オックスフォード通信(266)i-Seminar 第28回目:高名の木登り

オックスフォード通信(266)i-Seminar 第28回目:高名の木登り

高名の木登りといひし男、人を掟てて高き木に登せて・・・

とはじまる文章は高等学校の古文で必ず習う、吉田兼好「徒然草」の一節です。木登りの師匠が、木の高いところに弟子が登っている時には何も言わないでおいて、軒くらいの低いところまで降りてきたときに気をつけろというのを不思議に思ったというお話です。

これは、人生の節目の大切なことをなす時にいつも思い出す言葉です。危ないと思っている時には自分で気をつけているので大丈夫なのですが、もう大丈夫と思った時に限ってケガをしたりするのは本当のことです。

英語ではNoticingといいますが、いつもいつも注意していられないのが人間の性というものです。だからこそ危ない可能性のあるところをあらかじめ知っておくことは重要なことです。

毎年この一節を読んでいますが、本年は、古文、現代文に加えて英訳も試みてみました。

ラーニングコモンズのワークショップスペースでのゼミとなりましたが、インターネットの状態もそれほど悪くなく、割と順調にゼミを進めることができました。

毎年のことですが、いよいよ卒論提出に入ります。アポロ13号でいえばいよいよ大気圏再突入というシーンです。

何度も経験していますが、期待と緊張が入り交じる瞬間です。

高名の木登りの教訓は人生の節目、節目に生かすことができる。

PS. ゼミの冒頭は若ゼミらしく、クリスマスパーティーを開催してくれました。硬軟取り混ぜるとうまくいくことが多いです。

(2018.12.18)

★今回の教訓:今こそ注意すべきである。肝に銘じたい。

f:id:wakazemi:20181225015939j:image

オックスフォード通信(264)卒論に想う(2)

(昨日に引き続き)。一方で実際に会って話ができないためもどかしく思うこともあります。

1. 卒論をこう進めれば・・・と思うことがあってもすべて文字に書いてのコミュニケーションなので、伝わりにくいことがある。

2. 励ますことがむずかしい・・・言葉を労しなくても笑顔で話すだけで励ますことはできるけれど、逆は難しい。

3. 遅れているメンバーにハッパをかけにくい・・・書き言葉のインパクトはそれほど大きくないことを実感します。

にも関わらず、過去最高に近い卒論に仕上がりつつあるのは、彼女達が自律的集団として成長してきたことの証しかもしれません。あと、少し。仕上がりが楽しみです。

(2018.12.15)

★今回の教訓:コミュニケーションとは?いつも考えさせられます。

オックスフォード通信(263)卒論に想う(1)

毎年のことだが、今年は遠隔ゼミをしているだけあってこの卒論に普段とは異なる感慨を感じます。Digital Paper (SONY) — Dropbox — Smartphone (PC/MC/iPad)という連携が上手くいっていることもあり、ドラフトへのフィードバックはかなりスムーズです。

また、時差が9時間あるため、ゼミメンバーが夜遅くまで書いてDropboxに投稿したドラフトをまるでリレーのように昼に読むことが出来ます。もちろん、こちらでの研究スケジュールの合間に読むことになるのですが、無駄な時間がないように思えます。

(2018.12.15)

★今回の教訓:時差が有利に働くこともある。

オックスフォード通信(258)i-Seminar 第27回目:論文を書く意義

卒論を書くことにどのような意味があるのか

このことについて議論をしました。メタ認知とは「自分がしていることについて知る」ことをいいますが、まさに卒論を書きながら卒論とはなんぞやという議論をしたわけです。これはなかなかクオリティーの高い話だと思います。

まずKitao先生から素晴らしいレクチャーをして頂きました

  1. Self-confidence: 自分に自信を持つことができる。英文で30ページの卒論はなかなか骨の折れるチャレンジングなタスクですので、英語だけでなくこの山を乗り越えた自分自身に大きな自信がつくのは間違いないと思います。よく「根拠のない自信」ということがありますが、卒論の場合には「根拠のある自信」が身につくというものです。実際に卒業メンバーがよく言っていますが、日本語でのレポートなら喜んで、英文でも500 wordsくらいならスラスラ書ける「気」がすると言っています。その気がするというのが重要なポイントだと思います
  2. Critical (Logical) thinking:論理的思考能力。これはcoachとまたスタディーグループのメンバーとやり取りを繰り返していきますので、自分自身の非論理的な思考が修正されるいい機会となります。また、リサーチ・クエスチョンへの説得力のある解答を考えなければいけませんので論理的に考えざるを得ません。ただ、これは日本語でも身に付く能力であって英語の専売特許でないことは気をつけないといけません。事実、日本語日本文学科で卒論を書いている人達も同じ能力が身についていると思います。
  3. Evaluating research:他の研究を評価する能力。これにはハッとしました。考えていませでした。確かに自分自身が論文を書くことによって他の研究や論文を批判的に読んだり、評価する能力が身につくと思います。来年からこのポイントも指導に含めたいと思います。
  4. Life-long education:自分自身で研究課題(Research Question)を設定してその問いを解くのが卒論です。卒論が終われば、社会人としてまた人生を生きるなかで次の疑問が浮かびあがってくることになります。北尾先生は、What you want to know … Academic mind… Continue to learnという表現を使われましたが、次に自分は何が知りたくて、それをどう解き明かすのか、Life workのサイクルが出来上がるかもしれません。これは研究者になるとかそういうこととは関係なく、「模索しながら」人生を歩むことにつながるのです。ただ生きるのではなくて、何かを探し求めながら模索しながら生きて行くことはとても意義のある、そして人生を豊かにするものだと思います。

この次に私の番だったのですが、3以外は言われてしまったので(後攻は不利です)、私は取っておきのひとつに焦点をあててお話しました。

  1. Resilience: 反発力とも復元力ともいいます。つまり卒論を書く中で落ち込むことはたくさんあります。思い通りの結果がでなかった(ねつ造してはいけません)、自信をもって書いたものに一杯の修正コメントとともにフィードバックが返ってきた(当たり前のことですが)、いわゆるWriter’s block=スランプに陥ってしまった、などなど。そこから締めきりを念頭に何度も自分を鼓舞し立ち直り、また倒れて立ち直るという、文字通り七転び八起きを繰り返すことになります。転ぶことは当たり前なので問題はそこからどう立ち直るかというのが問題になります。卒論を書く中で、友だちや家族の支え励ましも大きく影響します。卒論が完成したということはその励ましにも支えられながら、起き上がることができた、ということを示しています。このような復元力はこれからの人生で大きな支えとなります。

その他、具体論についても議論をしました。

A. Plan carefully: 残りの日数を考えながら計画を立てる

B. Perfect is the enemy of good. God is in the details. これらは相反することですがどちらも重要なことです。完璧を目指すとなかなか仕事が進みません。ですからBig jobを先に済ませてしまうことが重要です。でもその後にはSmall jobにも配慮をするべきです(神は細部に宿る、の方)。時間配分にも気をつけなければなりませんが、両方に配慮をすることが重要だと思います。その意味ではTypoにも気をつけたいものです

