オックスフォード通信(31)Oxford University が世界一の秘密(2)Open Seminar

オックスフォードに来て、何がこの大学を世界一にしているのだろうと考えています.

秘密の2つめが分かりました。オープンセミナーという公開講演会と様々なランチタイムセミナー(私が興味を持っているのは応用言語学セミナー、質的研究セミナー、量的研究セミナーです)が開催されていることです。昨日は昼1つ、夕方1つ参加してきました。

公開セミナーというので大々的なものかと思っていたら、昼は5名、夜のセミナーでも10名弱の少人数です(入った瞬間に、抜けられないなあという絶望感を感じますね)。昼はハンガリーでの自立(autonomy) 意味についての大学院博士課程3回生の発表、夜は教室環境のデザインについてのプレゼンテーションでした。私の研究と直接関係ないのですが、全然関係ないこともなく、聞いている内に何か自分の研究に関連付けて考えられるようになるのが不思議です。

学内で気軽にこのような知的な交流の場が主として教員に与えられている(ほとんどの、特に夜は先生)のは昨日の話のトピックにあったように、Stimulation(刺激)を与え、そこから個人化(Individualization) され、それがOpenness(公開性)と相まって、 Naturalness(自然)となっているのでしょう。Clever classroom ならぬ Clever univeristy environmentという感じがします。(2018.4.27)

★今回の教訓:案外どこの国のどこの大学でもこのような環境は作れるのかもしれない。教員、研究者が忙しさにかまけて、たこつぼ化(自分の領域だけに没頭してしまう)してしまうことを避ける方策はあるだろう。その意味では同志社女子大学英語英文学会が設立60周年に向けてすたーとした、Special Lecture Series(2018年3月スタート)は軌を一にするものだろう。

オックスフォード通信(30)切れるお母さん

先週、ロンドンへ行った帰り

電車は例の如く何もアナウンスもなく、どこのホームかも定かではない状態で、時間になったら動き始めました。珍しく車内では割とマメに次はどこどこの駅ですとアナウンスをしてくれるのですが、面白かったのが乗り合わせた家族連れ。向かい合わせの座席で私達の前にお母さんと4歳くらいの女の子、通路をまたいだ座席にお父さんと1-2歳年上のお兄ちゃん。問題は女の子。

ロンドンの郊外の駅で降りられたのでざっと50分くらいだったと思うのですが、最初はチップス(本当の)、次、飲み物、次第に行動が激しくなり、テーブルの下に潜る、私の足の上にのる、お母さんにしがみつくなど。横目でみていましたが、お母さんはPlease! Be Quietなどといいながら抱きしめたりあやしていたのですが、どこかでプチンと切れたように、バシバシたたき始めました。私は恐くてじっと見ていなかったのですが、パシッ、パシッという音がディーゼルの響きと交差するようになりました。

でも娘も慣れているのか、たたかれても泣くこともなく、懲りる様子もありませんでした。息子だけが凍り付いているように(恐わーという感じ)見えました(ひょっとしたらお父さんも)。

そうこうしているうちに列車が到着するとそそくさと4人とも何もなかったように降りていきました。(2018.4.26)

★今回の教訓:母親はどこの国でも優しくこわい。

オックスフォード通信(29)New Comers Club

新入りのためのクラブと訳せるでしょうか。本日は私と言うよりは同伴の妻のための会に一緒に参加してきました。

必ずしも新学期(Trinity)からこちらに来たというわけではないのですが、本当に3日前に来た人から半年前に来た人まで含めて、オックスフォードに同伴で来ている人達向けの会合が毎週水曜日10:30-12:00まで開かれている、と教育学部のバーバラ(今回の在英には3人のBarbaraさんにお世話になっています。出発前のBarbara先生、不動産担当もBarbaraさん、教育学部事務長もBarbaraさんです)さんに教えて頂きました。

University Clubというオックスフォードにしては少し近代的な建物に入るとSuper Friendlyな受付の皆様。どちらかというとシニアの方が多いですが、若手の方もチラホラ。同伴者が女性であることがおおいためが、ほぼ全員が女性。

今日は特別ということで普段は£1のコーヒーを無料で頂き、テーブルへ。日本と違うのは自己紹介とか何か堅苦しいプログラムがあるのではなく、適当に楽しく近くの人達と話すことです。

たまたま隣がドイツから2週間の予定で来た日本人男性のSさん(滋賀県出身で関学卒業後、ドイツに渡り、修士号を取得、現在博士論文を執筆中とのこと。ドイツ語で、しかも専攻は哲学)とSさんのパートナーのFさん(上海出身でドイツで法律の研究員をしているとのこと)。二人とも30歳前後というところでしょうか。すごいなあと思います。英語よりも格変化がグッと複雑なドイツ語で博士論文を書いているとは(何度書いても友人にみてもらうと直されると笑顔で言っておられました。博士論文終わるかなあという気持ち、よく分かります)。ただドイツの大学はうわさには聞いていましたが、授業料は外国人であっても無料で、300ユーロ程度諸雑費を払うだけだt言っておられました。

その他、コンピュータサイエンス専攻で来ておられるご主人の奥さんとか(5-6年はかかるよ、と指導教官に最初に釘を刺されたとか。かかるかもしれませんね)。

このような受け入れ体制を大学がサポートしてボランティアベースで始めておられるというのはさすがですね。何かすがすがしい気持ちになりました。

Jさんには5/1のMagdalen College のお得なチケットを教えて頂き購入の手続きまでしていただきました(朝5時集合)。

帰りに伸び伸びになっていた銀行カード(結果的に2週間かかりました)をH銀行でピックアップ。これで諸準備はほぼFin!ということになりました。皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。(2018.4.25)

★今回の教訓:Welcomeの笑顔は人を元気づける。笑顔は世界共通。

オックスフォード通信(28)Oxford University が世界一の秘密(1)PDFの壁

オックスフォードに来て、何がこの大学を世界一にしているのだろうと考えています(これもまた今回、オックスフォードに来た理由の一つです。MI6のようですが)。

その一端を御紹介したいと思います。これはある程度予測していたことではあるのですが、研究資料がすぐに手に入るのです。

今回 Visiting Research Fellow(日本語に直すと客員研究員です)として滞在させていただいています。スペースの関係で研究室は頂いていませんが(といってもR先生のお計らいで研究室の鍵を貸して頂き月曜日は自由に、その他の日もR先生が使っていない日は研究室を使わせて頂くことになっています(通信16参照)。加えて、ほぼほとんどオックスフォードの先生と同じような研究環境を提供して頂いています。そのマジックがオックスフォード大学のIDカードです。

これは魔法のカードでこのIDがあると(写真好きの私としては載せたいところですが、さすがにマズイと思いますので控えておきます)図書館は全部で20個くらい自由に入ることも出来ますし、何よりも優れているのがあらゆる資料をインターネット上で探すことが出来ることです。

もちろん日本でもできるのですが、よくあるのは資料は見つかってもPDFにアクセスできなくて必要なら$30で購入しろというのですね。非常勤で教えている関係で日本の最高峰と言われるK大学のアカウントを頂いていてここ数年データーベースにアクセスさせて頂いているのですが、それでもPDFの壁はあってアクセスできない資料は一定あります(D女子大<D大学<K大学という感じです。これは学生数、大学規模からして仕方ないのですが・・・)。でもここオックスフォードではいまのことろ見つけたい資料でPDFで出てこない資料は今のところゼロです。

