を教える際、このようなコンテクストで教えると身につくかもしれません。

横に立っておられるのは気づいていたのですが順番を待っているとは知りませんでした。そんな時にとっさに何か言えるといいですね。Oh, sorry! としか口から出てきませんでした。

以前、ロンドン行きの電車の中で携帯で大きな声で話している女性に静かにするように注意しておられた御婦人がおられたことを思い出しました。このイギリスは理不尽だと思ったことははっきりと口に出して言うのですね。このマーケットの例でも、日本であれば口に出して言わないことの方が多いのではないでしょうか?

びっくりしたというよりは健全な姿を見て少し嬉しくなりました。久しく、このような社会的な文脈で他人に注意をしたり、自分の立場をきちんと正々堂々と述べることがこの国の正義なのだなと思いました。ただ、どちらかというとイギリスでは首相がメイさんであることも影響しているのか、しゃんとしているのは圧倒的に女性であるように思います。オーラと迫力があります。

日本人は礼儀正しいと言われますが、イギリス人は礼儀正しくかつ自己主張はきちんとする、と言えるのかもしれないですね。そんなことを考えていると日本にいる私の同僚の姿が思い浮かんできました。彼は必ずしもこの通りではないけれど、この礼儀正しさと自己主張の分量、バランスが重要なのかもしれません。

日本人も礼儀正しいだけでなく、そのベースの上に自己主張をもう少し分量として増やしてみるといいのでしょうね。

関係ないですが、イギリスの野菜は美味しいです。マーケットで買い求めたアスパラもそうですが、Leek(日本のネギに近い)もいい味です。(2018.5.29)

★今回の教訓:うまく自己主張する方法を身につけると良いかもしれない。それも日本人のスタイルでやって見たい。仕事、特に会議で活用できそうだ。
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オックスフォード通信(59)激痛とカフェラテ

講演会参加中にお腹が痛くなりました。
普段元気であまり病気をしないのですが、昨日はピンチでした。通信58にも書いたように午前中は大学院生の中間発表会に出席、ランチタイムは質的研究についてのセミナー、午後はR先生との共同研究。そしてよる教育評価についての講演会に参加しました。問題はこの講演会です。そして原因はその前に飲んだカフェラテです。

講演会の前に少し時間があいたので昼ご飯を兼ねてカフェ(いつものCostaではなくて少し上等?のお店に行きました)。実は以前からイギリスのカフェラテはミルクが多いと感じていました。日本でカフェラテを注文するとコーヒーとミルクの割合は半々かコーヒー7,ミルク3くらいだと思うのですが(違いますか?)、イギリスではミルクが7か8くらいの分量あります。ホットミルクにコーヒーを入れている感じです。特にこの日のカフェラテはミルクが多かったような(または少し古かった?)。

じゃあ、カフェラテを止めておいたら?といわれそうですが、Americano 又は Filter Coffee と言われる日本で飲むコーヒーに近いものは論外で美味しくありません。香りゼロ、おまけに薄い(日本のインスタントコーヒーを薄めた感じです)。必然的にラテ系に走ることになります(妻はコーヒーをやめてティーにしたらといいます。ただ変な意地があってサテンではコーヒーを飲みたい)。

昨日の講演会はオックスフォード大の誇るアシュモリアン (Ashmolean Museum) での開催でした。大体催し物なので通常の美術館の入り口とは異なり入る時から一苦労。受付で事前申し込みをしていた自分のネームプレートを受け取り会場へ。この時少しお腹が張った感じがしたのですが、高をくくって大丈夫だろうと思ってしまいました(この時点でwashroomへ行けばよかった)。講演内容は、教育測定の話でHow much are students learning?”このmuchをどう測定するか、検証するか(統計)という興味深い話でわざわざアメリカのコロラド大学から来られた講師が80分間熱弁をふるわれました。ただ私は10分おきに体調が悪化し、冷や汗が吹き出してきます(イギリスに来てはじめてかいた汗かも)。このブログを読んでおられれる皆さんが引くと思いますので詳細は省略しますが、控えめに言って、この5年間では最大の危機だったように思います。じゃあ、途中で抜けてトイレに行ったらよかったのにと言われそうですが、まず会場のムードがシーンとした状況、ほぼオックスフォード大の関係者で緊迫した状況、しかも講演会では前の方に座る習慣があり(前から3列目)、とてもそっと抜けることはできませんでした。最悪の状況(?)を想像しながら講演に何とか集中していたのですが、講演に熱が入りなかなか終わらない。しかも統計の数式なんかも出てきて複雑な内容。その内容を理路整然と話していることに講師は悦に入っている状況で、多分1時間の講演、30分の質疑応答と組んであったと思うのですが20分はオーバー。