C. Good sleep. Eat well. 自分のBest time に仕事をするのは重要なことです。当たり前のようですが十分な睡眠と栄養はいい論文を書くためには不可欠と言えるかもしれません

D. Work together. 誰かに自分の論文を説明してみること。すると問題点が見えてきたり、解決方法が見つからなかった問題の糸口を見いだすことができます。また誰かと一緒に作業をすることによって意欲が高まるのも事実です。

この最終盤のゼミは各自がPCを持参してラーニングコモンズのワークショップスペースで行っています。これまでは秋学期は作業を重視して情報処理教室でのゼミだったのですが、議論を重視すると普通教室の方がいろいろな話をするのに便利です。最近ではラップトップコンピュータも小さくなりましたし、大学生が授業に持参するのはある意味では当たり前のことかもしれません。これもまた今年の発見のひとつです。

(2018.12.10)

★今回の教訓:計画をしっかり作れば、Keep calm and carry on. この精神ですすめればよし。

f:id:wakazemi:20181225015655j:image

オックスフォード通信(252)i-Seminar 第26回目:Apollo 13

いよいよ、i-Seminar も大詰め。

本日は伝統の映画「アポロ13」を観ました。この映画を共有することができるとは予想していなかったので、インターネットの威力とゼミメンバーの知恵に頭が下がる思いです。

実際のアポロ13号をフロリダ州ケープカナベラル・ケネディ・スペース・センターまで見に行ったのはまだカナダのトロントに住んでいた頃でしたので2001年の春休みだったと思います。当時は、13号の知識はほとんどなく、11号が持ち帰った月の石を見に行こうと思ったのが当初の動機でした。

ところが着いてみると、月の石はカフェの隅の方のガラスのケースに粗末に置いてあるだけで、むしろ黒焦げになったアポロ13号を大きく展示していたのに驚きました。“Failure is not option.”というボールペンもその場で購入しました(日本の研究室でまだ現役です)。

それ以降ですね、アポロ13号に興味を持って映画を観るようになったのは。2時間近くの長い映画ですので、例年も全部を見ることはできないのですが、ゼミメンバーの表情を観ながら適当にスキャンしてみせることができていました。

ただ、今回はそうは行きません。このi-seminarの極意は「事前準備」に尽きます。教室の変更がないか。ハンドアウトの準備、授業の進行表(インターネットが止まってしまうことがあるので司会者をはじめ全員に授業の流れを理解しておいてもらう必要がある)の共有など。今回の映画についてもどの部分を観るのか、まずイギリス側でAmazon UKでビデオをレンタルし、観ながらどの部分をゼミで使うか、進行時間をメモしながら決めていく→エクセルファイルに転記しゼミメンバーに共有。日本側では当初大学のAVセンターでこの映画を借りようと思っていたところ、まさかのLD(レーザーディスク)でしかないことが判明し、急遽DVD(ついでに20周年記念バージョン・ブルーレイディスク)を購入しました(アマゾンが便利なのは、注文や支払いはイギリスから、配送は日本の任意の住所=今回は大学の事務室宛)

準備万端で臨んだセッションですが、実はスキャンを想定して進行表を組んでいたのですが、教室のDVDのリモコンのスキャンの場所がいま一歩不明という事態に。

ただここからがゼミメンバーの素晴らしいところで、総時間数を画面でカウントしながら、該当のシーンにピンポイントで移動してくれました。私が逆の立場ならスキャンが?となった時点でギブアップしていたかもしれません。

この映画は示唆に富んでいて、管制司令官のGeneがあちらこちらで名言を放ちます。これがこの映画を卒論のこの時期に観る意味なのですが、まだご覧になったことのない皆さんは是非、一度ご覧下さい(サウンドトラックはいろいろなところでよく使われていますので聞いたことがあると思います)。

(2018.12.4)

★今回の教訓:どのような状況でも冷静さと楽観性を保つことは重要だ。

f:id:wakazemi:20181225020519j:image

オックスフォード通信(244)i-Seminar 25回目:ワークショップも大詰め

本日のゼミでは第1章と6章、レファレンスの作成について学びました

現在、イギリスは冬へまっしぐら、12月22日に向けて日没時間もどんどん早まるばかりです。日没はついに午後4時を切りはじめました。朝は7時半くらいにならないと明るくなりません。ゼミの始まる日本時間午後3時はオックスフォードでは午前6時。ゼミの日は朝5時起きとなりますが当然真夜中のようです。夕方も午後6時くらいで日本の午後10時くらいの暗さです。

この日は何度か止まってしまいましたが、Facetimeが順調で、音が二重に聞こえる現象も起きずインターネット状況は順調でした。

ワークショップ用に3つのスライドショー(PowerPointファイル)を用意したのですが、Dropboxで共有しているファイルを司会のダブルMさんに操作をしてもらいながら説明、という形で進みます。割とこの形式はうまくいっているようです。この場合難しいのはカメラの位置なのですが、敢えてスライドショーが投影されているホワトボードではなく、ゼミメンバーに向けてもらっていました。その方が自分でプレゼンテーションしているような気になります。

レファレルンスについてはこれまで高額なのでソフトウエアの紹介を控えてきたのですが、先日参加したオックスフォード大学ITセンターのワークショップで目からウロコ。2GBまでは無料で(Dropboxと同じ)利用できるMendeleyの使い方を教えて頂きました。実は前からアカウントを持ってて時々使っていたのですが、デスクトップソフトウエアとクラウドの連携がスムーズに、しかもPDFファイルをドラッグするだけで簡単にレファレンスを作成できます。この数年のことだと思うのですが、この動きを知りませんでした。

と思ってインターネットを検索すると東大はMendeleyの使い方のPDFを公開しています。このような動きには同志社女子大学のような中規模校でも大学単位で対応してゆきたいものです(自戒)。

このようなソフトの紹介で面白いのは「おおーー」という歓声が上がるところです。事実私も先日のワークショップではそうでした。このPDF機能は日本語の論文や古いフォーマットの論文には対応していない部分がありますが、画期的だと思います。

これで若ゼミの卒論のクオリティーがグンとあがることでしょう。

(2018.11.26)

★今回の教訓:常に最新の研究環境を知っておく必要がある。

f:id:wakazemi:20181225021111j:image

オックスフォード通信(241)EVE祭

第143回EVEが開催されました。

今年の若ゼミ18期生の出し物は「スープ餃子」です。昨年の知恵と経験をもとに着々・スムーズにみんながそれぞれの役割を果たしていい形で模擬店の出店となっています。

EVEには7期生から(京田辺時代には、スポーツフェスティバルで3期生から出店をしていました)ので通算では16年連続の出店となります。よく先生方から「1号店」「2号店」と2つも若ゼミの模擬店があるとからかわれていましたが、今年に限っては4回生のみです。

しかし、昨年の経験があるからとはいえ、自分達だけの力で計画・準備・運営と全てをこなすところはすごいと思います。サークルやクラブ、またゼミでも有志で出す所はあると思いますが、ゼミの行事として全員参加で(昨年までのメンバーも加えて)取り組むところに意義があると思っています。

ただ、今年は、写真やインスタグラムを見せてもらうだけで何もできないところはなんとも言えない気持ちです。時差が9時間あるため、模擬店が始まる午前10時(日本時間)は午前1時(イギリス時間)、逆に起床の午前7時(イギリス)は日本の午後4時くらいでほとんど終わりの時間です。

しかし、教員が全くタッチしないというのは実はいいのかもしれません。近くにいると過保護でhないのですが、ガムテープがいるといわれたら出し、気になって時々見に行ったりと何かと手を出そうとしていたのかもしれません(実際には何もしていないのですが)。これを機にEVEは完全100%ゼミメンバーで運営することという方針に転換するのもいいのかもしれないと思っています。

ゼミメンバーの成長と若ゼミ18期の成熟を感じるEVEです。

(2018.11.23)