インターネットとオックスフォードのIDこれは魔法ですね。時々すぐに出てこない資料があるのですが、先日ライブライアンのCさんに詳しくガイダンスをしていただいたのですが、その場合魔法の(と言っていました)Find in Oxfordというアイコンを押すと何とか出てくるのですね。

このスピードはすごいです。考えがどんどん connecting the dots する感覚がします。これはそれだけの財源をe-journalやデータベースに支出しているということだともいます。数年前にトロント大学で使っていたEric(アカデミック版)を大学図書館に入れて欲しいと要望したところ使用者が私に限られるかもしれない、年間120万円の経費がかかるという理由で却下されました。あの時どれほどの絶望感を味わったことか。

誰が使うか分からなくても何か可能性にお金をつぎ込むのが教育研究の在り方だと思います。オックスフォードは構えは創立の1200年当時のままですが、中身は恐ろしく進歩的で、未来志向です。

このデータベースを目の当たりにしたとき、研究者がどれだけわくわくするか、文部科学省も大学の財政当局も思いを及ばせて頂きたいものだと密かに思っておりました(といってここに書いたら密かにならないでしょう、という声が聞こえてきそうですが)。(2018.4.24)

★今回の教訓:研究の壁は研究者の怠慢ではなくて財政当局のものであるかもしれない。あらゆる論文が一瞬で手に入るのはまさにハリーポッターの魔法のようだ。オックスフォードにも春が訪れつつあります。

オックスフォード通信(27)インターネットゼミ3回目・ノンバーバルコミュニケーションの重要性

先ほどフラット前を横切ろうとおもったところ・・・

シニアの女性運転の車が丁度出てくるところでした。目とジェスチャーでお先にどうぞ、と言う(意図する)とニコッと上品な笑顔で返礼されます。意思が通じた、コミュニケーションが出来たという確証が得られた感じです。

さて、昨日、4/23は第三回目のゼミ。事前に発表スライド(パワーポイント)をDropboxの授業フォルダにアップロードしておいてもらい私はそのスライドをMacBookProでみながらゼミに参加しました。正直なところ日本出発前にここまで出来るとは思っていませんでした。しかもこの日は北尾先生が忌引きでTAのKさんがいるものの実質教員はゼロの状態ですが、若ゼミメンバーはモチベーションを切らすことなく前半は100%英語のゼミが実行できています。もうこれで満足です、といいたいところですが、人間目標が達成できると更に上!を目指したくなるもの。

このインターネット(Lineビデオを使っています。Googleハングアウト、ciscoを教えて頂いた5期生のMオンさん、ありがとうございました。ciscoは別としてGoogleハングアウトは使えるかもしれません。ただスムーズに実行するにはもう少し時間がかかりそうです)で、プロジェクターA(大きい方のスクリーン)にはプレゼンターの発表画面、プロジェクターB(小さい方のスクリーン)にインターネットで私のLINEビデオ画面が映っています(詳細は第15回、20回参照)。

で、次に何を目指したくなるかというと、音声=ことばだけのコミュニケーションでは何か物足りなく思うのですね。

電話:音声(言葉のみ)
ビデオ会話(テレビ電話):音声+画像(ただし、2D)

冒頭の年配の女性とはひと言も言葉を交わしていないのですが、満足感は十分得られています。よく私達はバーバルコミュニケーション(Verbal communication) 、すなわち言葉によるコミュニケーションがメインであって、あくまでも「補足的に」ノンバーバルコミュニケーション (Non-verbal communication) を行っていると考えがちですが(私もそう思ってきました。特に、ストラテジー研究をしているなかで、ジェスチャーはあくまでもコミュニケーション補足ストラテジーととらえていますので)、逆ではないか、と考え始めています。

そもそも言葉が発生する前はすべてノンバーバルコミュニケーションだったはずです。動物(昨日、Apple TV で A Dog’s purposeを見ました。2回目ですがジーンときます)とのコミュニケーションも全てノンバーバルコミュニケーションです(コミュニケーションできているとすればですが)。

ノンバーバルコミュニケーションこそ表情を通して、豊かに意図を伝えることができるものだと、実感として分かってきました。コミュニケーションで(普段意識していませんが)、相手の顔の表情や目や手の動きを見ながら意思疎通をしているのですね。今、私はいわば、コミュニケーションの要素を分解するプロセスに立ち会っているような気になります。

有名な、社会心理学者のアルバート・メラビアンは、コミュニケーションの比率を

= Verbal (言葉7%)+Vocal (音声の調子38%)+Facial (顔の表情55%)

と規定しましたが(メラビアンの法則、第20回も参照)、今、私は7%+10%+10% =30%弱程度でコミュニケーションしているのかもしれません。講義的な部分は伝わるのですが、冗談や小話(ゼミでしなくてもいいのかもしれませんが)はなかなか難しいです。

このコミュニケーションとは?またそれを可能にするコミュニケーション能力とは?コミュニケーションの条件とは?というイシュー(issue)についてはゼミメンバーと一緒に考え続けてみたいと思います。

インターネットではすでに分身としてのアバター (avatar) も登場しています (LineやFacetimeで使えないのかな?)。ただアバターが全てではないように思います。スター・ウォーズ第一作で、R2-D2がルークにレイア姫のメッセージを3D投射で映し出すのですが、あれができれば、理想的なコミュニケーションができるかもしれません。

日本はもうすぐゴールデンウイークですね。ゼミも1週とびます。ゼミメンバーには一人が更に6%ずつゼミに知恵を貸してくださいとお願いしています(6×17=102%)。本日は早速、MさんとAさんが新しいMacBookの設定をサクサクとしてくれました(ありがとうございます!)。このような機敏な動きがゼミに活力を与え、成長のための新たなヒントを与えてくれるのだと思います。

ゼミ卒業生をはじめこのブログをご愛読頂いている皆さまの更なるご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。(2018.4.23)

★今回の教訓:コミュニケーションしづらい状況におかれて初めて、コミュニケーションとは何だったのか、理解が及ぶ。もしそのコミュニケーションの秘訣が分かれば、親、教員として、また社会での相互コミュニケーションに活かす事ができることだろう。

 オックスフォード通信(26)モンテカルロ

今日は世界的に日曜日。

テニスのお話。

テニスのモンテカルロオープンを見たくなった。ロンドンからイタリアのモンテカルロは日本からと比べると格段に近い距離にあります。時差も1時間。じゃあ、ということで飛行機でひとっ飛びといけるわけがなく、何とかTVで見れないかといろいろと探していると(インターネットの過度の利用は危険ですが仕方がありません。BBCは子どもが1日6時間以上インターネットに浸っていると先ほどのTV Newsで警鐘を鳴らしていました)インターネットで中継をしているのですね。ひと月、£9.95(=約1500円)。イギリスにいて錦織が決勝にでいると聞くとどうしても生放送で見たくなりました。

インターネットで早速契約して、コンピュータからApple TVでテレビへ。最初は5年前のMacbookProでつないだのですが、ガタガタと解像度が落ちたり、止まったりと。これは最近契約したインターネット(Skyにしました!)のスピードが遅いのかしらと思ったのですが、コンピュータをイギリスに来る前に購入した最新のMacbookProに変えるとスムーズな画面。コンピュータの問題だったのですね。