本当はこの日は講演会のあと簡単な食事やワインも用意されていたので楽しみにしていたのですがそれどころではありません。どこで抜けるか、トイレに行くかを考えながら必死でそのタイミングを計っていました。回りの人は暑くもないのになぜ私が汗をふきふきしていたのか不思議だったかもしれません。

そして講演が終わり、拍手、そして指定討論者がの紹介、指定討論者が壇上にというタイミングでいまだ!とおもい荷物を持ってそうおと後へそして出口へ。しかし、バタバタとこのタイミングでトイレ等に出る人が結構いるだろうと思っていましたが意に反し、私のみ。しかも指定討論者は私が出口のドアを開けるのを待ってから話そうと思っていたのか変な間を後の方への視線を感じながら出口のドアを押したのでした。

外ではスタッフが怪訝そうな顔で帰るのか?と聞いてきました。そうでしょう。回りではいい匂いが漂い、ディナーの用意が。逃した魚は大きいといいますが、予想以上のディナーだったようです。

閉まっている美術館からNight Museumのような感じで這うようにしてでてきたのでした。

大惨事に至らずよかったと思っています。もちろん、いい話を聞いたのでとても満足でしたが、逃した夕食とワインが少し(かなり)惜しかった夜でした。

自分が話す講演会でなくてよかった。

読者の皆様もカフェラテにはご注意ください。(2018.5.25)

★今回の教訓:講演やセミナー前にはミルク系のものは口にしないようにしようと堅く心に刻み込みました。
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オックスフォード通信(42)ラウンドアバウトとミッション車

レンタカーを借りてみました。

こちらに来る際に多くの人から車は中古で買うと良い、と勧められました。実は今住んでいるフラットには専用の駐車場もあって無料で車を止めることも出来るのでそれもいいかなとおもっていたのですが、とりあえず Bank Holiday(祝日を全てイギリスでは銀行のお休みの日と称するようです。今回は5/7)前後5日間レンタカーを借りてみました。

イギリスの運転免許も欲しいのですが、日本の実際の免許証を送付しなくてはならず3ヶ月から半年後にしか返却されないようで(しかも返却されないこともあるとイギリスにある日本大使館のWebでの説明)どうしようかなと迷っています。

免許は1年以内であれば国際運転免許証があればレンタカーを借りることが出来ます。今回はFireFlyという聞き慣れないレンタカー会社でしたが探し当ててゆくと大手のHertzと同じ会社でした(なんだ)。

これまでアメリカ、カナダ、ニュージーランドで運転経験があるので、しかも日本と同じ左側走行でハンドルも日本と同じなのでそれほど心配していなかったのですが、さすが大英帝国、他のCommonwealthとは違った味を提供してくれます。

一つは、オートマチックの車が極めて少ないことです。無いことはないのですが、車がアウディとかベンツなどになり大型、料金も倍以上になります。マニュアル (Gear Box)車みなさんは運転出来ますか?私は21世紀になって始めて運転しました。もともと運転免許はマニュアル車でとっています。あの半クラの感覚がもどってくるのか心配でした。

周りの車をみるとほとんどがマニュアル車。信じられない想いでした。

オックスフォード駅から歩いて10分のところにあるFireFlyの事務所を探し当てて(近くにマックの修理ドロップインがありました)燃料や保険の説明を受けて、じゃあと鍵を渡されて、とりあえず出発。横にあるフィッシュマーケットの駐車場まではなんとか。ところがそこでバックしようとおもってバックにどうしても入らない。この時はあせりました。ギアを変えても変えても前に進む。もう進む場所が無くなってきた。そこで奇跡的にシフトレバーの裏側に押しボタンがついていることに気づきました。これでバックができる。

スキルの習得はすごいものですね。しばらく走っていると昔京都の宝ヶ池教習所で教えてもらった坂道発進などスキルがよみがえってきました。これで運転できる!