★今回の教訓:職員のMさんのFacebookに模擬店に行ってきたけれどまだ準備中だったということだったので書き込みをしたが、その後のMさんと友人の大学時代の模擬店の回想が面白かった。無断で主要部分を再現させて頂きます。

Mさん:また今出川にも来てねー!!
Kさん: 私たちがパイナップル売ったのは何年前?(笑)
Mさん:ぜんざいやったよ!両方やったっけ?
Kさん: 両方やったかも。私ら人数多かったもんね
Tさん: 横から失礼します🙇⤵️🍍パイナップルだったよ☺️ 善哉では、なかったと…
Kさん:やっぱりそうか。パイナップルに割り箸刺したのは覚えてる😀 あまりに昔のことで(笑)記憶が曖昧になってるわ😵
Mさんと私は年は恐らく3-4才くらいの差。当時、私は同女の近くに住んでいてEVEにも来たことあるような(この時点で記憶があいまい)。確か、そのパイナップルも食べたような(もっと記憶があいまい)。

現在店を出している彼女達も30年経ったら、スープに入っていたのが餃子だったのか、つみれだったのか、このような会話をするのだろうかと思いながら微笑ましくやり取りを読ませて頂きました。ところで模擬店をだした若ゼミは卒業してから最大でもまだ15年くらいしか経っていないけれど「何を」だしたのか覚えているのだろうか?今度誰かに聞いてみよう。

f:id:wakazemi:20181225021851j:image

オックスフォード通信(238) i-Seminar 24回目:卒論台紙授与

本日のゼミではいよいよ卒業論文の台紙が授与されました

ラグビーの試合前にユニフォームであるゼッケンのついたジャージが渡されるように若ゼミでは歴代、この時期に2セットの卒論台紙と綴じ紐が渡されることになっています。

今年も伝統に則り卒論コミュニティから各メンバーに台紙が渡され、K先生から励ましの握手をして頂きました。また、今年初めて3者面談として本人、K先生、私で各自が提案した卒論について教室内で公開で議論をしほぼ最終決定をしました(昨年までは私とC先生で提案されたタイトルについて協議をしていました)。

今週のひと言は、”Try for change” でしたが、「チャレンジすることによって変わることができる」と私は日本語訳をあてました。ほんの小さな違いですが、こころの中には心地よい響きが残っています。昨年までは物理的にもう一人の先生が教室にいなかったためそのようなこのような三者面談風を考えもしなかったのですが、i-Seminarをしている中でこのような企画ができて良かったと思います。

夜のセミナーのあと、ワインのレセプションで世界的に有名なダブリンのトリニティー大学のS先生と同じく世界的に著名なオックスフォード大学名誉教授のE先生と個人的にいろいろとお話をする機会があったのですが、例えば、Stumulated Recall Interviewもインターネットを通して遠隔インタビューができるのではないかという話をしていました。

目的というか志があれば、方法はいろいろとあるものだと、今日のセッションから教えられたような気がします。

これも恒例の卒論必出ダルマも登場し、卒論コミュニティによって片側の目に炭が入れられました。いよいよこれからひと月が勝負の時間となります。EVE祭も楽しみながら、素晴らしい卒論への道を歩んで欲しいと思います。

それにしても本日の卒論台紙授与にしてもだるまにしてもスムーズに事が進んでいます。これは日の当たらない所で地道に台紙を運んだり、だるまようの筆ペンを持ってきてくれたりと多くの縁の下の力持ちがいるから可能になっていることです。私はいつもこのような地道にゼミを支えてくれているメンバーを誇りに思っています。

さて、本日のインターネット接続は4回止まってしまいましたが、先週までの音のハウリングのような現象は一切見られませんでした。FacetimeもLINEビデオとも。すると格段に話やすいものです。微妙な音の作用ですが、コミュニケーションというよりもむしろ思考としての言語使用に大きな影響があるように思いました。

ワークショップでは、APAとUT(University of Toronto)のスタイルミックスしたHeadingsを作成、目次の作成、ナビゲーションウインドウの活用について学びました。卒論も本当にいよいよです。

(2018.11.20)

★今回の教訓:台紙授与のような儀式は大切だと思う。ゼミメンバーはどう思っているか分からないが、ひとつひとつステップを踏んでいくことが重要だ。残りゼミも「30 – 24」となった。一層気持ちを引き締めてかかりたい。オックスフォードでの研究もまとめの時期にかかってきた。こちらも一層頑張りたい。明日は来年度4回生(19期生)、3回生(20期生)の募集締め切り。夢と志をもった若者達と未来に向かって頑張っていきたいと思う。学長選挙も水曜日に行われる。いろいろな意味で未来のかかった日々となる。f:id:wakazemi:20181120192559j:image

オックスフォード通信(234)晩秋のオックスフォード

ゼミの卒業メンバーがオックスフォードを訪問してくれたので一緒に秋のオックスフォードを散策しました

2期生のMさんのFacebookによるとボストンはすでにマイナス20℃ということですが、オックスフォードはまだそこまでは寒くないのですが(恐らく真冬でも日本と同じくらいの寒さだと期待しています)、秋の訪れは早く既に晩秋の装いです。

クライスト・チャーチカレッジの meadow(メドウ)につながる散歩道は落葉しているせいで回りの風景も良く見渡すことができます。舗装もしていない道を散策するのもいいものです。さすがに鴨や鵞鳥は寒さのせいか姿が見当たりませんがリスを見つけることができました。

クライスト・チャーチカレッジではダイニングルームの見学をしたのですが、この時期それほど観光客も多くなく、ゆっくりと見て回ることができます(とはいえ、団体客は2組同じ時間帯にありました)。どのカレッジの食堂も見事ですが、このクライストチャーチカレッジは映画ハリーポッターの食堂のモデルにもなっただけあって威厳と栄光をはっきりと感じることができます。正面いはエリザベス1世の肖像画の横にイングランド王ヘンリー8世の肖像画が鎮座しています。

このようなダイニングルームで朝・昼・夕食を食べるとどんな気持ちになるのでしょう。存在が意識を決定するといわれますが、素晴らしい環境は人間性の陶冶にも学問研究への刺激にも大きなものがあるのでしょう。

中庭の噴水やその中庭を見下ろすように立ち尽くすトムタワーも回りと上手く調和しているように見えます。

現在、4回生ゼミ(18期生)は卒論と格闘していますが、今回オックスフォードに来てくれた2人もまた5年前のこの時期に七転八倒しながら最後には素晴らしい卒論を仕上げてくれました。卒論が終わった後にはこのような穏やかな時もやってくるものです。2人とオックスフォードの街を散策しながら5年前のゼミのメンバーひとりひとりの姿を思い浮かべていました。卒業時に大学は卒業してもゼミはおわらない、と私の話を締めくくったのですが、あらためてそのように思います。しんどいことを一緒に乗り越えたからこそ、いや大変なことをゼミとして達成しようとしたからこそ互いに帯する尊敬の念が生まれるのだと思います。

そう考えると学問研究は学問研究自体に意味があることに加えて、学問研究をめぐる人間関係を育む豊かな芸術であるようにも思います。

彼女達はこれから結婚や仕事の更なる発展など人生の転機となることがあろうかと思いますが、少し遠くを見据えて淡々とそして時に熱く、自分のゴールを達成して欲しい、そんなことを晩秋のオックスフォードを一緒に回りながら考えていました。

(2018.11.16)