さて会場の雰囲気は8-2くらいでナダルの応援。完全にアウェイ。その中で決勝にあがってきた錦織は立派だとあらためて思いました。海外に来て急に愛国者になったわけではないですが文化も言語も異なる中で堂々と戦っている錦織は素晴らしいと思いました。試合は残念ながら0-2で負けてしまいましたが、いいgutを見せてもらったと思いました。

ナダルとの違いは錦織に勝とうと思う気持ちが強すぎたのでしょうね。オックスフォードにきて思うのはこちらの人はゆったりと生活しながら毎日を楽しもうと思っているように見えます(そう見えるだけかもしれませんが)。そのために、いい意味で自己中心的に他人には変に関わらなくてはいいように丁寧に時に慇懃無礼的に振る舞う。大事なのはあくまでも自分なのでしょうね。

先週のゼミでCollectivism(集団主義)について議論したのですが、どこかに国のため、学校のため、誰かのためという背負うものがあるのかもしれません。それを今日の錦織の試合から見て取れた部分があります。

よくEnjoy! といいますが、そのためにはある意味では自分を大切にする少し自己中心的な部分を持たないといけないのかもしれません(別に他の人に迷惑をかけるような事をしろといっているわけではなくて、背負うものを下ろしたら楽になりますよ、ということです)。(2018.4.22)

★今回の教訓:成果をあげようと思わない方が結果的にいいものが生まれるかもしれない。肩の力が抜けているので自分の能力を上手く発揮できる。

オックスフォード通信(25)193段

 

4.21は一般的にはエリザベス女王のお誕生日ですが、我が家ではそれ以上に重要な方のお誕生日です。

奥様です(女王様と同じ誕生日とはついていますね。ただ女王様の誕生日は4月は祝日が重なるということで6月を祝日にしているそうです。日本でも私と同級生の次期Emperor [年が同じだけでもちろんご学友ではありません] が2月生まれなのでこのまま行くと天皇誕生日が多くの大学関係者にとってあまり関係のない日に設定されてしまうのですが、一番疲れてきていて休みが欲しい6月に設定してはどうでしょう?皇室に対する好感度は間違いなくアップすると思います)。

是非首都に行きたいということで12時間前から計画と準備を立てて日帰りで行ってまいりました(Oxfordからは電車で1時間強弱という距離ですので宿泊は不要です[列車によって止まる駅が違うのでかかる時間も変わる])。

イギリスに来てビックリするのはお店(品揃え、開店時間)や習慣は旧態依然と何も変わっていないように思うのですが、ハイテクは隅々まで浸透しているのにビックリします。列車もそうで(ディーゼル機関車です)、もちろん駅でもチケットは購入できるのですが、スマートフォンで事前に格安サイトから購入(日時によって大きく値段が変化する[迷っている間に格安チケットがなくなり£10くらい高いチケットを購入することになりました:行き£24、帰り£54)してQRコードを改札にかざすことで入場できます(といっても改札機の調子が良くないみたいで帰りのOxford Parkway駅以外は駅員にQRコードを見せる→駅員のカードでゲートを開けるというアナログの対応でした)。

これは鉄道が細かく民営化されているからだと思うのですが、JRが民間といいながらこれほどの値段の差は日本では見かけないのでビックリします(帰りは確か通路側とか席指定があったのですが、電車自体に番号がついていませんでした)。

電化がされておらず遅いのかと思いきや、さすが平地のイギリスどんどん加速をしてゆきます。京都ー大阪間の新快速並のスピードでしかもほとんど真っ直ぐ走っているためか揺れもあまりなく快適な旅です。到着はロンドン、Marylebone駅、地下鉄(Undergroundですね)はBaker Street(?そう、Sharlockhomesです!)からWestminsterを目指しました。

行程:
Big Ben(あいにく改修工事中)・Westminster→London Eye(計1時間半待ちくらい:事前にチケットを買っておいてピックアップするべきでした)→テムズ河沿いを散歩→Tate Museum→The Globe Theatre (Shakespeare)→Lunch at a bar→Millennium Bridge→Tower Bridge→Covent Garden→Apple Store→Dinner on Baker Street→Marylebone

テムズ川は濁っていて巨大な泥川のようで(イギリス人のみなさん、すいません。普段保津川や鴨川の清流になれている私としては満員のリバークルーズが信じられない思いでした:川ではなくて川沿いの風景を楽しんでいるのですね)、なにか複雑なイギリスを象徴しているような感じがしました。イギリス人にとっては川が綺麗であることは重要ではないのでしょうか。日本人は「水に流す」ということばがあるように水は清流である必要があるのですね。

ロンドンはさすが世界に冠たる観光地で翌日にロンドンマラソンを控え(日本大使館から当日は人混みがすごいのでロンドンに近づくなという警告のメールが届いていました)世界中から(本当にいろいろな言葉が飛び交っていました:写真と撮ってくれと頼まれた親子連れはチェコかポーランドからのようでした)観光客が集まっていました。ロンドンについては日を改めて書きたいと思います。

ひとつだけ。ロンドンに来たらやっぱりアップルストアに!とおもって中心地Covent Gardenにあるショップに行ったのですが、ビックリしたのがそのCovent Gardenの地下鉄駅。地上に上がろうと思ったらエレベータ(Lift)の前に黒山の人だかり。なに甘えたことを、とおもって階段を上がろうとすると、警告が:193段あるので非常時以外は使わないようにと。193段。思わず、金毘羅さんを思い出しました(あちらは確か1000段でしたが。ということはたいしたことないかも)。5台のリフトの内2台がout of orderでしたが案外スムーズに地上に。でも帰りがすごい。駅の入り口付近に行きとは比べものにならない黒山の人だかり。どうやって地下に行くのかと心配になるほど。当日、コベントガーデンは土曜日ということもあり京都の四条河原町の人混みの10倍くらいの人混みで、本当にみんな帰ることができるのか心配になるくらい。よく旧態依然のこのようなシステムをそのまま使っているなあと改めて感嘆するやら驚愕するやら。193段くらいみんなあるけばいいのに。(2018.4.21)

★今回の教訓:ロンドンは進んでいるのか遅れているのかよく分からない。おそらく混じり合っているのだろう。混濁しているテムズ川が象徴か。そう考えればあらゆるところで進化、合理化しなくてもいいのかもしれない。Take it easy!

オックスフォード通信(24)Thank you!

半径30cmの幸せ

拠点の教育学部(Department of Education)まではフラットのあるサマータウンから徒歩でもdoor-to-doorで丁度20分のほどよい距離にあるのですが、バスに乗ることもあります。昨日はシティーセンター(ダウンタウンとは言わないようです、またCity Centreとreの表記になります、イギリス英語の特徴についてはまたの機会に書きたいと思います)に用事があったので、3回以上バスに乗りそうな時にはバスの一日券(Day Pass)を買います。このDay Passが合理的だとおもうのは日で換算するのではなく、24時間で換算するところです。

例えば、昨日は13:29にバスに乗ってバスの中で買いましたので、本日の13:29まで有効ということになります(以前、Port Medow に行ったときには1分違いでアウトになりそうでしたが、運転手に交渉してOKにしてもらいました。温情に感謝!)。今日は往復乗りましたので(ほんの5分くらいですが、楽です。でももうすぐ自転車を買おうと思っています)、£4.20で4回乗った換算になります(半額くらいですね)。

バスのこちらならではの流儀にいろいろ気づきます。一つはバス停で待っていて乗ろうと思っているバスが来たら手を横に出して、「乗るよ」という意思表示をすることです。これをしないと通り過ぎ去られます。もう一つ。0%くらいのの乗客が降りる際に6運転手さんに “Thank you!” ということです。