ただ、もう一つハードルがありました。そう、ラウンドアバウトといわれる交差点です。実はニュージーランドで一度経験済みだったのでこれは問題ない、と思っていたのですが、これが大問題でした。ニュージーランドでは300キロくらい走ってほんの2-3回しか経験しなかったのですが、オックスフォード周辺(どこでも同じだと思います)では信号はほとんど無く、交差点という交差点が極端にいうと全部ラウンドアバウトなんです。この5日間(実際に運転したのは4日間)で少なくとも30のラウンドアバウトを通りました(数えていないのでハッキリ言えないのですが50を越えているかもしれません)。

右側が優先なので、円の中に入る前に右側からの車がいないことを確認して、左折をするなら左のウンカーをだしながら外側の車線に、直進の場合にはウインカーなしで外側又は内側の車線に、右折をする場合にみぎへのウインカーを出しながら内側の車線に。

これがルールなんですが、全然分からない。出口がこの3つ以外に小さなものやサービス(ステーション)に行く道もあります。1日目は、Bicester、Kidlington(通信40を参照)まで行ってオックスフォードに帰ろうと思ったのですが、ラウンドアバウトの出口を間違えて来た道を逆に戻り、もう一度出直してもどってきて今度は西に行ってしまう始末。

ラウンドアバウトは右から車が来て、左にもいて、対向車はいまかいまかと入るチャンスをうかがっている中で瞬間的に判断をしないといけない、しかもマニュアル車で(ロー→セカンドへ)。

走ると渦巻きのマークがあちらこちらに。そのたびに何番目にでるのか(後から分かってきたのですが、何番目と考えるのではなくて、単純に左折?直進?右折?と単純に考える方が瞬時の判断がしやすい)考えなければなりませんでした。

ただ、少し慣れてくるとこれは合理的だとおもいました(交通量の極めて多いところでは信号も併設)。つまり誰もじっと信号待ちをしなくていいので渋滞が起きにくい、緊張感を持って運転しているので眠くならない。

でもありすぎです。(2018.5.8)
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★今回の教訓:日本は逆に信号が多すぎる。半分をイギリスのラウンドアバウトにすると渋滞はかなり解消されるのでは。

オックスフォード通信(36)痛い経験

オックスフォードにいる間にできるだけ多くの種類のセミナーに参加しようと決めています。

5月1日も朝のイベントの後、教育学部へ行き、午後1時からの応用言語学セミナー(やはり自分の専門分野のセミナーは面白いです。ロンドン大学の先生のプレゼンテーション。同時にオックスフォードのこの分野のピープルに御紹介頂きました)。その後は本家の英文学科(Faculty of English)の図書館へ。そして足早に午後5時からの、Faith School についてのセミナーに。

予想ではパワーポイントを使ったプレゼンテーションだろうと思っていたのですが、しかも5分くらいの遅れはまあいいだろうと思っていました(発表が始まっていないことも結構ありますので)。ところがSeminar Room Dに足を踏み入れた瞬間なんとも言えない緊張感が。すでに始まっている。演者はどうみても退官した70歳をこえた名誉教授(違っていたらすいません)。スクリーンなし。コの字型で互いの顔が見えるタイプ(そうでない、講演会型というパターンもあります)。何か私以外は互いに知っているクローズのグループの雰囲気。

これほど自分が余り知らない分野の話が聞き取りにくいものかと思い知らされた気になりました。イギリスにおける Faith School (教会設立の学校)の歴史とその功罪について話をしておられるのは分かるのですが、語尾がなかなか聞き取りにくい。私以外の8名の(今回も全部で9名でした)多分イギリス人又はヨーロッパ系の皆さんはうなずいておられたので私のリスニング能力の問題だと思うのですが(人によって分かりにくいのは私の英語能力もまだまだです)、少人数のなかで90分はなかなかのタフな体験でした。これほど長く感じたことも久々の経験です。

終わったときに横の大学院生風の女性がThank you for coming. と言ってくれたのには救われましたが。ただ、いい経験をしたと思います。これほど集中して人の話を聞き、あらゆるListeing Comprehension Strategiesを使ったのも久しぶりのことです。(2018.5.2)

★今回の教訓:タフな経験は人を成長させる。