★今回の教訓:オックスフォードの紅葉には黄色はあるが赤系統がない。それはそれでもキレイだが秋には紅葉の紅系の色が欲しいものだ。f:id:wakazemi:20181115150134j:image

オックスフォード通信(231) i-Seminar 23回目:オープンセミナー

23回目のゼミはオープンセミナーでした

事実上3日連続のゼミとなりましたが(土・日=冬合宿)、ゼミメンバーには(インターネットで見る限り)疲れは微塵もみられません。若いと言うことはまずそれだけで素晴らしいことです。ゼミメンバーの張り切った様子が少し疲れ気味も私を勇気づけてくれます。

本日のゼミもリトリートセンターのような音声の反響が残っていていました。これまではBluetooth Speaker(BOSE)に接続したためと思っていたのですが、Facetimeの問題かもしれません。オックスフォード側のマイクとスピーカーが適切に切り替わらず、私が話をしている間も同志社女子大学側の音声が聞こえてしまうエラーなのかもしれません。

さて、いつものVermont Talk(Small Talk)、Words of the Weekに続いて、ゼミ紹介ビデオ(1分)とこれまでの歩みビデオ(2-3分)が、ゼミメンバーの紹介に続いて放映されました。この日のConvener(司会者)はMさんとRさんでしたが、K先生に休養していただいているということもあるのかもしれませんが、100%以上の責任をものともせず堂々とした進行ぶりでした。あらためて、学生に任せることが重要だと思いました。教員がいるから学生が力を発揮できない場面も多くあるように思います。

私の失態(?)はゼミメンバーの紹介の際に私も紹介されているのに気づかず、ゼミメンバーから「何か反応してください」とせっつかれてしまったことです。このスライドは実は土日の冬合宿のリモデルだったのですが、その際インターネットが上手く接続されておらずこのスライドの段取りが分かっていなかったことと同志社女子大学側のMacカメラが(気を利かせて)ゼミ参観者の方を向いていたことによります。このMacカメラの視野と人間の視野を比較すると120度:170度くらいの差があるようにも思います。しかし、このようなbumpは何事にもあるものです。

その後、ゼミについてのQ&Aを4つのブースに分かれて、参観者が好きなところを訪問して自由に相談するというスタイルが取られました。これも昨年、中学生を大学に招いてのJ-TEC(Junior high school students Teaching English at College)の応用です。各ブースにはお菓子がおかれています。これは冬合宿で残ったもの、いえその転用です。このようにこれまでの経験を臨機応援に柔軟に活用することができるのがこのゼミの強みでもあります。またあらためていろいろな経験をしておくものだと思います。その経験は分野を超えて上手く応用されていきます(形式陶冶・トランスファー)。まあ考え見ると大学生活そのものが卒業後の生活のための基礎と考えると、大学時代に失敗を含めてありとあらゆる経験をしておく必要があることを実感します。

この日のゼミではすべて学生が自分達で進めていったのですが、ひとりひとりの顔がいつも以上に輝いて見えました。それは自分達で進めているという緊張感と責任感も作用していたのかもしれませんが、自分達がこれまで積み上げてきたゼミを誇りに思う気持ちから来ているのではないかと思いました。その誇りが、後輩となる次期4回生や3回生に自信を持って自分達のゼミを薦めることができたのではないかと思います。教員としてはこれ以上に満足感を覚える瞬間はありません。

この秋学期、セッションでは各チャプターの発表をしながら、ゼミ写真撮影、スポーツフェスティバル、シェークスピアプロダクション、冬合宿と怒濤の行事の連続でした。その行事ごとにリーダーグループが入れ替わってきました(固定リーダーを作らない方がいいことの方が多いです)。ゼミメンバーは大変だったとおもいますが、一方で得るものも多かったように思います。

このいい伝統をこの日のオープンセミナーに参加してくれた中から応募してくれるであろう次期19期生、20期生が受け継ぎ、更に発展させてくれるものと信じています。

ゼミ伝統のバトンは確実に未来のゼミメンバーに受け継がれたと思います。

(2018.11.13)

★今回の教訓:風の噂でしか知らなかったことだが今年はなぜかこのオープンセミナーを学科として実施していないらしい。きっとシラバスをじっくり読めばゼミの内容が分かるとかの考えから来ていることだろうが、学生軽視(教員中心)の詭弁もいいところである。では講演会はなぜあるのだろう。本をじっくり読めばいいわけだが、そうではない。その人の声を聞き、雰囲気を味わうことで伝わってくるものがあるはずだ。特に、本年度、i-Seminarをしていて、Face-to-face の重みを実感している。またたった1回のゼミで何が分かるかという議論もあるかもしれないが、就職活動の面接官はほんの1分話をするだけでその人の人となりが大体わかるものだ。それは大学の推薦入試の面接でもしかりだ。学生の直感はするどい。ほんの1分でもそのゼミに足を踏み入れるだけでそのゼミの空気が分かるだろう。そもそもゼミは講義と違って、議論やインターラクションに価値があるわけだから、教員と学生、学生同士がどのようなやり取りをしているか、どのような人間関係を作っているかを見ないと見誤ることとなる。そのようなことはシラバスからは分からない。シラバスを読めばという意見はゼミの本質が分かっていないからではないか。結局、風評(どのゼミが厳しいとか、そうでないとか、風評というと私の来年度ゼミは開講されないとの噂だったそうだ)を頼りに登録をしてしまうことになる。結局損をするのは学生だ。自分の予想と期待と異なるゼミで1年過ごすことになるからだ。オープンセミナーをしないのなら、大学のオープンキャンパスもやめればいい。大学案内を読めばいいからだ。何事もクローズよりもオープンの方が発展可能性がある。1ミリでも毎年進化しないといけない。これはこの若ゼミにも当てはまることで現状に満足したところから後退が始まる。なぜなら現状があるのはまだ結果に表れていない前向きな努力のおかげである。前向きな姿勢を失った瞬間から組織の後退が始まるのは企業も大学も人間も同じ事である。自戒としたい。

f:id:wakazemi:20181114102458j:image

オックスフォード通信(229)i-Seminar Winter Overnight Special(コンテンツ・メッソド編)

インターネット合宿は学生の自主性を高める

今回、K先生もTAのKさんも2日間ともご参加頂いたのですが、実質的な合宿の計画・進行・運営はほぼすべて学生自身の手で行われました。これまでは「待てずに」私が指示を出したりすることが多かったのですが、インターネットではさすがにそれはできないので(カメラの前の状況しか分からないため)学生自身が自分達で動かないといけないと思ってくれたのだと思います。これはゼミにとってもとてもいいことだったと思います。