これはいい習慣だなあと思います。日本でも言う人はいますが、それは京都市バスであれば老齢優待パスを持っているご老人など立場上有り難いと思われる場合に多いように思います。Thank you! というと運転手さんもThank you! などと返答しています。

ほんの少しのことですが、コミュニティをすがすがしい場にするいい習慣だと思います。日本でもすぐにマネすることが出来ますね。そして不思議ににこやかな人、心に余裕のある人ほどそのように口にだしているようです。逆かもしれません。何事にもThank you! といえるからこそハッピーになれるのかもしれませんね。

さて、私はバスにのると子どもと一緒で2階建ての一番前に陣取ります。日本ではみることのできない光景が目の前に広がります。(2018.4.20)

★今回の教訓:感謝の気持ちはどこの国でも言葉に出していうといいものだ。2語で半径30cmがハッピーになれる。

オックスフォード通信(23)暑い! 銀行キャッシュカードComments

急に夏がやってきました。

極端です。半袖、短パンの世界です。お昼に街を歩くとなぜか人が一杯。とても働いているように見えません。近くの高校生も芝生の上でランチをしています。午前中にフラットチェックにきたDさんも半袖!半袖!と唸っていました(ビーサンを持ってきていて[さすがに訪問時はきちんとした靴を履いておられましたが] 帰りは履き替えておられました)。また相変わらず歩きタバコをする人は多く、高校生風の男女も堂々と煙をはいています。

気温25℃くらいでしょうか。一昨日まで10℃くらいでしたから本当に夏がやって来た感じです。

さて、こちらでは携帯の契約をするのになぜか銀行のキャッシュカード(デビット)が必要です。銀行のキャッシュカード・クレジットカードの暗証番号は早々に来たのですが、肝心のカードが来ません。しびれを切らして電話をしてみたらH銀行にもいろいろな銀行があるようで、あの・・・は何番の後にオペレーターにそう言われてしまったので、支店に行くのが早いということで先ほど行ってきました。すると口座開設を手伝ってくれたMさんが対応してくれました。覚えてないけど思い出した、なんといいながら、「カードが先に届いているはず」とのこと。Sorry、といいながら再発行の手続きを取ってくれました。

信頼がおけるはずのイギリスでもそうなんでしょうか。ただ日本のような書留がないので本人受取が確認できないのは事実です。そういうこともあろうかと思って暗証番号を別々の便で送ってくるのですね(そうでなければ別送しませんよ)。ということで、早々に再発行になり、次週銀行にピックアップ(こちらではcollect)することになりました。この部分では日本の方が確実安全ですね。

本日の写真はよくガイドブックやオックスフォードというと出てくる写真を。St. Mary教会の塔からです。その昔36年前にヨーロッパを訪れた際、あのバルセロナ聖家族教会の塔を登ったのを思い出しました(パリのノートルダムもニューヨークの自由の女神も同時に思い出しました。自由の女神は1995年です。911以前はあの目の所まで登ることが出来ました)。サグラダ・ファミリアから見えた地中海を見た時なんとも言えない感動があったのを思いだしていました。同じような石段です(といってもサグラダ・ファミリアの1/10くらい)。サグラダ・ファミリアに登ったとき22歳、何を考えていたのでしょうね。地中海の青さだけが脳裏に鮮明に残っています。(2018.4.19)

★今回の教訓:銀行のキャッシュカードは届かなければなるべく早く銀行にコンタクトを取ること。日本郵便、Royal Mailに勝っているかも。日本社会の勝利!?

オックスフォード通信(22)塩けのない生活

血圧が高かった。

というと下がったみたいに思われるかもしれませんが(血圧を測る場所がありません)正直まだ分かりません。でも下がったと思います。というのは食事の影響です。

17日間、放浪の生活(といっても大学の寮住まいですが)をしていた関係で、夕食はすべて外食(=ほぼパブ)で頂いていました。その関係上、口にするものBritishな食事ばかり:フィッシュアンドチップス、ウインナー、チキン、マッシュドポテトなどなど。引っ越しをして、先日久々に家で(フラットで)食事をしました(妻が作ってくれました)。

今回のフラット、Furnishedといわれる家具付きの物件なのですが、よくできていて冷蔵庫や冷凍庫はもとより、掃除機、ソファ、イス、ベッド、カーテン、フォークにナイフワイングラスにコップと何も買い足さなくていい素晴らしい環境です。更にどうも前に住んでいた方は日本人らしく、しゃもじやセイロまで置いていって下さっています。

これは日本食をということで引っ越して2日目にご飯を炊こう、味噌汁を作ろうということになりました(妻が)。しかもスーパー(ダウンタウンとフラットの近く)に行くと味噌もあるし豆腐もあるし、ネギまで売っているのですね。ラーメンはなぜか出前一丁の各種が置いてありました(東京醤油、豚骨、海鮮、ビーフなど、少し日本とは異なります)。

さて、まずメインのスモークサーモンを口にした瞬間出て来た言葉は「塩辛い」。次に味噌汁「塩辛い」。実は特段サーモンが塩辛い訳でも、妻が味噌汁の作り方を忘れてしまって失敗したわけでもないのですね。これまでの日本の普通通りの食事が塩辛く感じてしまうほど、この17日間、ほとんど塩気のない食事をしていたということなんですね。改めて、日本でいかに塩分の多い食事をしていたか、合点がいった気がしました。

すると当然のことながらこの17日間のノーソルトの生活の成果で、血圧が下がったのではないかと推測した次第です。本日のコーヒータイムにいろいろと教えてくれたSさんにヘルスセンターはないかと聞いたのですが、トロント大学にあったような大学付属のセンターはないようなのですね。ですからしばらく血圧を測ることはできそうにないのですが、研究とは全く関係のないところでいい発見をしたなあ、とほくそ笑んでおります。

今日はオックスフォードにきて初めてといえるくらいのいい天気です。気温も予報通り20℃近くあり春になったような気がします。木々も葉が出てきました。春はどこの国でもいいですね。また、本日の午後、Dornyei (2015) を大学の図書館で読んでいました。今後の研究の方向性をじっくりと考えてみたいと思っています。(2018.4.18)

★今回の教訓:日本の食事は美味しいけれど塩分が多い。多すぎる。塩分のない生活をしようと思った洋食にすればいい(言い過ぎ)。

オックスフォード通信(21)いよいよNew Flatへ移動

金曜日についにフラット(アパート)に引っ越しをしました。

Kebleもそうでしたが、Wadham Collegeのフロントも寛大でスーツケースを午後まで預かってくれるとのこと。このUniversity BBは偶然インターネットで見つけたもので、地球の歩き方はもとよりTrip Advisorや名だたるどのホテル予約サイトにも出てこないものですが、このCollege DormitoryのBBがなければどうなっていただろうと、この幸運に感謝せざるを得ません。まず大学なのでもちろんオックスフォード大学です。そして、Kebleの初日に感動したように朝食がハリーポッターのままの食堂で食べることが出来るのです。しばらく朝食を忘れて(すぐに思い出しましたが)その荘厳なダイニングホールに感動しきっていました。High Talbe と思われるところではさすがに座るようにはなっていませんでしたが歴代の教授の肖像画が壁一面に飾られ、窓はステンドグラスで覆われていました。

Keble CollegeのDormitoryには計1週間(当初は1週間もあればフラットは見つかると踏んでいたのです。

事実1週間で見つかったのですが、予想外だったのは、日本と異なり手付金だけでなく[手付金は文字通りその物件をしばらく占有できること] 指定の額が相手銀行に着金するまでは鍵がもらえないこと、そして現金払いはダメで銀行を通して振り込みしないといけないこと、そして銀行口座を開くのが結構大変だったこと、輪をかけて日本からの送金が大変だったことです、通信12, 13などを参照)、Wadahm Collegeは1週間+2滞在しました。本当はKebleにずっと痛かったのですが、予約が埋まっているようで、移動せざるを得なかったのですが、結果的には移動してよかったと思います。

一つには、Wadhamの方が街の中心部に近く、横には有名なKing’s Armsというパブまでありました(2回行きました)。また部屋が圧倒的に広く、ベッドは並んでいるのではなくてリビングからそれぞれ別々のベッドルーム(といってもベッドが入るだけのスペースですが)が設置してあり、生活感のある日々を送ることが出来たことです(妻は自分だけのスペースがあって嬉しいとしきりにいっておりました)。また朝食もクロワッサンが温かく柔らかく美味しいのもいいところです(朝食メニューは90%同じく豪華です)。

ただWadahmの難点は部屋が4Fでエレベーターがなく、しかも床が微妙に1.5度くらい傾いていることです。20キロ以上に膨れあがったスーツケースを3つ傾いた床に目がクラクラしながら持っていくのがどれだけ大変だったことか(毎日部屋のクリーニングに来てくれる女性、Scoutsと説明書には書いてありました)は上がってくるだけで汗かくわ!ふう、と毎回言っていました。事実、毎日4Fから降りるときには、遊園地のような目の錯覚を楽しみながら、上がるときはまだあと1Fとトレーニングをしているようでした。若者向きに作ってあるからこれでいいのかもしれませんが(ちなみに部屋も傾いていて歩いてるとその傾きがハッキリとわかるほどでした。私のベッドも当然傾いていて真っ直ぐに寝ていても体のどちらかに体重がかかっているのがわかりました)。

でも、回廊 (Cloisters、Kebleは比較的新しく作られた大学なので残念ながら回廊はなかったものの素晴らしい中庭がありました)の石畳を歩き、1600年頃からほとんど全く概観は変わっていないという建物を見上げるのは格別のものがありました。今回は学部のみでcollegeには所属していないのでこの2週間あまりのcollegeの経験は代えがたいものでした。

さて、下りは割と楽で(人生そのものですね)、スーツケースを3つ、4Fから降ろし、いざ、Summer Townへ。

今回居を構える(といってもアパートです)のは、Oxford でも屈指の高級住宅街のSummer Townです。私の名前からしてこの街の名前を初めて聞いたときにはうーん、ひょっとしてと思ったのですが、多くの人の支えがあって幸運にもここに住むことが出来るようになりました。

12時にA社のRさんと待ち合わせ、F社で鍵を受け取りました。その鍵の数6つ。全く使い方が検討も付かないのですが、F社のおばあさん(すいません)社員は行けば分かると。はい、行って分かりました。建物の鍵、部屋の鍵(2箇所)、ただ残りの3つは依然として不明です(自転車置き場も別個にあるのですが、それらの鍵は含まれていないようです、明後日管理人のDさんが来てくれるのでその時に判明するでしょう)。

鍵で面白かったのは、2セットもらったのですが、そのマークの付け方がいい加減なこと(やっと、さすが!イギリス人は雑だ!と言うときがやってきました)。最も重要な部屋の鍵にはAセットには緑の半カバーがしてってそれ以外はマークは一切ついていません。Bセットにもひとつだけオレンジの半カバーがしてあってそれ以外はなし。当然、その緑とオレンジが同じ鍵と思ってなんど試してもダメ。しばらくして、F社に立ち寄って「利かない」というと3日前に全部試した、必ず空く、ただそのマークに惑わされてはいけないと。だったらその紛らわしいプラスチックのカバーはつけるなよ、と言いたくなります(やんわりと言いましたが)。事実、鍵穴のパターンを2セット付き合わせるとそれらしきものがありました(いまだにBセットを使うときは、どの鍵だったっけと考えます)。

BBとフラットの違いは、BBもいいのですが、やはり生活のパターンをコントロールされているか、自分で組み立てられるかの違いだと思います(せいぜい朝食、掃除に来られる時間、調理ができないということくらいですが)。でもそのほんの少しの違いは結構大きいものですね。自由は完全な自由でないと自由と言えないのかもしれません。

というわけで、到着から計17日目にようやくフラットに落ち着くことが出来ました。でも、ひとつ問題が。このフラットにはインターネットWifiがない(Keble、Wadhamは大学のWifiが利用できました)。(2018.4.17)

★今回の教訓:自由は不自由を味わうことによってその価値を実感することができる。

オックスフォード通信(20)若ゼミ(Seminar 18)の新たな挑戦

今学期2回目のゼミが開催されました(日本時間3pm-6:35pm; イギリス時間7am-10:35am)。

本日は最初からiPadの調子が悪く、TA加藤さんのMacbook Air-Line Videoでのインターネット中継となりました。オックスフォード側は、教育学部のR先生の研究室及びそのiMacをお借りして、Wifiではなく有線でインターネットでつながった状態での接続でした。

朝、6時20分にフラットを出発、目の前を2番のバスが通り過ぎる(よくありますね、マーフィーの法則)も、なかなか次のバスが来ず、慣れないもので一本前のバス停で降りてしまい結構歩いて、直前の研究室到着となりました。鍵は肌身離さず頭からぶら下げ(通信16参照)、私用に作って頂いたアカウントでコンピュータにログイン。ここまでは順調。ただ日本で出来てこちらで出来ていないのがFacetimeでの通信(本日のセッションをしながら、iPadは不安定でダメかもしれない、もう新しいマックを日本で買おうと思いました)。新しいマックならそのマック用のFactimeアカウントを作って(そのためには新しいApple アカウントを作らないといけないかもしれません)、イギリスから発信→同志社女子大学で受信とするとうまくいくかもしれません。

今日のセッションはClassroom Silenceについて。

このトピックは何年か継続して取り組んでいるトピックですが、なかなか解決策が見えきらない重要なトピックだとあらためて実感しました。そもそも授業中に静かにしていることが良くないことなのか(授業中は静かにしろと小学校から散々叩き込まれてきています)、良くないのならどのような解決策が生まれるのか議論しました。NETの立場のKathi先生、ゼミメンバーのディスカッション、TAの加藤さん、若本となかなか豪華な布陣が上手くかみあうようになってきた感じがします。ただ、ほんの少し、時差(LINEの場合、0.5秒くらい)と言葉が途切れることがある、特にこちらが話をしている時は相手の声は聞こえない、などの問題はあります。

またカメラが向いていないところで話をした場合、理解力がグンと落ちるのが分かります(メラビアンの法則)。

いままで対面式で贅沢なコミュニケーションをしていたんだな、ということをmediated communication (Playbookを持っている人は393番です)をしてみて実感しています。

またの機会に課題の提出や確認をどのようにしているか、書きたいと思います。また本日、久々に英語英文学科研究事務室に電話をしてみました。(2018.4.16)

★今回の教訓:バス停の確認はバスの中ではなく一度実地に歩いて確認するべき(帰りは歩いてみました)

オックスフォード通信(19)傘をささない!?