教師はなかなか「指示病」からぬけることができないものです。時にそれを義務と考えてしまいますが、学生や集団としてのゼミの成長を奪ってしまっていたのかもしれません。

今回の合宿で特徴的な点をざっと挙げておきたいと思います。

1. ゼミメンバー17名全員が遅刻もなく(これも例年にないことです)参加できたこと

2. ひとり30分の発表(質疑応答を含め)を実に17名分、最後のK先生と私のコメントを入れると9時間の発表に真剣に参加することができたこと

3. 発表は全て英語、質疑応答も時々日本語が混じったがほぼ英語でおこなったこと

4. 卒論の最初から謝辞まで全編を通して発表することができたこと

5. 最後のK先生のコメントにもあったように大学院に迫るような質の高い研究内容であったこと

6. K先生が細かな質問ができるほど緻密に構成された卒論になっていたこと

7. いい質問がフロアからでたこと

8. 司会(Convener)、指定討論者(Discussant)が上手く機能し、時間を有効につかうことができた

9. 時間を守り、時間の管理もきちんとできたこと

10. 楽しく合宿をすごすことができたこと

11. 開会式(私はインターネット接続問題でミスしたけれど)と閉会式がとてもよかったこと

もちろん問題点もあったと思います。これについては月曜日のゼミで議論する予定ですので、その後アップロードしたいと思います。

2日間という短期間でしたが、ゼミとしては卒論のめどをつけることができた秀逸な合宿になったと思います。合宿については後日もう少し書き足したいと思いますが、あらためて2日間お世話になったK先生、TAのKさん、びわこリトリートセンターの皆様、ゼミの合宿コミッティーの皆さん、そして熱心にご参加頂いた18期生全員に感謝したいと思います。

PS. 閉会式で流されたスライドショーには感涙でした。

(2018.11.11)

★今回の教訓:冬合宿、成功裏に終了!f:id:wakazemi:20181114011615j:image

オックスフォード通信(228)i-Seminar Winter Overnight Special(インターネット関連編)

冬合宿に同志社びわこリトリートセンターに来ています

この時期の合宿は若本ゼミの伝統行事で3期生からスタートしていますので、今年で実に16回目となります。さて、もちろん生身では参加できませんので、インターネットの接続状況が一番の気がかりでした。

この18期生は春合宿(本年3月)に一度来ていてWifi接続状況がよくなかったことをTAをしてくれているKさんが私にリマンインドしてくれました。そこで有線LANケーブル接続を考えたのですがMacBookの問題点はUSB-Cの口が一本しかないことです。有線と充電、最低2本のジャックが必要となります。そこで購入を検討したのがUSB-C用のアダプタです。

最終的にはSatechi V2 マルチ USB ハブ Type-C パススルー(充電 4K HDMI出力 カードリーダー USB3.0ポートx3)というものでした。これに更にミニジャック用(Type c 変換 アダプター ジャック 変換 ケーブル 2 in 1 イヤホン 充電 アダプター タイプC 3.5mm ヘッドホン 変換 ケーブル 通話対応 音楽聞きながら充電 (シルバー))を購入し、Bluetooth対応のBOSEスピーカー(研究室配備済)がつながらない際に有線で出力できるよう万全の体制で臨みました。

結果として有線LANはマックではつながらない(リトリートセンターの問題)、スピーカーへの優先接続はそもそもミニジャック用のアダプタがUSB-Cアダプタに上手く接続できないということで今回購入した2点はほとんど出番がありませんでした。

ただ、Wifi接続は素晴らしく向上していて大学で接続するよりも安定していました。2日間、約9時間のセッションで止まったのは2-3回のみという優れものでした。音声は無事、Bluetoothから出力できたのですが、Facetime-Bluetooth接続の問題点も出て来ました。それはBluetoothスピーカーから音声を出力する際、大学の教室で行っているApple TVと比較して1秒程度のずれが生じることです。すると、私が話す(この時はオックスフォード側Macのスピーカーは自動的にOFF)→リトリートセンター・・・ズレ・・・1-2秒経って私が話をしたことがBluetoothスピーカーから流れる、すると毎回ではないのですが、この自分の声がリトリートセンター側で話をしたこととしてリトリートセンター→オックスフォードへ送信されるという状況が生まれてしまいました。

手短にいうと、自分で話したことを聞きながら次の話をする、自分が話をしたことを1-2秒後に聞きながら話し続けるという奇妙な状況がうまれてしまうということです。これはとても話しにくい。特に、英語で話をしていると、自分の話した英語をつい、聞いてしまうので話し続けられなくなってしまいます。この奇妙な状況はまた別の目的で利用することもできると思うのですが、究極の選択として、自分が話をしている時にはスピーカの音量をゼロにするようにしていました。

こうすると話し続けることはできるのですが、聞いている人の反応が全く判断できずこれもまた話しづらい事実を認識しました。

とはいえ、最初はインターネットで参加することすら駄目だろうと思っていましたので大成功といっていいと思います。
こうやって合宿ですらインターネットで参加できる時代になったのだと、先日のCerf さんの講演を思い出していました。

(2018.11.10)

★今回の教訓:コミュニケーションしている際には自分の話した声を0.000X秒くらいのズレ(骨伝導)で聞きながら話をしているが、インターネットを介すると時にその誤差が大きくなりコミュニケーションできにくくなる。f:id:wakazemi:20181114011956j:image

オックスフォード通信(223)i-Seminar 第22回目: 冬合宿の準備

いよいよ今週末は伝統の冬合宿、その準備のセッションとなりました

ワカモトゼミでは3期生よりこの11月の時期に冬合宿と称して(3-4回生の夏合宿は主としてレクレーション [本年度は私が不在でもゼミメンバーでBBQに出かけていました。さすがです]、春合宿は4回生の卒論の準備、そして冬合宿は卒論全体の包括的な発表の場となります)同志社びわこリトリートセンターの特別室をお借りして合宿を行っています。

過去のさまざまな思い出が去来しますが、この冬合宿はどの期も思い出深いものがあります。時期もいい頃で比良山山系の紅葉が綺麗な時期でもあります。

今年はついにiSeminar合宿としてインターネットで私も参加することになっています。センターのWifiは春合宿時に(TAのKさんがよく覚えていてくれました)接続が悪かったため、MacBookのひとつしかないType-C USBのアダプタを購入しました(アマゾンがあるのでイギリスから日本のアマゾンに注文→同志社女子大学事務室に到着→TAのKさんがピックアップといい連携が取れています)。

本日の後半のゼミで試してみましたが、アダプタを付けてもスルーでUSB-Cを通して充電できることがわかりました。また従来から研究室配備の BoseスピーカーにBluetooth経由で接続も確認。

春学期はこのチェックなどに時間がかかりましたが、TAのKさんを中心にゼミメンバーのAさん、Mさんがよく動いてくれるのでテキパキとチェックも進みます。Boseスピーカーの特徴は「時差」です。Apple TVやHDMIと比較して転送に1-2秒の時間がかかるようで、自分が話した音声を一緒に聞く感じがします(Apple TVなどの時には自分の声はエコーのように聞こえることはありません)。多少の問題はありそうですが、何とかびわこリトリートセンターでもiSeminar冬合宿が実施できそうな目処は立ちました。

さて、本日もFacetimeは3度、LINEビデオも3回フリーズしました。少し気恥ずかしいのはフリーズした際に再接続するようにLINEにメッセージを送るのですが(同志社女子大学側はフリーズしていることに気づかない事が多い)、間違って1回前のメッセージのやりとりをしていた人にそのメッセージを送ってしまうことが有ることです。以前はAさん、本日はTAのKさんに送っていたことに後から気づきました。

iSeminarでは教師の役割だけでなく、大げさにいうとディレクターやADの役割も一人でこなさないといけないところが難しく面白いところです。

いよいよゼミは卒論タイトルを決め、天王山のChapter 5(Discussion)に入ります。これが終わると大学は学園祭、EVEです。そこまでに卒論のめどを付けなくてはいけません。

Now is the time! です。

(2018.11.5)

★今回の教訓:人生にはここぞという時があるものです。気合いだけでは乗り切れませんが気合いがなければ乗り切ることもできません。f:id:wakazemi:20181105204413j:image

オックスフォード通信(217) i-Seminar 第21回目: データ分析結果発表

Chapter 3 & 4のプレゼンテーション後半戦でした

本日は15分くらい前に接続を完了して頂き(ありがとうございます)準備万端だったのですが、ゼミが始まっていざというところで、Facetime がフリーズ。その後何度か同じ状況(接続→しばらくするとフィリーズ→接続)が続いたため、LINEビデオに切り替えてのゼミとなりました。

LINEビデオでもBluetoothイヤホン(Air Pods)も使えることもわかり、その後は何度かフリーズしましたが、LINEの場合にはすべてがフリーズするのではなく、映像が消えて音声のみになる→接続を維持したまま映像を復活することができることが分かりました(今日だけのことかもしれません)。

さて、本日でChapter 4「データ分析結果)の発表が全員終わったのですが、過去のゼミの中で最もペースが速い状況です。過去最もスムーズに進めることができた16期生のペースも上回っています。これは私が日本にて普通にゼミを行っていたらこうはなっていなかったかもしれません。双方(ゼミメンバー・教員)にある程度の危機感がいつもあるのでいいペースで進めることができているのかもしれません。甘えがなくなり集中できているのかもしれません。厳しい状況の方がうまくいくとは人生面白いものです。

夕刻は教育学部のM先生の教授昇進記念セミナーに参加してきたのですが、統計についての包括的なお話をお聞きすることができて、また目が少し開いたように思います。ゼミでも丁度SPSSを使いながらデータ分析を進めていますが、このような統計リテラシーは英語と並んで必須のものになるのかもしれません。

記述統計から見えてくるものは多くあります。また相関関係は強力な手法です。M先生のプレゼンテーションの中でも相関関係が取り上げられていました。最も、こちらは学習努力とタスクの難しさについての時系列の個人内変化の相関でしたが。

ゼミに話を戻します。後半はいつも通り質疑応答とインターネットワークショップでした (iWorkshopと呼べるかな)。説明する内容をパワーポイントファイルとして(こちらはKeynoteではなくてあえてPowerpoint)Dropboxで共有をしておいて、TAのK先生に操作をしてもらいながらこちらは自分のコンピュータ内の同じPowerpointファイルを見ながら説明するというもの。助かるのは、TAのK先生が重要事項をホワイトボードに書き込んでくれるところです。Pagesの共有ファイルでもできるのですが、パワーポイントとPages2つを同時にプロジェクタで映すのはすこし厳しいところです。

ここでゼミメンバーが(そうしていると思うのですが)、ラップトップで自分のデータについて同じ作業を進めてくれると本当にiWorkshopと言えるのですがそこまでは到達できていないかもしれません(未確認)。

ゼミの最後には今週末に開催される第68回シェークスピアプロダクションメンバーを応援する姿も。友情が感じられる美しい光景でした。いいゼミに成長しています。

(2018.10.30)

★今回の教訓:iSeminarとしてはほぼ完成か。問題は学外でのiSeminar。11月第2週の同志社びわこリトリートセンターでの冬合宿で iSeminarが実現するかどうか。イマジネーションの問題か。

f:id:wakazemi:20181029233735j:image

FAQ: Wakamoto Seminar(若ゼミ)についての疑問にお答えします

Wakazemi FAQ 
~18期から後輩に向けてのメッセージ~
若ゼミのことがすごくよくわかる質問集です。

11.12 (3-4.30pm: S506)
若ゼミOpen Seminar を開催しました。
多数のご来場をありがとうございました。
当日の様子はゼミインスタグラムでご覧下さい。


①授業編

Q1. 普段の授業はどんな風に進めるの?
A1. 基本的に毎回2人1組でプレゼンをします。内容はテキストの定められた部分を読み、その論文や議題についてです。プレゼンの前にエントリーをグループで読み合い、軽くコメントを記入する方法で授業を進めていきます。

Q2. エントリーって?
A2. エントリーとは、言語習得についての論文を読み、そのテーマに従って自身の意見を述べたり、英語学習を振り返ったりするエッセイです!英語で約500words書きます。

Q3. そもそもどんなことを学んでいるの?
A3.
応用言語学の分野、特にいろんな第二言語習得の方法(大事なのはインプット?アウトプット?インタラクション?)について考えたり、自分の性格(内向的or外向的)がどのように英語学習に関わっているのかなどを、論文を読んだり、ディスカッションをしたりしながら学んでいます。発見が多くとても面白い分野です!自己分析にもつながり、就活の際に活かすことができたという人もいます!

Q4. 英語が話せる自信がないけど大丈夫?
A4.
大丈夫!ゼミは、ほぼすべて英語で行われ、必ず英語で話す機会があります。だからゼミ内で力がつきます!コーチ (※) をはじめみんなが英語で言いたいことをフォローしてくれるので大丈夫!実際私もみんなに助けてもらってるよ〜!分からないところはコーチに直接質問したり、メンバーに聞いたりすることで解決できるはずです!

※ コーチ(coach)とは…
アクティブで好奇心と向上心がものすごい、若本夏美先生のことです。ゼミの主体は学生メンバーであることから、ゼミの中では若本先生のことを〝コーチ(coach)〟と呼びます。(初めは戸惑いますが、すぐに慣れます笑)ゼミ生のことを温かく見守りサポートしてくださいます。

Q5. 課題は多い?
A5. エントリーやプレゼンなど、他のゼミに比べて多いかもしれません。ですが、時間の使い方が上手くなるし、1つ1つを達成した時の充実感や、新しいことをどんどん学ぶ楽しさは本当にこのゼミでしか味わえないと思います!みんなでラーコモに集まって焦ってやったりしながら(笑)、必ずやり遂げることは出来るので無理だと諦める必要は全くないです!


②イベント編(合宿、スポフェス、EVE祭、など)

Q6. イベントやプロジェクトに強制参加ってほんと?
A6.
ほんとです(笑)でも メンバーの良いところを知れる良い機会にもなるし、助け合ったり励まし合ったりしながらやっていけば、とても良い思い出になります♩めんどくさいと思う人もいるかもしれませんが、ゼミの仲をさらに深めるチャンスです!

Q7. 合宿は何をするの?勉強ばっかり?
A7.
3年の夏の合宿は、10分のポスタープレゼンテーションをしました!が、それ以外は本気で遊んでいました!(花火、BBQ、スイカ割り、けいどろ、ビーチバレーなど)

3年の冬の合宿は、1日目の夜、2日目の朝以外は正直のところ勉強ばっかり(質問紙の作り方、論文の読み方、春学期で行うプレゼンの仕方など)でした。が、合宿係が考えてくれたレクや、飲み会の楽しい思い出が強くて、つらかったのを忘れました(笑)
4年の冬合宿では、毎年恒例の一人30分プレゼンテーション(卒業研究について)が待っています。私たちもまだ経験していないので、どれほどつらいのかわからないですが、スタディーグループをはじめ、みんなで力を合わせて頑張ろうと思います〜〜!

Q8. 合宿やEVE祭、スポフェス以外にも行事はある?
A8.
私たちが3年のときは、実際に小学校に出向いて、グループに別れ1〜6年生全員に英語を教えに行ったり、中学生を同女に招いてラーコモで「国際語としての英語」をテーマに英語のアクティビティーなどをしました!はじめは準備が大変で、本当にできるのかな?などと不安でしたが、終わると達成感でいっぱいでみんなとの絆も強くなったと思います。


③卒論編

Q9. どんなテーマで卒論を書いているの?
A9. 主に3回生のときに学んだテーマから、自分の興味のある分野について、研究や分析をして卒論を書いています。(キーワードで言えば、Motivation, Self-efficacy, Learning strategy, Personality, Language ego, Classroom silence, interaction, Input/output etc.)英語で書くのは大変ですが、行き詰ったときは、サポートしてくれるコーチやスタディーグループがいてくれるので心強いです。

Q10. スタディーグループって?
A10.
卒論完成に向けて、4-5人のグループ学習を行うことです!週2日ほど集まり、構成について相談や事前添削を行うことで計画的に卒論を進めることが出来ます!!