雨が降ります

2月から3月上旬の天気もようやく終わりを告げ来週からは20℃台の天候が予測されています。楽しみです。オックスフォードに来てやはりと思ったことがいくつかあるのですが、その一つに雨でも傘をささないことです。

やはりというのは昔トロントに住んでいた頃、びっくりしたことを思い出したからです。ただ、オックスフォードでの状況はなんとなく納得させられるものがあります。一日の内に四季があると言われるくらい(ニュージーランドもそうでした)天気がコロコロと変わります。イギリスに到着してから本日で19日目を迎えますが、雨が全然降らなかったのは3日くらいだと思います。晴れては雨が降り、曇りになってまた日がちょっとだけ差すという感じです。

要するにこのような天気で傘をいちいち持って歩くのは面倒くさいということなんでしょうか?

それ以上にイギリスに在住の皆さんは雨に濡れることに余り抵抗がないようにも思います。私もブリティッシュに習えということではありませんが、いつもフード付きのウインドブレーカーを着ていて(写真はほとんどこの出で立ち)雨が降ったらすぐにフードをかぶるという感じです。

さすがにひどく雨が降る日があって傘を買おうと思い立ち2000円くらいだしてボタンでぱっと開く傘を買いました(ただこの傘の重たいこと。日本だったら1/3くらいの軽くて便利な傘があるでしょう)。

雨に対する個人差も面白いものです。(2018.4.15)

★今回の教訓:雨が降ったら傘をさそう、というのは日本だけか。

オックスフォード通信(18)歩きタバコをする人が多いことについて

スモーカーに優しい国!?

オックスフォードにはパブが沢山あって、本当にどこのパブに行っても(注:晩ご飯代わりに行っているだけで本格的に飲みに行っている訳ではありませんよ)ビールもご飯も美味しいし、さすが分煙どころか、パブの中ですらタバコを吸う姿はみることができません。必ずパブの外で吸っておられます。

タバコを吸わない身としては素晴らしい、さすがイギリス!と絶賛したくなるのですが、一方で京都市内ではほとんど見ることのない歩きタバコはザラにみかけます。タバコを器用にすいながら歩いておられます。

規則があればそれに従うがなければ構わない(それは日本も同じか!)ということでしょうか。歩きタバコでもsecond-hand smokingの害は同じだと思うのですが。その点、カナダ(トロント)は両方上手くコントロールされていたように思います。タバコについてはイギリスもまだまだなんでしょうか。(2018.4.14)

★今回の教訓: 規制があるからしないのもいいけど、そもそもなぜタバコが規制されているのか考える方がよい。

オックスフォード通信(17)マニュアル車

自動車はイギリスを語る上で欠かせない

オックスフォードでいろいろと不動産業者を回っていろいろな家をみせていただいたおかげでいろいろな不動産業者の皆さんの車(公用車、私用車)に乗せて頂く機会がありました。たいていの場合、Sorry, my car is really messy. などと言われるので、No problemと答えるのですが、結構Problemsがあるの場合もありました(本当に)。

まあ、それはいいにしてもびっくりするのが日本では絶滅した感のあるマニュアル車(mission; gear box car) に乗っている人が多いことです。

B社で乗せて頂いたミニ (Mini)もマニュアル。ああ、昔、鬼の京都の宝ヶ池自動車教習所で仕込まれたあの半クラをしながらぐいぐいギアを変えていきます。見ているとなかなか心地いいものです。私に今、マニュアル車を運転しろ!といわれたら多分できると思います。だって見ているだけで、普段は使わない左足がピクピクしていましたから。

このブログを読んで頂いているこころ優しい皆さんの中にはそもそもマニュアル車って何?と思っている方もいるでしょうね。もちろん、レンタカーを借りる際には真っ先にオートマ、しかも日本車を選びたいと思います(こちらでは、メルセデス、VW、アウディ、FIAT、ミニが多く、滅多に世界のトヨタもNISSANも見かけません。意外です。

ただ、ミニに一回乗せて頂くとすっかりファンになりますね。室内がいかにぐちゃぐちゃでもミニはすごい。ただ帰国後ミニに乗り換えたりしたら、大学関係者はもとより居住地のある亀岡市のH町のみなさんからも総スカンを食らうと思いますので、車に大枚をはたくことは止めておこうと思います)。(2018.4.13)

★今回の教訓:車の免許はオートマでも取っておいた方がいい。将来イギリスで車の運転をする可能性のある人は是非ミッション車免許を。そういえば市役所などの公用車もミッションだったような気がする。

オックスフォード通信(16)研究室について

日本の大学の先生の研究室は恵まれている!?

今回、オックスフォード大学の教育学部のR先生(最近論文や本を沢山出版されておられます。刺激になります)に大変お世話になっています。研究分野が近いということもあり、週に1回もペースでお会いしていろいろと議論しています。自分の研究分野(外国語学習者の個人差、学習者方略、学習スタイル)について専門的な話ができるのは本当に有り難い機会でこれまでの研究を振り返りながら今後の研究の方向についても考えることができるように思います(まだはじめですが)。ここでじっくりと議論しておいて、オックスフォードの街をブラブラしているときに、ふといろいろと思いついたり、ヒントが得られることがあるのが不思議です。

今回の滞在では数が足りないので私のようなVisiting Research Fellowには最初から研究室が割り当てられないのですが、R先生はこころ優しく、必要な時は使ってもらっていいよと、研究室の鍵を渡して頂いています。

教育学部事務室のある建物(といってもヴィクトリア調のお屋敷ですが)の向かいにR先生をはじめ教育学部の先生方の研究室の建物(といってもこちらもお屋敷ですが)があります。

日本と異なっているのは、建物の出入りはすべてIDカード。実は後から知ることになったのですが教室もまたこの研究室棟の中。しかも、教室それぞれもIDカードでロックされていて、トイレに行くにもIDを忘れると戻って来れないそうです(現在博士課程在学日本人院生のAさんの経験)。

ただ研究室は同志社女子大学の1/3程度の広さしかありません。シンクがないのは当たり前のことで、書棚も限られたスペースです。そう考えると同志社女子大学の研究室はいかに恵まれているか実感します。

毎週月曜日のゼミはこのR先生の研究室をお借りしてお送りすることになります。(2018.4.12)

★今回の教訓:日本に帰ったら研究室をもっと整理しよう。まだまだ甘い。

オックスフォード通信(15)紙はA4、そしてプリンタ

ステーショナリーの話

割と(かなり)文房具が好きな(オタク?)私としてはイギリスの特にオックスフォードの文房具事情は興味津々で到着して、住むアパートが決まる前から、文具店には当たりをつけていて、なにつけて中を散策しています。現在私の知る限り、オックスフォードのダウンタウンには2軒あり(RymanとWHSmith)中をちょくちょく見ています。

最初に衝撃だったのがA4です。カナダがLetterサイズの紙を使っていたのですっかりイギリスもそうだろうと思っていたことと、A4というのは日本の規格だと思っていたので、嬉しい衝撃が走りました。まさかここでA4と出会うとは。ノートも全部、A規格です。いいですねえ。うれしい!

ただ思ったほど日本の三菱とかトンボなどのペンはなく(でもUniの最新のペンは£1=150円で売っていました)、見慣れないイギリス又はヨーロッパ製の文具が大半です。

イギリスに渡る前に多くの方にアドバイスを頂いたのですが、中でも日本日本文学科のM山教授には事細かく、優しく厳しくご助言を頂きました’(ありがとうございます!)。中でもプリンタについてのアドバイスは貴重なものでした。到着当初は大学のIDもないので当然大学のコンピュータを利用することもできず、必然的にプリンタも使えない。ところが、到着してから紙にして提出が必要なものは結構あるものです。

例えば、契約が近くなるとアパート(フラットですね)関連でこちらの情報をサマリーにして提出しなければならない(オックスフォードでは、まあイギリスでは、Landlordに家を貸すかどうかの選択権があるのですね(また家探しのまとめで詳細は書かせて頂きます)。すると私が何者で、メールアドレスは何で、どのような仕事をしているか、それこそA4、1枚くらいタイピングして提出しないといけなくなります。手書きが不可(まあ銀行員が手書きでしたら)ということもないでしょうけれど印象を良くしようとするとやはりタイピングは不可欠ですね。

M先生のアドバイスを受けて、私はヨドバシカメラで「最も軽くて小さいプリンタをください」とお聞きして即座にEPSON PX-S5Bを推薦してもらいました。えー、プリンタ持っていくの?という周囲の反対を背に、M先生のお言葉に従って持ってきて本当によかったと思っています。イマドキ、パソコン、インターネット回線、プリンタ、この3つが揃っているとほとんど問題ないですね。ただ、M先生のもう一つのアドバイス「紙ももっていけ!」には忘れたふりをしておいてよかったようです。A4の紙を山のように売っていましたので(M先生のアドバイスは正確には買おうと思ったら500枚の束を買うことになるので要る分だけ10枚くらい持っていっては?でしたが)。

何はともあれEPSONの回し者ではありませんが今回ほどEPSONさんに有り難いと思ったことはありません。しかも、ヨドバシカメラの店員さんが最初のインクはおまけなのですぐになくなるので予備を買っておいた方がいいですよ(実際買いました)という言葉とは裏腹にまだおまけのインクで印刷が出来ています。(2018.4.11)

★今回の教訓:A4は日本だけでなくイギリスでも使われている。ただ、外国に長期に行く際にはプリンタを持参のこと(Kincosはどの街にもあるとは限らない: もよりのKincos-FedExまでは50km、車で43分)

オックスフォード通信(14)インターネット・ゼミスタート!

2018年4月9日、午前7時(日本時間午後3時)、歴史的な瞬間がやってきました。

これまでできるとは思っていましたが実際には本当に実行したことはなかったもの。そうです、同志社女子大学(京都)とオックスフォード大学(イギリス)をインターネットでつないでゼミをするというものです。3月の出発前にTAの加藤さんと2時間くらいかけてリハーサルをしてみたのですが、どうも上手くつながらない。接続方法は以下の通りです(改善のアドバイスがあればお願いします)。

同志社女子大学純正館、S506教室(例の教室です) – オックスフォード大学Wadham College Dormitory(部屋探しの間、10日間に渡り滞在させていただく、University B&B利用)

機材設定:
同志社女子大学側:iPad mini (三脚、アダプタでHDMI接続でPanasonicのプロジェクタに接続=小スクリーンにオックスフォードの画面を映す)ー Facetime(加藤さんに若本のFacetimeに接続をしてもらう)

オックスフォード側:最初はMacProで試すが、MacProでFacetime受信が出来ず、仕方なく、iPhone Xに切り替えて、Facetimeで受信。

結果:
(ゼミ前半:15:00-16:30)
画像が途切れることもなく音声もiPadの近くのものは聞こえるが、iPadから離れると判別が難しい。またiPhoneの画面は小さく、横にしても同女側の画面は小さく、ゼミメンバーを判別静ライ状況。ただ私の声が同女側に綺麗に聞こえているらしいのはgood news。

また一方的に電話で話をしている感じがあり、ゼミ全体に話しているという感じにならない。まして英語で話すとその印象が強くなってしまう。また前半は三脚がなかったためイスの上に置かれた(そのような写真がありました)状況ではゼミメンバーの声が一層聞こえにくい状況。

朝ご飯の時間が終わりそうなので、ダッシュでWadham CollegeのHallへ。4分間で食べきって部屋に戻りました。

(ゼミ後半:16:48-18:40)
ゼミの後半ではTAの加藤さんのコンピュータに切り替えて(iPadは充電しながらでもバッテリーがどんどん減り、この時点で残り10%程度しかなかった)、LINEビデオで、私のMacBookProと接続。やはりコンピュータでみると(オックスフォード側の)画面が固定され、ラップトップ全面に映し出されるのでiPhoneとは格段の違いがありました。ただ音声については聞き取りにくいこと、画面が固定されるので映っていない人が話をしているとなぜか理解しずらい状況がうまれました。

1ヶ月ぶりにゼミメンバーとお会いして(画面上ですが)、涙がでるくらい嬉しい気持ちになりました。やはりゼミはいいものですね。オックスフォードに来てからも毎日あたらしい人達にお会いしていますが、ゼミは私にとって特別の意味をもっていることを再認識しました。このゼミというとき、現役の若ゼミ18期生だけでなく、卒業されたゼミメンバーが含まれるのはもちろんのことです(注1)。

インターネット利用のゼミ、今年1年間かけて上手く発展させたいと考えています。特に、コミュニケーションを上手く図る方法を考えながら、一方でコミュニケーションとは何かということ自体についても考えたいと思っています。

ここまでできるようになったのも多くの方のご支援のおかげです。特に、授業を一緒にサポートして下さっているS. Kathleen Kiao教授をはじめ、池ノ内表象文化学部事務長、三浦さん(英語英文学科事務室)、同志社女子大学情報ネットワーク課ヘルプデスクの皆様、英語英文学科の先生方、英語英文学科事務室の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

これからもご支援の程、どうぞよろしくお願いします。(2018.4.10)

注1:インターネット利用のテレビ会話は図らずも昨年 (2017) 10.29に父通夜の際、5期生の同窓会が開かれることなっていたのを失念していて、LINEビデオで同窓会会場とつないだのが直接のキッカケになっている。更に遡ること1ヶ月前、初めてぎっくり腰になり(寝ている間です、朝起きたら動けませんでした)学科会議の打ち合わせをどうしてもする必要が会った際、三浦さんのLINEと結んで1時間にわたり会議の準備をしたことがその前段階となっている。

★今回の教訓:インターネット利用のコミュニケーションはとても興味深い。探求すべき重要なトピックと認識。一方でゼミを通した人とのつながりは代えがたいものがある。これからも大切にしてゆきたいと再認識。

オックスフォード通信(13)銀行口座開設(2)

銀行口座開設最終章

Eさんのアドバイスはメガバンは4つあるので、B銀行はあきらめてその横のH銀行にいってみてはというものでした(あれほどB銀行は大丈夫だと言っていたのに、臆することなく悪びれることなく前言をひっくり返すことが出来るのはさすがにグローバルの資質ですね[オックスフォード通信12参照])。

B銀行はOxfordといい関係にあるから大丈夫という前言をいとも簡単にひっくり返すのにはビックリしましたが、同じ書類を持って行ってどうような反応があるのか興味がったので翌日(実は同じ日に行ったのですが、15:30までに来なくてはいけないということでその日は断念しました)12:30頃にB銀行支店の2軒となりのH銀行へ。行くと、まず雰囲気がすごくFriendlyであることに気づきました(ノンバーバルコミュニケーションです)。笑顔の行員が近づいてきて書類の簡単なチェック。OK、2-3分待っていて、今昼ご飯を食べているからとのこと。実際には6分くらいまっていると、Manuelaさんという若い女性行員のオフィスへ(B銀行は個室ではなくてCubilceでした)。