④その他

Q11. みんなと仲良くなれるか不安だけど、大丈夫? 1人で入っても大丈夫?
A11. 大丈夫です。心配ありません。私も休学後に若ゼミに入ったため、知り合いは1人もいませんでしたが、仲良くなれました!みんなで協力してゼミ運営やイベントに参加する機会が沢山あるのが若ゼミなので、このような日々の活動を通じて気づいた頃には、お互いを思いやる気持ちが本当に大きくなり自然と仲良くなれてます。

Q12. ゼミのメンバーは教職をとっている人がほとんど?
A12.
そんなことないです。教職取っていないメンバーも半分くらいいます。取っていなくても興味、やる気があれば大丈夫です (^^) !

Q13. 副専攻、SP、教職との両立はできるの?
A13. できます!ゼミのメンバーの中には、副専攻、SP、教職、学校図書館司書教諭課程、日本語教員養成課程(日学の日本語教育専攻の学生がとるコース)を取っているメンバーもいます!何を自分は最も大切にしたいか優先順位をはっきりさせた上で取り組む必要がありますが、頑張れば、両立可能!何事も頑張る、頑張らないは自分次第!メリハリのある時間の使い方を心がけたらいくらでも時間は作れます!


インスタもやっています。(wakazemi_18th

わからないことがあれば、何でも聞いてください!(質問に投稿してください)

そして最後に…
学生最後の思い出は忙しくても充実している方がいいです♪

若ゼミは、ハードに見えるかもしれませんが、
その分たくさんのことをコーチやゼミメンバーから学べます!
若ゼミに入るために、成績やGPAを気にすることはありません!
やる気さえあれば、絶対に若ゼミに入って後悔はしません!!
Never miss an opportunity to be fabulous!! 

~若ゼミ18期より~

オックスフォード通信(203)i-Seminar 第19回目: 結果分析についての発表

いよいよ卒論、結果分析についての発表がはじまりました

山場に近づいてきました。

今年は「通常の」対面での指導ができないため(Line Videoでの対面指導は春に全員実施)本年度はプレゼンテーションファイルのフォーマットや卒論ファイル(MS-Word) の形式を統一しています(ひながたを作成・共有)。結果的には、どのプレゼンテーションも構成が同様のものになっているので聞きやすく理解もしやすくなっています(恐らく、プレゼンテーションを作成する側についてもどうようの利便性を感じているところだと思います)。

先週までのChapter 2 & 3 をシーズン1とするとこのシーズン2ではそれぞれのプレゼンテーションの姿勢・態度も随分向上して、グンと説得力が増していると思います(北尾先生のよいアドバイスのおかげです)。すると不思議に聞いているものの理解能力も高まってくるのが面白いものです。

いつも思うことですが、大学生の順応性・可能性・飛躍性には目を見張るものがあります。アドバイスひとつで大きく成長出来るのが大学生であるとおもいます。その意味では指導する側の役割も大きくなるところですが、本年度のこの i-Seminar はNESの北尾先生とのTeam Teachingとなっているところが幸運なところだと思います。いつも北尾先生のアドバイスにはなるほどとうなることろが多くあります。その意味ではi-Seminarで一番多くの事を学んでいるのはこの私なのかもしれません。

本日はインターネットの接続状況もそれほど悪くありませんでした。ただ最近の傾向として、オックスフォード側は問題ないのですが、同志社女子大学側で約30分くらいで音声は通じていても画面がフリーズする状況が頻発しています。本日は、幸い、笑顔の状況でフリーズしていたので、プレゼンテーションの途中と言うこともありましたので、そのままにして音声のみで続行しました(これが下を向いていたりの画面なら即、再接続をお願いしていたかもしれません)。

この問題がやっかいなのは、音声OK画面フリーズの状況が気づかれにくいということです。オックスフォード側は正常ですので全く分かりません。同志社女子大学側も教室内のように私が動き回っている訳ではありませんので、そのようなものかと思っているかもしれません。何かいい解決策が見つかるといいのですが。

結果的に本日のゼミが終了したのが日本側、午後6時40分(イギリス側:午前10:40)でした。ゼミでも言っていたのですが、イギリス側は時間とともに(何せ朝7時からのゼミなので)モチベーションがアップしてくるのですが、同女側は時間とともに、特に午後6時を過ぎるとみるみるモチベーションが下がっているのが分かります。来春からは社会人の4回生としては休憩の15分を入れても4時間弱のゼミくらいは集中力を切らさないようにすることも課題ではないかと思っています(といいながら、私自身も最近では1時間半のセミナーでも集中力が切れることもあります)。

さて、来週の i-Seminarはいよいよ卒業アルバム用ゼミ写真撮影です。まずは全員がそろって写真を撮ることができること、次に天候に恵まれることを願うばかりです。私自身は写真に映り込むことができるかどうかは定かではありませんが、きっとゼミメンバーが笑顔でいい写真を撮ってくれることでしょう。
(2018.10.16)

★今回の教訓:そろそろi-Seminarをパックとして売り出すことを考えよう。まずは事例報告として論文を書き、SONYとApple、内田洋行さんに売り込みに行こうかな(お金儲けをしようとしているわけではありません。念のために)。
f:id:wakazemi:20181016083135j:image

オックスフォード通信(196)i-Seminar 第18回目: 英語でプレゼンテーションは問題?

本日のiSeminarは前回に続きChapter 2&3についてのプレゼンテーションでした

日本は体育の日の祝日でしたが、最近の大学は授業日数確保のため月曜日の祝日は成人の日を除き授業日となっています。

3名欠席(内、1名は教育実習)の中、8名がプレゼンテーションをおこないました。私はドラフトを既に読んでいるので内容はよく知っているのですが、書いたものを読むのと、本人が口頭で発表するのとでは大違いでいろいろと考えが浮かんできます。

6分(プレゼンテーション)+ 3分(質疑応答)+ 1分(交替時間)= 10分間を一人の持ち時間として8名がプレゼンテーションをおこないました。この方式はこの10年くらいゼミで実施している伝統の方式です。こう言うと、20分くらいの時間をとって3-4名ずつくらい進める方がいいのではないかという意見もあるかもしれませんが、全員がプレゼンテーションが終わるまでに1ヶ月以上かかってしまいます。

3回生でBehaviorism(行動主義)を学んだのですが、そのステップ・バイ・ステップ方式はこのような卒論を進める際には有効だと思っています。

さて、iSeminarらしく、パワーポイント(必ずしもマストではないけれど)でのプレゼンの後、オックスフォード側から私が質問→応答、あと1名くらいの質問ですぐに時間切れで「もう少し質問したい」「もう少し話したい」という気持ちがあるのは事実です。

ところで、本日のゼミ(後半の議論)で問題になったのが、英語でプレゼンテーションをすると、内容の理解が十分できないので、有益なコメントを書きにくいという意見がでてきました。もっともだと思います。一方で、発表者がドラフトを棒読みしているので(本人ですら)分かりにくいという意見も。このような議論ができること自体が貴重だと思います。