雰囲気からして大丈夫、または問題があっても何とかするよ、口座を開かせてあげるよ、いや口座開設のお手伝いを全力でさせてもらいますよ、というのが言葉の端々から伝わってきました。私はさらにハードルをあげて、最初からクレジットカードもあわせて作りたいと言っておきました(イギリスの銀行のクレジットカードがあるとiTuneなどで便利です)。クレジットカードはさすがに難しいねえ、分からないと言っていましたが、話をしているなかで、行けるよという話に。1時間くらいかかるけどいい?ということで口座開設が始まりました。

まずPart 1が銀行口座、Part 2がクレジットカードです。ポイントはOverdraft、つまり支払い超過になった際の利率がどれだけになるか、そひてその利率がかかるのがいつからか、ということでしした。紙に図解をしながら分かりやすくManuelaさんは説明をしてゆきます。恐らくスペイン系の移民2世だとおもわれますが(多少スペインダイレクトがありました)英語はクリアで分かりやすいです。面白いのは話が済んで同意したところで、飛行機の安全装置についてのビデオ説明のように、インターネットの画面で確認ビデオを観るところ。Part 1, 2とも見せられ質問があればその場でしました(同席の妻は英語のよいリスニングの勉強になったわ、と感激していました)。

ただ問題になったのが契約書で印刷したものが必要とのことで、iPhoneのメールを何とか転送しようとしたのですが、DocuSign(後日時間があれば書きます)というインターネットサインシステムを使っているので普通のドキュメントのように印刷できないんですね。Manuelaさんはその文書をみるためにそのソフトまで自分のコンピュータにインストールしてくれてなんとか彼女のコンピュータで文書を出すことが出来たのですが、今度はその文書の印刷が出来ないのですね。これはスクリーンショットしかないと、私がF12キーを押して画面キャプチャーをしようとするのですが、さすがにセキュリティーの関係でその機能が無効になっていました。

でもあきらめることなくいろいろと一緒にしている内に何とかPDFにたどり着き、印刷しようとするのですが、なかなかそのページが出て来ません。だって、契約書って40ページくらいあるので、日本でもそうですが、関係のないページを印刷することほど、もったいない!と心が痛むことはありません。あ、また違った(何ページ目かなかなか分かりません)を繰り返すこと5回目くらいに、Yes! という喜びの言葉が。文書が整いました。

B銀行はこの手間をかけてくれないのですね。scaffoldings=足場かけ、という言葉がありますが、条件の整わない場合には、その手伝いをしてあげるかどうか、これがビジネスでも教育でも分かれ道になると思います。条件の整った好条件の人だけを相手にビジネスをしているのが恐らくB銀行なんでしょう。でも50年先にB銀行がどのような姿になっているか、私には何となく想像できるような気がしました。大学でも同じですね。なんでもかんでもではなくて、ほんの少しお手伝いをしてあげるかどうか、これは日本人、英語のネイティブ・スピーカーに関係なく、その人のスタイル、又はビリーフに関わることなんだと思いますが、重要なことだと思います。

ざっと、3時間後(1時間を大幅に超過、こんなに一人のカスタマーに時間をかけていいの?と思うくらい)全てが完了しました。それまでに、インターネットバンキングのアカウント設定、パスワード設定、おまけにスマートフォンでのバンキングの仕方、ソフトのダウンロード(そうそうH銀行のWifiまで丁寧に教えていただきました。ただ、この日に限って、iPhoneの充電をするのを忘れ、残り6分くらいの電源残量で、ずっとヒヤヒヤしていました)、アクセスの仕方(XではFace IDでログインできます。文字通り顔パス、この辺りはUKは最先端ですね)まで全部一緒にやってくれました。最後に£100預けると言っていたわね、といってもうこの場所には帰ってこないからと荷物をまとめて、ATMへ、さっとその£100を預け入れしてくれてスマホの顔パスで確認、入金完了となりました。

Manuelaさんとは笑顔で握手をして銀行口座開設の幕は降りたのでした。

(2018.4.9)

★今回の教訓:相手に言われるままではなくて、他の銀行はどうだろう、などと少し余裕を持って他の可能性を試してみること。また、前言を翻すことはそれほど恥ずかしいことでも相手に誤り倒すことでもない。でも日本人ならではの対応の方がいいような気もする。

オックスフォード通信(12)銀行口座開設

新生活スターアップ第3章

家が決まると次のステップは銀行口座開設。簡単と事務室のEさんに聞いていたので、軽い気持ちでB銀行へ。まずビックリしたのが待ち順番は「顔で覚えておく」ということ。5-6組待っていたが(家族連れを含めて)要するに私がラストで次に来た人の「前」ということを覚えておくということ。さて30分くらいまってMartinが私達の対応をしてくれました。口座開設をしたいというとSureと快い返事。うまく行くと思ったのはつかの間で、Martinの顔が曇ってきました。まずい。このような良い方向に行っているか、まずいかというのはノンバーバルコミュニケーションで分かるものですね。

パスポート
BRP(住所証明)
大学からの招聘状
給与所得証明
銀行残高証明
入居に際しての手付金払込情報
契約書(デジタル)

普通これだけあればOKなんだとおもうけれど、新住所を証明するものとして、(1)新住所へ送付された水道、電気などの公共料金の請求書、または(2)日本の銀行が発行する残高証明で新住所に郵送されたもの+IBANコード付き。このどちらかがないとどうしても口座が開けないとのことなんです。「話が違う」(今回のオックスフォードではそれほど多く感じなかったがでも時々あった)とおもって、そうだ事務室のEさんに電話してMartinと話をしてもらおうと思いました。話すこと3-4分、それでも結果的には何もラチがあかず、ダメとのこと(Eさんさっきと話が違うよ)でした。

じゃあ、どうしたらいいの?と思ったのですが、(2)をしろという。じゃあということで、どのような条件の書類を作ってもらったらいいの?とMartinに聞くと、下に行って紙をとってくるので書いてあげるというのです。聞き間違いで下に行ってコンピュータのコピーをしてくると言ったと思ったのです。

またまたびっくり。本当に紙を一枚持ってきて、コンピュータの画面を鉛筆で写し始めました。それなら私でもできる(だって一緒にその画面を見ているのだから。写メをとったらおわりじゃないですか)。またMartinが一生懸命書いてくれたのはいいのですが、ネイティブが字が下手というのはALTの板書で痛いほどよくわかっていたのですが、象形文字のようなデザイン文字で判読が大変でした。

でもMartinの努力に感謝して、その規則がんじがらめは日本のM銀行とよく似ているなあ、さすがイギリスもメガバンは融通が利かないなあと思いながら銀行を後に。その足で日本のM銀行に国際電話をしたところ(今回は時差なし)、そのIBANコードはつけられません、明細は日本語でする設定になっているので、まず英語にするように申請をしなければいけない(確か、日本で郵送かないかで申し込むように言われたと思うのですが、あきれ果てていたのでほとんど上の空)、これはダメだと思いました。携帯の本契約にも銀行のデビットカードが要るし、待っていられません。さて。

(2018.4.8)

★今回の教訓:グローバルとは英語が通じるとか通じないとかそのような次元よりも、どのような状況にも動じない心を持つことだと実感。いい勉強をさせて頂いています。