現在、私が所属するオックスフォード大学教育学部では、EMI(English Medium Instruction)についての研究が盛んになされていますが、この理解度の問題はこのゼミの英語での発表問題に限らず重要な問題であると思います。

10月もそろそろ半ばです。

後から考えるとこの10月にもっと頑張って卒論に取り組んだら良かったと言わなくていいように、お互い時間を大切にしたいものです。

幸いにしてFacetimeは3時間半のゼミの中で2回フリーズしただけでした(フリーズしても音声と同志社女子大学側の映像は正常に映っていました;いつフリーズするか分からないのですが、フリーズしている時の映像は重要だと今日思いました。時々間の抜けた顔のままフリーズしていることがあるのですが、その映像をインターネットを通して自分でみることほど間の抜けたことはないと思います)。

そうそう今日は1回三脚に固定のMacがこけました。キャスター付きですがどこかで引っかかったのでしょう。気をつけていきましょう。

(2018.10.9)

★今回の教訓:秋学期のゼミも順調なペースになってきた。今年のメンバーでできることをもっとやっておきたい。
f:id:wakazemi:20181008223612j:image

オックスフォード通信(194)もう2019年?

本務校の同志社女子大学から2019年のゼミシラバスを書くようにメールが届きました

このようなメールを読むと一気に気分が来年度になってしまいます。考えてみると毎日書き続けてきたこの通信ももうすぐ200回、優に1年間の折り返し地点を過ぎたことになります。

来年度はすでに多くの授業が決まっていて、有り難いことにこの在外研究を機に一端辞めさせて頂いた大学・大学院からも来年度から引き続き非常勤講師をするように依頼をいただいています。忙しくなるのは当然ですが、このような厚意には何とか時間をやりくりしてお応えしたいと考えています。

さて、来年の授業で少し頭を抱えるのは、学生のみなさんが集まってくれるかということです。おかげさまでこれまで情熱と意欲を持った優秀な学生のみなさんが結集してきてくれて世界一と豪語できるゼミを作ってきてくれました。iSeminarをしている本年度の4回生(18期生)も史上希に見る素晴らしいゼミになってきています。

問題は本年度、京都の地で授業を担当していないので学生の皆さんが私のことを覚えていてくれるか少し心配しています。もちろん来年度の4回生ゼミは3回生なしの4回生スタートなのでそれほど多くのメンバーが集まることは想定できないと考えています(しかし、Yさんのように、私のこの在外研究に合わせて、若ゼミに参加すべくドイツでのワーキング・ホリデーの後にもう一年今度はオーストラリアでワーキングホリデーをして待ってくれている学生の方もおられます。来年4回生もきっと創造力に富んだゼミになると思っています)。

そこで現、4回生、iSeminarの若ゼミ18期生のみなさんに相談したところ(困ったときには、素直に学生の皆さんの意見を聞くのが一番です)、さすが20代、頭が柔らかい、いろいろと考えてくれました。考えるだけでなくいろいろとすでに行動を起こしてくれています。

そのひとつがインスタグラムです。私はTwitterかと思ったのですが、インスタの方が断然いいということらしいです。現在、若ゼミの紹介をすべくゼミインスタがスタートしていますので、来年度若ゼミにと思っている人も、卒業生の方も、たまたまこのブログを読んだ人もよかったらご覧下さい。またとかくいろいろな風評が立つ若ゼミですのでその疑問に答えるべく FAQ (Frequently Asked Questions)のページも立ち上げてくれる予定になっています。

本日は、一日雨で、11月下旬のような気候でした(最高気温8℃)。夕方、ジムに行ったところ(最近毎日30分体を鍛えています)、教育学部のSさんにバッタリお会いしました(というか、私がランニングマシンにいるところを見つけて声をかけてくれました)。Sさんには4月当初、訳が分からない際にいろいろと親切に大学のことやこの街のことについてアドバイスを頂いたのですが、この度目出度く博士号を取得されたとのことでした(オックスフォードでは口頭試問のことをvivaといいます)。いつも明るい方ですが、今日は一層顔が輝いていました。Sさんおめでとうございます!(偶然の一致ですが、トロントで一番仲の良かった院生もSさんと同じ名前でした)。

Sさん、博士号取得、おめでとうございます!

(2018.10.7)

★今回の教訓:残り時間を考えながら、来年度を想像しながら「残りの時間」を楽しみたい。
f:id:wakazemi:20181006120035j:image

オックスフォード通信(189)i-Seminar 第17回目: プレゼンテーションスタート

延長コードも購入し万全の態勢で臨んだ iSeminar でしたがこれまでで最も厳しい状況となりました

台風の影響でしょうか、月初めだからでしょうか(10/1) 、コンピュータ自体はWifiに繋がっているのですが、その先、FacetimeにもLineにもつながりません。ゼミメンバーとかろうじてLineのテキストメッセージは交換できるのですが、何度試してみても90分間、ビデオ通話は一切つながりませんでした。ゼミメンバーがよく動いてくれましたが、本日はTAのK先生もお休みだったため、その分大変でした(不思議なものでこのようなトラブルはそのような状況でおきるものですね)。

本日のゼミは Chapter 2-3章のプレゼンテーション、各自、10分(質疑を含めて)パワーポイントを使っての発表となりました。ビデオ通話はできませんでしたが、ゼミメンバーが機転を利かせて最初の30秒をビデオにとって送ってくれました。私からの質問はラインテキストで送って、司会者(Convener)が口頭で質問するという形をとりました。この辺りの自発的な対応は流石だと思います。

本日のゼミで一番重要だったのは自分の研究内容を口に出してみんなの前で発表するということでした。私がいない分、Convenerの2名を中心にみんなが協力をして、自律的に動けたということでは返って良かったのかもしれません。

ただ、朝6時から起きて、7時のゼミに備えていた私としてはフラストレーションのたまるセッションとなってしまいました。

ベストを尽くしましたが、結果がベストなものになっていない可能性もあります。1回1回のゼミを大切に、という思いが強いだけに、この部分は辛いものです。しかし、考えてみると、日本の大学、特に同志社女子大学の教育環境は「良すぎる」部分があるのかもしれません。世界に目を向けると、インターネット環境やエアコンが整っていないところは山のようにありますし、授業をするために甚大な努力をしなければ実現しないところは

後半は、大学のサポートセンターのTさんに来て頂き(名前を間違えていてすいませんでした)、通信環境を確認して頂きました。Macの問題点として、日時・時刻がずれていたので修正した(と言っても何時間ほどなんですが)。また、これまでの通信ログを削除していただくと、今度はFacetimeで接続できるようになりました(ただいつもよりも頻繁にフリーズしました)。恐らく台風の影響で、日本から海外への接続が何か問題があった上に、Mac上の問題もさらに接続を難しくしたのだと思います。

ゼミ後に今後の解決策を以下のように考えました。
1. ゼミは学生で全て進める(私が参加できてもできなくても)
2. そのために進行表(テレビやラジオの番組の進行表のようなもの)をゼミ全体で共有する(時間付きで)
3. ゼミは自分達で進めるという意識を持つ

iSeminarはなかなか話題に事欠きません。

(2018.10.2)

★今回の教訓:iSeminarの「i」は昔(?)NTTの携帯、i-modeのiが私を示していたように、インターネットのiではなくて、私のiなのかもしれない。
f:id:wakazemi:20181001235917p:image